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🇦🇺今度は同じショッピングセンターで同日に2件の殺人未遂

こんにちは、オーストラリア在住22年目、ブリスベンの近くの田舎町ヤラビルバでカイロプラクターをしています、Dr.ユースケです。「オーストラリア移住」「田舎暮らし」「オーストラリア時事」などに関することを、毎日noteに書いています。

このnoteに何度も書いていますが、オーストラリアの治安が非常に悪くなっています。昨日はメルボルン郊外のウォーターガーデンズショッピングセンターで、30歳の男が口論の末、直前にスーパーから盗んだ包丁で20代男女を脅すという事件が発生。お昼の12:30に逮捕。

そこから7時間後の午後7:30。同じショッピングセンターで15歳のガキがナタを振り回し、これも怪我人なく無事取り押さえられ逮捕。

シドニーで犯人を含む7人が死亡した通り魔事件以来、刃物を振り回す事件が全国で頻発。シドニー通り魔の2、3日後には、16歳のガキがオンライン配信中の教会での集会で牧師さんをグサグサ刺す事件。

つい3日前にはコフスハーバーという小さなビーチタウンで、早朝海からあがってきたサーファーが何者かによってナイフで刺殺されるという事件もありました。こちらはいまだ犯人は逃走中。

少年犯罪が頻発、凶悪化しており、「子供の悪さなんて昔からあったでしょ」のレベルじゃ済まないくらい、未成年による殺人、殺人未遂が日常茶飯事になってきています。

暴力的なゲームや映画のせいにするのは、短絡的ですが、スマホ依存で自制心が弱い人間が増えているのかなという気もします。特に脳が未発達の子供に与えるスマホの影響が、「腹が立ったら人を殺す。こないだニュースでナイフ事件やってたから俺もナイフ使う。」程度の浅い思考で衝動的に反抗に及んでるのかなと推測。

今回事件のあったウォーターガーデンズショッピングセンターは事件後に、「24時間警備員を配置し、防犯カメラで死角がないように徹底的にチェックし、皆様が安心してお買い物していただけるように努めています。」とコメントしていましたが、そもそも防犯カメラがあろうがなかろうが、オーストラリアの犯罪者は堂々と反抗に及んできます。

多くの一般家庭では防犯カメラを設置しており、撮られていることがわかっていながら、10代のガキ共が平気で押し込み強盗、空き巣、車上荒らし、車の窃盗を行います。

話は少し変わりますが、昨晩7時に私が家の周りを散歩していたら、交差点で車から2人の男が飛び出してきて、何事かと思ったら信号待ちしてい前の車を殴打。信号が青に変わった瞬間、殴られていた車は急発進して逃げていきましたが、オーストラリアが過激暴力ゲームGTAの世界と化しています。

ちなみに、道路で暴れることを英語でroad rageと言います。YouTubeで毎月ご丁寧に「2024年3月分オーストラリアのRoad rage compilation(路上喧嘩集)」を集めて編集してくれている人もいます。精神衛生上こんなもの毒だなと思いつつ、関連動画で出てきたら観入ってしまいます。

ロードレイジ動画を観ながら、気づいたらあっという間に10分経っており、私自身が立派なスマホ依存だなと思い、この成れの果てが通り魔なのかなと身震いする今日この頃です。


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