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エッセイのネタ元4選【エッセイの書き方】

 エッセイのネタ探しに困ったことはあるだろうか。
 私は今のところ無いのだが、「ネタがない」とつぶやいている人もいるので、ネタ探しのヒントを書いてみる。

 当然だが、エッセイの題材は重要だ。せっかく書くのだから、なるべく魅力的で、多くの人にとって興味深い題材を選びたい。そうすれば見てくれる人も多くなり、より多くの人と共感を交わすことができる。

自分が興味を持っているテーマ

 まず第一に、自身の関心が高い題材を選ぶことが重要である。自分が情熱を傾ける分野や興味を持つテーマを選ぶことで、エッセイを書く熱意が湧き、クオリティを上げようという気持ちにつながる。自分の経験、専門知識を活かすことで、読者にとっても新しい視点や洞察を提供できる。

 例えば私は、趣味のピアノを題材に1つエッセイを書いた。

 別にいつもピアノについて書いているアカウントではないのだが、趣味の1つなので取り上げたのである。ありがたいことに好評で、新しいフォロワーさんとも繋がれたので、書いて良かったと思う。

社会問題・時事ネタ

 読者の関心や現代の社会的問題に対応するトピックを選ぶことも有益である。時事的な話題や社会的なトレンドに関連するテーマは、読者にとって興味深いものとなるだろう。例えば、環境問題、人権、テクノロジー(今ならChatGPTなどのAIがトレンドだ)などは、幅広い読者の興味を引く可能性がある。

 とはいえ、いくらトレンドワードだからといって、自分が全く興味もないことはテーマにするべきではない。内容に力が入らないし、あなたのファンからしても、一貫性がないと見られてしまう。

 例えば、私はスープストックが話題になっていたので、それをテーマに1つエッセイを書いた。

 これも割と好評だ。初速はさほどでもなかったが、後からじわじわとスキいただいている。このテーマに興味を持って、検索している人が多いのかもしれない。個人的にもオチが気に入っている記事である。

自分の体験・思い出

 個人的な体験や思考に基づいた題材を選ぶこともおすすめだ。自身が直面した困難や成長のプロセス、人生の転機など、個人的なエピソードを通じて読者に感情的な共感を呼び起こすことができる。また、個人的な視点からの洞察や教訓を伝えることも、こうしたエッセイの魅力となる。

 自分では大したこともない、と思えるエピソードでも、そこにはあなたなりの人生観がにじむ。それは他人から見ても興味深い。失敗したエピソードでも、次に活かすような前向きな姿勢があれば、十分読者の役に立ち、気持ちをポジティブにする。

 例えば私は、母との関係について振り返ったエッセイを書いた。

 母の日に投稿したこと、かつ、母という普遍的なテーマを扱ったことで、多くの人にリーチできたし、評判も良い(多かれ少なかれ、共感してくださる方が多いのだと思う)。

議論・論争

 社会問題と近いが、対立する意見や論争の余地のある題材を選ぶことも一つの手法である。
 たとえば、死刑制度、動物実験、移民問題など。

 こうした問題について、複数の視点や意見を取り入れることで、読者に対して議論や考察のきっかけを提供することができる。

 ただしこうした内容は、ビューが伸びる可能性は高いが、いたずらに読者の反感を買う可能性もある。あくまで客観的かつバランスの取れた視点を持つことが重要なのだが、適度にあなたの意見も盛り込んで、印象深い内容に仕上げると良いと思う。

まとめ

 こうして題材選びのヒントを書いたが、いかがだろうか。

 何を選ぶかということに、すでに個著の個性が出る。自身が心から興味を持ち、情熱を注げる題材を選ぶことが、エッセイをより魅力的で鮮明なものにする鍵となる。

 最後に、こうした題材を選ぶ際、なるべく具体的に設定することも重要だ。

 例えば、「旅行」という漠然としたテーマだと、なんだか印象がぼやけてしまうが、「私の最も心に残る旅行体験」という風に具体化することで、読者に対して特定のエピソードや感情を伝えることができる。

 自身の興味や経験、読者の関心を考慮しながら、具体性や特定の焦点を持たせることを心がけてみてほしい。独自性や個性的な視点は、エッセイを他と差別化し、読者に強い印象を与えることができるはずだ。


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