やく・たたず

システム設計開発エンジニアで、AIやITプロジェクトのマネジメントPMPでしたが、今は…

やく・たたず

システム設計開発エンジニアで、AIやITプロジェクトのマネジメントPMPでしたが、今は全く異質の仕事をしています。高齢者の仲間入りをした後は、「若輩高齢者」視点で役立たずな日々を送っています。連絡先は yaku.tatazu.nohibi@gmail.com です。

マガジン

  • 役立たずの日々

    高齢者になった私が、フリーターになって改めて見る世の中の風景。

最近の記事

みっともないシステム開発と、疑わないユーザ

GWなど長期間の休暇があると、新システムリリースや大規模改修でシステム変更をする期間に充てられるが、今年もあちらこちらでシステムリニューアルが行われていた。 どこの会社とは言わないが、システム変更までにもならない、単なるホームページのリニューアルを実行した会社も多くあったと思う。ホームページをリニューアルするときに注意しなければならないのが、古いページの扱いと古いURLの扱いであり、ここを丁寧に対処しないと「ページnot find」になってしまったり、ドキュメントのダウンロ

    • 結婚指輪

      私が現在も唯一、非常勤職員として週に1日~2日働く職場(他の仕事は全て、委託/請負/委嘱/委任/自営など)で最近結婚した20代の女性がいた。暫く休んでいるなと思っていたら、左手の薬指に輝きがあったので「結婚したの?」と尋ねてみたら、そうだと答えた。おめでたいことである。 女性にこういうことをいうと、令和の時代ではクレームになるかもしれないが、最近は30歳過ぎても結婚しない女性が多い中で、20代で結婚するというのは正直、他人事ながら嬉しく思ってしまう。かつ、自分の下の子と同い

      • 使えないシニア人材

        若いころからシニアになるまで、厳しい仕事をせずに過ごしてきたサラリーマンには、シニア人材としては全く使えない人がいる。多くは〆切の無い仕事やノルマの無い仕事、そして部門を跨ぐ責任を背負っていない仕事をして来た人たちの中に、そのような使えないシニア人材が隠れている。 そんな経験値の低い人は少ないだろうと思われるかもしれないが、意外とそうではない。私の主観に過ぎないが、事務部門や営業支援や管理サポートや相談支援や福祉系などの畑に居た人にいる感じがする。これはあくまでも私の主観な

        • 分からない自己破産、分からない別居

          世の中には理解できない人は色々いる。もしかしたら私の方が世間知らずなのか?と思うことも多々あるが、とにかく世の中には訳の分からないことが多い昨今である。 とある男性の話だが、大阪市内に自己所有不動産を持っているにもかかわらず、全てを放り出して自己破産をしたいと言って来た。債務はいくらあるのか?と聞くと、カードローンなどで1千万円で、不動産ローンは2千万ほど残っていると言う。 ご存知の通り自己破産になると所有不動産は競売に掛けられ、非常に安い値段で処分されてしまう。自分が1

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        • 役立たずの日々
          46本

        記事

          副業詐欺まがい

          楽して働きたい人が多くなったせいか、副業が事実上解禁になったせいか、なんちゃって業務委託が市民権を得たせいか・・・良くは分からないが、近ごろは副業詐欺まがいの事件を多く聞く。 イマドキの小学生でも、世の中にはウマイ話などないことは知っているのに、どうして30代、40代、50代の人が簡単に騙されてしまうのだろうか、不思議でしかたがないが、それだけ欲深い人間が多い世知辛い世の中なのだろう。あわよくば上手く行くかも、自分だけは騙されないという根拠のない考えに欲深さが負けてしまって

          副業詐欺まがい

          ホタルイカとエンドウ豆

          私は、ホタルイカが好きである。辛子酢味噌で食べるのが良い。安い飲み屋では、目玉を取らずに出て来るので良くないし、ワサビと醤油で食べろと言われるので全く良くない。 手間がかかるのは分かるが、ホタルイカの目玉は丁寧にひとつひとつ取り除いて出して欲しい。それはエンドウ豆のスジ&ヘタをひとつひとつ取るようなものだ。店でスジ&ヘタの付いたままのエンドウ豆など出てきたことが無いのに、なぜホタルイカの目玉を取らないのかが不思議である。 よって私は、ホタルイカは家で食べるのがいつものこと

          ホタルイカとエンドウ豆

          教員の働き方改革に思う

          これを言うと世間から袋叩きに合うかも知れないが、自分が20代の頃しばらく教員をやっていたので敢えて書こうと思う。 特に小学校の教員に対して「定額働かせ放題」という言葉があるそうであるが、ワンオペ育児などと同じように好きになれない昨今の言葉である。少なくとも私は、教員時代残業手当など欲しいと一度も思ったことが無い。そもそも教員とはそういう職業なのだから、疑問にすら思ったことが無い。 それよりも、教員を辞めて開発現場仕事になって、残業代として時間外手当がついて驚いた!こっちの

          教員の働き方改革に思う

          検品作業員が国家公務員

          何の仕事をしている人ですか?と聞くと、「色々な品物の検品をやっている」と答えた女性がいた。 勤務時間は9時半から14時45分で、昼休みが45分間とかで残業はなし(と言うか禁止)、実質4時間半の作業で、洋服とか本とかを色々と検品しているのだそうである。 種類が多種に渡るので、Book-offか何かのパートさんなのかと思ったが違うと言う。さらには、「非常勤の国家公務員だ」と仰る。 何だろう?と思って考えていると、その人は「拘置所の仕事です」と言ったので、直ぐに分かってしまった

          検品作業員が国家公務員

          刑務所にLGBTQの専用房があった!

