髙安カミユ(ミジンコまさ)

長谷川慶太郎・渡部昇一・ハイエク・クラウゼヴィッツ・レヴィストロースから影響を受けた。…

髙安カミユ(ミジンコまさ)

長谷川慶太郎・渡部昇一・ハイエク・クラウゼヴィッツ・レヴィストロースから影響を受けた。1年間でtwitterのフォロワ数は5万人超。ネット界叩き上げの保守系論客。保守系の立場から発言中。フォロバ100%。 amazonアソシエイツの参加者です。

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自由競争を忘れた現代の企業家たち

今まで利権や既得権益に群がる自民党を批判してきたが、そもそも利権や既得権益にしがみついているのは自由主義を忘れた企業家たちだ。 もちろん全ての経営者ではないが、自由競争を恐れ、市場原理を恐れ既得権益にしがみついて生き伸びようとする経営者がいる。中国人留学生がいないと経営が成り立たない地方の私立高校や私立大学も良い例だ。評価されない学校は定員割れし消える運命であるという根本原則に、政治の力で無理やり延命している。政治に甘え、政府に保護してもらおうとしている。移民政策も、人件費が

    • シュペングラーの指摘~民族の原型・日本人の原型~

      オスヴァルト・シュペングラー 日本では、あまり聞いた事のない人物かもしれない。 ただ彼の著作『西洋の没落』という本の名になると、もしかしたら、どこかで聞いた方もいるかもしれない。 彼は、第二次世界大戦がはじまる前あたりに亡くなったドイツのの文化哲学者であり、歴史学者だ。 彼の主張は非常にユニークであり、後の時代に多くの影響を与えた。ヨーロッパの歴史家で彼の影響を受けていない人はいないであろう。 ハイエクも著作の中でシュペングラーを何度か引用している。 今回は彼の首長の一端を紹

      • 中露首脳会談共同声明を読む

        中露首脳会談が中国で行われた。 そして共同声明が出された。 メディア向けの共同声明を全訳し、気になるところを太字で表したものを下段に記載した。 共同声明は気をつけて読むと重要な今後のヒントが隠れている。 下記の声明は意外と長いので、重要と思われる個所をあげると下記の通りになる。

        • 失われた30年の嘘~経済がダメになったのはアメリカだった~

          『失われた30年』とメディアが口をそろえて訴えている。 だからこそ、この言葉を少し疑ってみてほしい。 日本は、本当に『失われた30年』を経験していたのだろうか? そして、アメリカは、賃金を上昇させ反映し続けてきたのだろうか? まずは、世界の平均賃金の推移を見てみよう。 グラフの一番上の緑はアメリカの推移、赤い線は日本を表している。 ご存じの通り、日本は、あまり変化がない。 一方、アメリカは、1990年と2020年を比べると、2倍近く増加している。 これを見て、日本は貧しくな

        自由競争を忘れた現代の企業家たち

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          「スタンダードプラン」に参加すると最後まで読めます

          今まで利権や既得権益に群がる自民党を批判してきたが、そもそも利権や既得権益にしがみついているのは自由主義を忘れた企業家たちだ。 もちろん全ての経営者ではないが、自由競争を恐れ、市場原理を恐れ既得権益にしがみついて生き伸びようとする経営者がいる。中国人留学生がいないと経営が成り立たない地方の私立高校や私立大学も良い例だ。評価されない学校は定員割れし消える運命であるという根本原則に、政治の力で無理やり延命している。政治に甘え、政府に保護してもらおうとしている。移民政策も、人件費が

          自由競争を忘れた現代の企業家たち

          シュペングラーの指摘~民族の原型・日本人の原型~

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          シュペングラーの指摘~民族の原型・日本人の原型~

          中露首脳会談共同声明を読む

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          失われた30年の嘘~経済がダメになったのはアメリカだった~

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          自由主義と民主主義 守るべきものはどちらか?~今、世界が失いつつあるモノ~

          「スタンダードプラン」に参加すると最後まで読めます

          自由主義と民主主義は、どちらも同じく重要であり、どちらが重要かを論じるなんてオカシイと、貴方は考えるかもしれない。 確かに世界が正しく動いている時は、つまり正しく民主主義が機能していれば、自由は保障されているように思える。 そしてメディアも政治家も民主主義は犯してはならない不可侵な制度であるかのように崇めている。 そして、ここにワナがある。 そもそも民主主義なんていう思想は、この世に存在しないのだ。 democracy(デモクラシー)を、『民主主義』と訳した事が世紀の大誤訳だ

