「IPの可能性を広げ、世界に衝撃と感動を」というビジョンを掲げる株式会社Wunderbar（ヴンダーバー）。そしてWunderbarが提供するサブスク型オンラインキャスティングサービス「Skettt（スケット）」は、日本のみならず世界中の展開を目指しています。

フィリピンを拠点に取締役CPOを務める伊藤は、「Sketttをスケールさせ、新規事業をグローバル展開していきたい」と語ります。今回は伊藤に、フィリピンチームの働き方やグローバル展開への野望について語ってもらいました。

Sketttのスケールと新規事業の世界展開を目指して

ー Wunderbarがフィリピンに拠点を置いている理由を聞かせてください。

僕がフィリピン在住であることがきっかけですが、理由はサービス開発のメリットが大きいからです。Sketttの開発はフィリピンのエンジニアに依頼しています。彼らは作業スピードも早いしコミュニケーションもスムーズで、本当に優秀なんですよ。

僕が海外に目が向いたのもフィリピン留学がきっかけでしたし、過去には株式会社LIGのフィリピン支社で2年間働いていました。僕にとってフィリピンは、思い入れのある特別な場所です。

ー フィリピンのチームはどのように立ち上がったのでしょうか？

最初は前職のLIG時代に一緒だったメンバーを中心に、2人で開発を進めてもらっていました。その後徐々にメンバーを増やして、今に至ります。Wunderbarの想いに共感してくれていて、立ち上げ時からずっとフルコミットしてくれている人もいます。

ー チームメンバーはどのような環境で働いているのでしょうか？

基本的にはずっとリモートワークで、みんなセブやマニラなどの各地で働いています。3ヶ月に1回の頻度でセブ島のコワーキングスペースに集まって数日間一緒に仕事をしたり、年に一度は日本チームとも会ったりしているので、そこで直接コミュニケーションを取るようにしています。

今後もっと組織が大きくなったら、夏のアウトドアやクリスマスパーティーのようなイベントも実施できたらいいですね。

ー 伊藤さんが目指しているチーム像はありますか？

最強のチームになりたいですね。我々のビジョンはメンバーにも伝えているので、一人ひとりが「誰にも負けないエンジニアになる」という気持ちは持ってくれていると思います。

ー グローバル展開へはどのようなロードマップを描いていますか？

SketttはWunderbarのキャッシュエンジンとして、引き続き売上拡大を目指していきます。

そのキャッシュを元に、2年後には新規事業のβ版を完成させ、3年後には本リリースできたらと考えています。もちろん早まる可能性もありますし、タイミングが大事だなと。そしてその新規事業をフィリピンをはじめとする他の国へどんどん広めていけたらと考えています。

自分のアクションで世界を変えたい

ー 伊藤さんの仕事のモチベーションは何ですか？

大学生の頃にフィリピン留学で、貧困の状況を目の当たりにしました。こういった社会課題を自分のアクションで変えたいという想いが、今でも自分の気持ちの源泉になっています。

そのためにまずはWunderbarとして、Sketttのスケールに注力して、その後は社会的にも意味がある新規事業にチャレンジしたいですね。どこの国で展開するかはマーケット次第ですが、個人的には思い入れのあるフィリピンや東南アジアで実現することができたら嬉しいです。

ー Wunderbarはどんなメンバーにジョインしてほしいですか？

優秀な人ですね。どのポジションであっても、コミュニケーション能力が高いとすごく重宝されると思います。

あとは、何らかの想いがある人。経験値やスキルも大事ですが、想いがある人はステップアップのスピード感も全然違うし、社会に対しての欲が明確にある人と一緒に働けるのは面白そうだなと思いますね。

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今回は取締役CPOの伊藤に、フィリピンチームの働き方やグローバル展開について聞きました。

Wunderbarはこれからも成長し続け、グローバル展開していていきます。

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