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働き方の再定義!自己認識とトランジション

どうも。ヌーラボの原田(@yasuhirox)です。

昨年は、私の人生でおそらく最も多忙な一年でした。働きすぎと言っても過言ではありません。そして、このような状況を振り返る中で、Xで下記のようなポストをしました。

この経験を踏まえ、今回は「トランジション」、つまり変化について掘り下げていきたいと思います。個人メモのようなモノで特に何かを学べるような記事ではございませんので、ご承知おきください。

リモートワークの影響と自己認識の変化

コロナにおいて、リモートワークが普及したことで、私たちの仕事の仕方は大きく変わりました。この働き方は向き不向きがあり、リモートワークになったことで必ずしも生産性が上がったわけではなく、生産性が下がった人も少なくありません。

私も、リモートワークの影響を受けた一人です。自宅での作業は、仕事とプライベートの境界をあいまいにし、結果的に長時間働くようになりました。転職後ではなく、転職前からですね。

いつでも働ける状態というのは、新たなストレス源となりました。

長時間労働が当たり前になってくると、労働の時間が長ければ長いほど、自分自身が価値ある存在だと感じるようになっていきます。しかし、これは健全な自己評価ではありません。

日本人の多くは、「忙しい」ことを良いこと、あるいは成功の証として捉えています。この価値観は社会的にも強く根付いており、忙しさはプロフェッショナルであることの象徴とされています。

しかし、この考え方は私たちを不必要に疲弊させ、本当に大切なことから目を背けさせることがあります。忙しさは生産性の高さや効率の良さを意味するものではなく、逆にそれらを妨げる原因となるものなのです。

今一度考えてみよう….
「忙しすぎて、自分の時間さえない生活を続けるのは何のためなのか?」

忙しさを受け入れ、改善するためのステップ

忙しくなると、どうしても忙しさを避けようとしますが、それは現実的ではありません。重要なのは、忙しさを受け入れつつも、それを効率的かつ健康的に管理することです。

このための第一歩は、自分の時間を意識的に管理することです。

どのような仕事にどれだけの時間を割いているのかを明確にすることで、時間の使い方を最適化し、無駄を削減することができます。また、優先順位を設定し、本当に重要なタスクに集中することが重要です。

効率的な働き方とは、単に仕事を迅速にこなすことではありません。仕事の質を高め、必要な時間内で最大限の成果を出すことを意味します。

これを実現するためには、時間管理が鍵となります。

自分の一日を計画的に過ごし、仕事と休息のバランスを取ることが必要です。また、デジタルツールを活用して効率を向上させることも、現代の働き方においてはマストになりました。

昨今は週休3日制の企業、自治体も出てきています。

みなさん、ご自身が勤めている企業が週休3日制になれば増えた1日の休みをどのように使いますか?パッと思いつくと、家族世帯でも2日を家族に充てて、1日を「じぶんの時間」に充てることが可能になりますよね。

このように週休3日制になったり、本当の意味で生産性が爆上がりした場合、「休みに何をしていいか分からない」という状態になるのかもしれないし、実際のところ、昨年はそのような状態に私自身が陥っていました。

であれば、忙しい状態は受け入れつつも、基本的には残業はしないという選択をするべきです。当たり前のことではありますが、この当たり前ができないのが私なのです。

まとめ

最後に、今年は「忙しい」という現実を認識し、まずは受け入れることから始めようと思います。その状態を受け入れた上で、基本的には8時間で終業します。もちろん、「必ず」は難しいので、意識をつけるところからです。

今思うと、「ノー残業デー」というのは、「チェンジ」ではなく、「トランジション」のだったのかもしれません。何かを「終わらせる」ということで、ニュートラルな状態を作れる日でしたからね。

これまでの働き方が常に健全であるとは限らないことを理解し、新しい働き方への移行を始める必要があります。これが変化の一歩になります。

ただし、変化は一夜にして起こるものではありません。小さな一歩から始め、徐々に行動を変えていくことが重要です。

これは、効率的な時間管理から始めることも含まれますが、それ以上に、私たちの働き方と生活様式に対する根本的な見直しが必要です。

自分自身の価値観を再評価し、仕事とプライベートのバランスを取り直すことが、より健康的で充実した生活を取り戻す第一歩であり、幸福度を上げることにも繋がります。

このプロセスは、自己認識の向上と共に、家族や一緒に働くメンバーとの関係性を豊かにし、私たちが真に求めているものを見つける一歩になると考えています。

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