          自由主義と民主主義 守るべきものはどちらか?~今、世界が失いつつあるモノ~

          日本人が知るべき戦争の定義~クラウゼヴィッツ『戦争論』より~

          「スタンダードプラン」に参加すると最後まで読めます

          クラウゼヴィッツの著した『戦争論』には、戦争の本質が書かれている。今こそ、日本人は戦争の本質を理解し備えるべき時だ。 また、戦争論を読む事で、世界が見えてくる。 ーあの指導者は何を考えているのか? ーあの指導者はミスを犯したのでは? そんなヒントを『戦争論』は与えてくれる。 とは言うものの翻訳版では上中下の三部作に及ぶ『戦争論』を、たった数千時で解説する事は不可能であるし、おこがましい。 今回は、戦争の定義を中心に語りたい。

          日本人が知るべき戦争の定義~クラウゼヴィッツ『戦争論』より~

        記事

          自由主義と民主主義 守るべきものはどちらか?~今、世界が失いつつあるモノ~

          自由主義と民主主義は、どちらも同じく重要であり、どちらが重要かを論じるなんてオカシイと、貴方は考えるかもしれない。 確かに世界が正しく動いている時は、つまり正しく民主主義が機能していれば、自由は保障されているように思える。 そしてメディアも政治家も民主主義は犯してはならない不可侵な制度であるかのように崇めている。 そして、ここにワナがある。 そもそも民主主義なんていう思想は、この世に存在しないのだ。 democracy(デモクラシー)を、『民主主義』と訳した事が世紀の大誤訳だ

          自由主義と民主主義 守るべきものはどちらか?~今、世界が失いつつあるモノ~

          日本人が知るべき戦争の定義~クラウゼヴィッツ『戦争論』より~

          クラウゼヴィッツの著した『戦争論』には、戦争の本質が書かれている。今こそ、日本人は戦争の本質を理解し備えるべき時だ。 また、戦争論を読む事で、世界が見えてくる。 ーあの指導者は何を考えているのか? ーあの指導者はミスを犯したのでは? そんなヒントを『戦争論』は与えてくれる。 とは言うものの翻訳版では上中下の三部作に及ぶ『戦争論』を、たった数千時で解説する事は不可能であるし、おこがましい。 今回は、戦争の定義を中心に語りたい。

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          ナチス台頭の真の理由~ハイエクの指摘~

          ナチスが台頭した理由は一般的には、 ・第一次大戦でドイツが負け、戦後処理に失敗したから ・第一次大戦後にドイツ経済がひっ迫したから ・ドイツに国粋主義が高まったから などと言われている。 どれも一理あるのだが、どれも核心ではない。 そう言ったのはフリードリヒ・ハイエクだった。 ならば、何がナチスに力を与えたか?

          ナチス台頭の真の理由~ハイエクの指摘~

          『プーチンの頭脳』アレクサンドル・ドゥーギン~これでプーチンの考えも読める!~

          アレクサンドル・ドゥーギンは、ロシアの政治思想家、哲学者だ。 『ロシアの保守派』と呼ばれているが、保守派といってもロシアの場合は、スターリン再評価を意味するから注意が必要だ。彼は、自由主義や民主主義、個人主義、グローバリズムや欧米のリベラル思想を強く批判している。グローバリズムを批判しているから、日本の保守派の味方と思ってはならない。彼は「プーチンの頭脳」とも呼ばれており、プーチンも基本的には彼と同じ考えだ。だから、プーチンもグローバリズムを批判するが、自由主義や民主主義には

          『プーチンの頭脳』アレクサンドル・ドゥーギン~これでプーチンの考えも読める!~

          気概はハンガリーに学べ~タッカーと、ハンガリーの政治部長バラージュ・オルバン氏の対談~

          タッカーと、ハンガリーの政治部長バラージュ・オルバン氏との対談は面白かった。6分間の対談で、本編はタッカーのサイトでしか見れず、本編のトレーラー的な映像ではあるのだが、この6分間の中には、日本のメディアが決して報じない情報や知識が詰まっている。 ハンガリーは西ヨーロッパで、ただ一国だけ移民を拒否した国だった。 そのことでワシントンはハンガリーを毛嫌いし、ハンガリーの事を『恐るべきファシスト、神権的な警察国家だ』だと非難している。 そんな事には動じず、毅然とした態度でワシントン

