いなばゆみ

2023.8〜上海駐在妻/助産師/日常エッセイ 今できることをコツコツ積み重ねる 料理…

いなばゆみ

2023.8〜上海駐在妻/助産師/日常エッセイ 今できることをコツコツ積み重ねる 料理/中国語/英語/写真/カメラ/筋トレ/ヨガ

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  • 上海生活日記

    上海生活を記していく。

  • 私の好きなもの記録

    好きな映画、ドラマ、アニメ、本などの記録。

  • メンタルの成長痛日記

    Mrs.Green Appleのダンスホールにある、「メンタルの成長痛」。新たな気付きや発見を書いていく。

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上海駐在妻の2年間の目標

上海に来て8ヶ月が経った。これまでは、上海生活に慣れることがまず第一目標であり、焦らずゆっくり慣れること、家事をして料理をすること、noteを書くこと、中国語を勉強すること、旅行へ行くこと、ドラマを見ること、など自分の心の声に従って流れるように生活をしてきた。生活に慣れてきた今改めて、今後2年間の過ごし方の目標を整理することにした。 ①健康的な生活を続ける 運動・睡眠・食事身体の健康が何よりも大事であるため、2年後無事に帰国するまで健康に意識して生活する。 <運動> 毎日

    • 上海のジブリ展に行って感じたこと

      「上海でジブリ展をやっている?!」 と上海の日本語新聞を読んで知った私は、早速チケットを取って行ってみた。 宮崎駿監督が好きな父の影響で、小さい頃からジブリ作品を見て育ってきた私は大のジブリ好き。 これは行かなければ!と半ば使命のように感じて会場へ向かった。 中国語でジブリを「吉卜力」と書くらしい。そのまま中国語の発音で読める当て字になっていて面白い。 展示の名前は「吉卜力工作室物語」。 直訳すると、スタジオジブリの物語?かな。 展示会場に着いたら「好久不见我的朋友们

      • 私が3つの言語を学ぶ理由

        私は今3つの言語を学んでいる。 中国語、英語、そして日本語の3つだ。 それぞれの言語に触れて学ぶことは楽しいのだが、それぞれの言語にちゃんとした理由がある。 まずは、noteを書きながら向き合っている日本語について。 日本語 自分の感情や気づきを言語化したい。 自分の考えをちゃんと相手に伝えたい。 失敗して学んだことなど客観的に自分のことを見れるようになりたい。 今後挑戦したい目標を言葉にして叶えたい。 自分の言葉が誰かに届いて、それが何か心が動いたら嬉しい。 希望や愛

        • ベトナム女子3人旅とまさかの一人旅

          今年の一月。私は日本に住んでいる女友達2人とベトナム旅行に行ってきた。行き先はベトナムのダナンとホイアン。ダナンは海が近いリゾート地で、ホイアンはランタン祭りが有名なところだ。一月はちょうど雨季の終わりかけで、気温もそこまで暑くなく旅行しやすい季節だった。 去年の夏頃からこの旅行計画は立てていたのだが、私は上海での生活がどうなるかわからなかったので、行くかどうかの返事ができていなかった。 上海に来て3ヶ月目に再び声を掛けてもらえたが、行っていいのか悩んでいた。 今働いていな

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        上海駐在妻の2年間の目標

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          HSK3級を上海で受験した

          去年から中国語の勉強を始めて約半年経ち、私は実力を試すためにHSK3級を受験した。 上海での受験の仕方と受験勉強、受験してどうだったかをまとめてみる。 日本ではスピーキングの試験はないが、中国ではHSK試験(リスニング試験と筆記試験)と合わせてスピーキング試験であるHSKKも合わせて申し込むようになっている。 目安としては、 HSK3級+HSKK初級 HSK4級+HSKK中級 HSK5級+HSKK高級 を合わせて受験するようになっている。 私は今回、HSK3級とHSKK初

          HSK3級を上海で受験した

          「虎に翼」を見て考えたこと

          私は朝ドラを今までリアタイをしたことがなかった。通学や通勤で8時台に家にいることがなかったので、そもそも見ることができなかったし、15分の短いドラマを見ると次回が気になってしまって見続けられないと思っていた。 しかし上海に来て、「あまちゃん」を去年初めて見て、朝ドラの面白さに気づいてしまった。15分の中に詰め込まれる展開が絶妙だ。 ドラマ好きの友達から今年の朝ドラは面白いよと言われて、4月から見始めた。初めてのリアタイ朝ドラ。 それが今話題の「虎に翼」である。 これは

          「虎に翼」を見て考えたこと

          没入型演劇《不眠之夜》sleep no more を体験した

          上海にある、没入型演劇の《不眠之夜》sleep no more に行ってきました。 夫からの「ニューヨークと上海にしかない」「セリフなしの没入型演劇」という前情報だけを頼りに当日を迎えました。 終わってから調べたところ、イギリスの劇団によって作られたイマーシブシアターで、ニューヨークと上海で公演しており、主にシェイクスピアの『マクベス』という戯曲に基づいてその世界に入り込んだように体験できるショーということでした。 南京西路駅の近くにある、 THE McKINNON H

          没入型演劇《不眠之夜》sleep no more を体験した

          結婚2年目、私は家出をした

          結婚2年目の春、私は家出をした。 私はこんなに突発的に何かをすることはなかなかない。いつも石橋を叩いて渡るタイプだから、無駄なことは極力しないように生きてきた。 でもその時は「私は今家にいたらダメになる」と当日から泊まれるホテルを調べて予約した。午後3時、夫がいない時に三日分の荷物をリュックに詰めて家を出た。 家から遠いホテルまでは行くのが大変だったので、隣駅にあるホテルにした。近すぎる徒歩圏内。お値段は一泊一万円。決して安くはないが、もう行くしかなかった。日本にいたら