          意外と社会の流れに沿って進んでいるところもある刑務所。コロナ禍の時に府中刑務所に見学というか、更生保護関係NPOの人に同行して受刑者の接見に行ったことがある。初めての経験だったので他人事ながら貴重な体験をさせて頂いた。 刑務所の中の話や、接見中の話は詳しくは書けないが、TVドラマなどで見る、あのアクリル板越しの接見場所は意外と狭い部屋だった。声を通すためのアクリル板の穴が飛沫防止のためにテープで閉じられており、大声を出してもなかなか相手の話が聞こえなかったのが辛かったのを覚

          刑務所にLGBTQの専用房があった!

          すすって良いのは日本蕎麦だけ

          最近の若い人は、麺類=すする物という図式を持っているのか、うどんもラーメンもすすって食べる。これは私のような高齢者から見ると凄く嫌な気分になる。 逆に高齢者は高齢者で(私は絶対にやらないが)、パスタを焼きそばのようにモグモグ食べる御仁もいるので、どっちもどっちなのかも知れないが、私は蕎麦(正確に言うと盛り蕎麦/ざる蕎麦)以外は間違ってもすすらない。 うどんもラーメンもすすらずに食べるし、ましてやパスタに至っては、ちゃんと一口分だけフォークに美しく巻き付けて、一口でパクリと

          すすって良いのは日本蕎麦だけ

          睡眠学習

          60歳を過ぎてから私は哀しいかな、人の話が聞いていられなくなっている。よって研修とか講座受講は常に眠っている。自分が講義をする側であれば何時間でも疲れず話せるのだが、あるいは傾聴場面の相談支援などの場合も大丈夫なのだが、人の話を聞くいわゆる授業的なものだと、人の話を聞き続けることができない不甲斐なさだ💦 相談支援やカウンセリングなどは、能動的に聴くので問題なくアクティブでいられるのだが、いわゆる授業や講座の聴講が出来なくなってしまった。恥ずかしながら集中力が続かないのだ。こ

          人権擁護か人権侵害か

          ある人の聞いた話。 某区の人権擁護課が内縁の夫を勝手に施設に入れてしまったとか。 内縁で婚姻関係がないので、役所は施設名は教えてくれないとのこと。 そもそも人権擁護を行う役所のセクションが強制的に施設に入れるとはどういうことなのだろうか? 同居していた住まいは内縁の夫所有でローン支払い途中であり、夫が隔離されてしまったのでローンの支払いが滞り競売にかけられることになったとか。 支払いの件があるので、夫に連絡を取りたくても役所は教えてくれず、伝言の取次もしてくれないとのこと。

          人権擁護か人権侵害か

          司法修習生は生活保護以下

          司法修習生と話をする機会があった。司法修習生の身分は公務員になるので「如何なる兼業も出来ず(家業であっても)」現業を辞めなければならない。その人は14年間も司法書士として稼働してきた人で、このたび司法試験に合格し修習生になるために、現業の司法書士を廃業したとのこと。 仕事がなくなるので13か月間の修習期間は給与が貰えることは私も知っていたが、それが何と13万5000円とかで、「生活保護費以下だ」と嘆いていた。しかし学生の頃から司法試験突破(裁判官・検察官・弁護士)を目指して

          司法修習生は生活保護以下

          東京拘置所の差入れ屋

          東京拘置所に行く機会を得て行ってみたことがある。拘置所の写真を撮るのはNGで、撮ると捕まるらしい。内部の撮影NGは分かるが、外観の撮影もNGだった。実際の拘置所はイラストのようなものではなく、東京拘置所は見上げるほど、見渡すほど高くて広いビルディングで、駐車場もとても広かった。 ちなみに拘置所とは、逮捕されて起訴に至った場合、裁判を待つ間に勾留される場所である。裁判で判決が出るまでは未決拘禁者と呼ばれ、被告が有罪なのか無罪なのかは決まっていないものの、拘置所での生活にはかな

          東京拘置所の差入れ屋

          電子タバコと指しゃぶり

          電子タバコを吸う人が増えているが、その吸っている姿が赤ん坊の指しゃぶりに似ていると見えてしまうのは私だけだろうか。あの独特の持ち方が、如何にも指をしゃぶっている姿に見えてしまい、何だか笑えて来るのだ。吸っている人は自分の姿をどのように思っているのだろうか? 自分の感覚では不思議になることは色々ある。先日ある居酒屋でポテトフライにマヨネーズをディップして食べている若い女性らを見てしまった。ケチャップではなくマヨネーズを別口で注文して、それをポテトフライにディップしているのだ。

          電子タバコと指しゃぶり

          ツライ不眠

          私には不眠があるので毎晩「睡眠アプリ」をかけているのだが、ときどき全く一睡もできない時がある。普通の人の場合はグラフが波を打つのだが、私の場合は添付写真の通り覚醒のままで、これはとてもツライことなのだ。 特別心配事があるとか、不安があるとかもないのだが、本当に眠れない。だから一日中眠いし、仕事のパフォーマンスも全く上がらない。だいだい20%くらいの力で仕事をしているようなもので、何とも情けないことになる。 ここまで眠れないのが続くと、自分でも良く死なないものだと思うのだが