          気概はハンガリーに学べ~タッカーと、ハンガリーの政治部長バラージュ・オルバン氏の対談~

          信長と秀吉が示したもう1つの武士道

          武士道とは何か?これを話し始めると、人により色々な表現が出てくるだろう。ただ誰でも真っ先に思い浮かびそうな言葉は『武士道とは死ぬことと見つけたり』ではないだろうか? これは、江戸時代中期に書かれた書物で、肥前国佐賀鍋島藩士・山本常朝が武士としての心得を口述し、それを同藩士田代陣基が筆録し、まとめた本、『葉隠れ』からの引用だ。『生命の危険や死への覚悟を持ち、戦闘や義務を果たす覚悟が重要』という意味と言われている。 しかし、信長と秀吉が示した武士道は、少し異なる。 まず、織田信長

          信長と秀吉が示したもう1つの武士道

          Eva Vlaardingerbroek伝説のスピーチ~Dear Western World~

          彼女は、グローバリズムに異議を唱え、ヨーロッパを憂うオランダの愛国者だ。影響力のある彼女のような人物が、多文化共生に異議を唱え、国境の無い社会に異議を唱え、あふれる移民・難民に異議を唱えてくれる事は非情にありがたい事だ。 今、世界はおかしな方向に進んでいる。 日本でも総理大臣が、国民に外国人と多文化共生を強制し、LGBT理解を促進している。世界が、国境の無い世界、個性も文化も無い単一の世界になろうと動いているように見える。 かつて陰謀論と言われたグレート・リプレイスメントも、

          Eva Vlaardingerbroek伝説のスピーチ~Dear Western World~

          虐げられるアメリカの白人

          アメリカで白人が虐げられている。 彼等は発言権を失い、逆に白人が差別されている事に何も声を上げられない状態となっている。しかし、徐々にだが、それがオカシイ事を主張する人が現れてきているようだ。 今回は、タッカーの番組に出演したジェレミー・カールとタッカー氏とタッカーのやり取りを翻訳してご紹介したい。 20分以上の動画で、文字数が多かったので、字幕ではなく、対話を翻訳した。文字を起こして翻訳したら3時間ほどかかったため、Xで無料で公開するのが惜しくなった(^_-)-☆ だから、

          虐げられるアメリカの白人

          補選結果が示した真の敗者

          補選の結果を、東京15区だけ見ていても何も見えない。 島根1区と長崎3区も踏まえて今回は見てみたいと思う。 まずは、結果のおさらいから。 おさらい部分は、目新しい内容ではないので無料公開部分とする。 この記事のメインテーマは、『真の敗者』である。 自民党が敗者であった事は明らかだが、それ以上に敗者となったのは別の政党だ。その政党とは? ■島根1区の結果立憲圧勝の結果だった。 私の想定では、差は1万票ほどと考えていたが、2万千票近い差となった。 出口調査の結果では、立憲に投票

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          愚か者と呼ばれた捕虜~ダグラス・ブレント・ヘグダール~

          ダグラス・ブレント・ヘグダール(1946年9月3日生まれ)は、ベトナム戦争で捕虜となったアメリカ兵だ。 ベトナム戦争中に乗船していた船が5インチ砲の攻撃を受け、爆風で彼は吹き飛ばされ、海に投げ出された。そして海上で漂っている所を、ベトナム民兵に引き上げられ、彼は捕虜収容所に送られたのだった。 元からなのか、爆風で吹き飛んで頭を打ったからなのか、ヘグダールは読みも、書きもできなかった。ベトナム兵は、ヘグダールを当初、諜報員かと疑ったが、あまりの知能の低さに、その疑いは直ぐに晴れ

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          新しい利権 検閲産業複合体

          SNSでのデマや誹謗中傷を問題視する政治家が多い。確かにデマや誹謗中傷は問題が、それがデマや誹謗中傷である事を誰が、どのように決めるべきなのか?この点を問題視する人が少ない。 発信者側にも言い分はあるだろうし、対象となった人にも言い分はある。 だから本来なら司法の場で決するしかないはずだ。 しかし、そのデマや誹謗中傷を裁判所以外の組織が決定するという動きがある。その検閲をさせる組織の事を『検閲産業複合体』と呼ぶ。 どのように検閲させるかと言うと、政府、NGO、学術機関の連携で

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          コールドウェルの世界とプア・ホワイトの時代

          アースキン・コールドウェル(Erskine Preston Caldwell、1903年12月17日 - 1987年4月11日)は、割と最近までご存命だったアメリカの小説家、短編小説家だ。日本では、あまり知られていないが。『Tobacco Road(タバコ・ロード)』という映画が有名だったぐらいかもしれない。アマプラとNetFlixで探したが、amazonに唯一、DVDがあるだけだった。残念ながら高い… 彼の長編小説『Tobacco Road』と『God's Little

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