          結婚2年目、私は家出をした

          病院で身に付いたブラインドタッチの技術

          私は病院で助産師として5年ほど働いた中で、基本的な看護技術と助産技術を習得することができた。 そして副産物としてさらにブラインドタッチができるようになっていた。 入職当初の私は、キーボードのアルファベットを見てとてもゆっくりにしか文字を打つことができなかった。そして、デスクトップの文字を見て間違えた!と気づいてまた削除して書き直すので、一文を書くのにも時間がとてもかかった。しかし、そんな悠長な時間は勤務時間の中で確保できないことが段々とわかってくる。 勤務時間の中でやら

          病院で身に付いたブラインドタッチの技術

          今年見た作品30

          2024年に入ってから見た映画、ドラマ、アニメをまとめてみる。今日までで30作品だったので、今年中の目標まではあと70作品。 <中国作品> 1.流星花园2018(上海版花より男子も最高だったけどやっぱり本家が好き) 2.シンデレラはオンライン中!(オンラインゲーム恋愛にハマらず途中リタイア) 3.下一站是幸福(バリキャリの恋愛ドラマ) 4.功夫熊猫4 5.ラスト・エンペラー <邦画> 6.BAD LANDS 7.羊の木 8.ツユクサ(小林聡美さんと松重豊さんの掛け合いが素

          今年見た作品30

          中国に来て寛容になれた

          中国に来て、日本では無意識に色々なことを気にしていたことに気づかされた。そして少し寛容になれた気がする。 一つ目は店員さんの態度について。 中国ではお店に入ると「いらっしゃいませ〜」と言ってくれるが、それまでは座ってスマホをいじってることが多い。接客する時以外は別のことをしているが、会計の時はちゃんと会計をしてくれる。日本ではずっと立ってて、スマホを触っている店員さんを見たことない。 今年の1月、日本の友人とベトナム旅行に行った時、ベトナムでは店員さんがおしゃべりしててな

          中国に来て寛容になれた

          夫の出張、妻は外食研究員

          夫が出張に行くことになった。日本に4日間帰ることになった。 私はその間、食事のことは自分の分だけ考えればよい自由が手に入った。 でも誤解してほしくないのは、夫といる時の食事はとても楽しい。毎日食材を使って、どう美味しく食べるかを考えて色々な料理に挑戦したり、美味しく出来た時は嬉しい。そして夫が「これ美味しい」と言ってくれるのはとても幸せな瞬間だ。食事を共にする時間も大好きだ。 だけど、自分のことだけ、自分の食べたいものだけを考えられる時間もまた、自由で幸せな瞬間なのだと

          夫の出張、妻は外食研究員

          新しい習慣【3年日記を書き始めた】

          私は3年日記を書き始めた。 ふと上海のLOFTを物色していると、目に留まった『3 year diary』。 1ページごとにその日付の日記が書けるようになっていて、3年分書き溜めたら、ある一日の3年間の変化が一目で分かるようになっている。 そして表紙は"京織"という、西陣織の技術が活かされた、可愛くておしゃれな模様に惹かれてしまった。 だけどお値段なんと、298元(約6000円)。 うわあ、高すぎる。 日本だったらおそらく半分くらいの値段で買えるから即決で買っていたのに。

          新しい習慣【3年日記を書き始めた】

          「世界のどこかでまた会おうね」

          友人が上海に出張で来てくれた。 高校時代に知り合って、社会人になってからも仲良しの友人だ。 久しぶりに会えるということで、私は1ヶ月前からソワソワしていた。 友人と再会するや否や、 わー!!!久しぶりー!!!とハグ。 一緒にご飯を食べて、時間の許す限りの会話をした。 日本で出会って、今は上海にいる不思議な感覚。 友人もまた別の国での駐在になる可能性を教えてくれた。 そしたら今度は私がそこに会いに行くよ、と言ってそんな未来を想像して楽しくなった。 お腹も心も満たされ

          「世界のどこかでまた会おうね」

          映画館デビューin上海

          なかなか初めの一歩が出なくて、尻込みしていた映画館。 まずそもそもどんな映画やってるか分からず、 一度映画館に入ってみたけど知らない映画ばかり、 中国語がメインだから見ても分からないだろうという諦めを言い訳にして映画館を後にしていた。 上海に来て半年経った今、 少し中国語が分かるようになってきたと自負して、意を決して映画館に再度赴いた。 まずはwechatで映画館のアカウントにアクセス。 今上映されている映画を知ることができて、 よし!これなら分かるかなと思って、“功夫

          映画館デビューin上海

          彩りある人生にする

          年明けすぐに、会社の上司のご家族とお食事を食べに行った。そこで駐妻の先輩である奥様にお会いした。 その方がおっしゃっていた。 「最初の方は、なんでここにいるんだろって考えてた時期もあったけど、それはもったいなかったと思う。あれしなきゃとか考えないで、今できること、出歩いたり旅行したり楽しんだ方がいいよ」 誰でも最初は悩むんだなと安心して、自分も楽しむための彩りをつけていこうと思った。 それから夫とも話し、 週末にプチ旅行を始めた。 上海から高鉄で行ける、蘇州と杭州。

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