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司法修習生は生活保護以下

司法修習生と話をする機会があった。司法修習生の身分は公務員になるので「如何なる兼業も出来ず(家業であっても)」現業を辞めなければならない。その人は14年間も司法書士として稼働してきた人で、このたび司法試験に合格し修習生になるために、現業の司法書士を廃業したとのこと。

仕事がなくなるので13か月間の修習期間は給与が貰えることは私も知っていたが、それが何と13万5000円とかで、「生活保護費以下だ」と嘆いていた。しかし学生の頃から司法試験突破(裁判官・検察官・弁護士)を目指してきたとのことで、一旦は司法試験を諦め司法書士になったものの、やはり夢は捨てきれず、初志貫徹したわけだから何とも目出たいことである。

それも、出産をしてから「やはり夢を追おう」と思って、仕事をしながら猛勉強をして合格したので、相変わらず女性は素晴らしいなぁと思った。かつ、その女性は「検察官志望です」と語っていたので、ますます女性は素晴らしいと感心した。

聞くところによると、司法修習生で裁判官を志望するのは全体の5%程度、検察官志望も5%程度で、その他90%が弁護士志望であるとのこと。是非とも彼女には立派な検察官になって欲しいと思った。ちなみに志望によって修習の内容も違っているとのこと。かつ、理由は分からないが、裁判所での研修開始/終了時間と、検察庁での研修開始/終了時間が同じではないとのことも教えて貰った。

社会進出している女性は皆、とても優秀な人ばかりに思える。男は草臥れる人の方が明らかに多いと感じる。
#note   #エッセイ   #高齢者   #フリーター   #役立たず
【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))

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