ぬいぐるみとワインとパンと胎界主が好き

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最近の記事

雑記/2024.6.1

体調を崩していたら5月が終わっていた。体調不良や頭痛なら毎日のことなのでわざわざ口に出すまでもない(毎日私は人間ですと口に出す人はいない。)のだが、なんというかマジで体調を崩していたのでさすがに口にせざるを得ない。自分の不調に気づくのが苦手、というか全く気づけないのでいつも手遅れになってから発覚するのである。今回は手遅れすぎたけど...............… シンプルに無茶をしたという話なのだが、この程度で…!?情けない…!これでどうやって生きていくというのか…?と思う

    • 雑記/いざ尋常にパン屋 2024.5.28

      書を捨てよパン屋へ行け、パン屋への道中で読むために本を拾え。本は大切に扱え、書を捨てるな。町になんか出なくて良い。だが町に出なければパンとは出会えない。肉を切らせて骨を断て。 パン屋に行って困ること第1位、全てのパンを購入し全てのパンを食べたいが全てのパンを食べることは不可能であるという矛盾と向き合わねばならないということだ。 全てのパンを買おうとすると様々な面で破滅するため、パン屋では常にパンを選別し取捨選択せねばならない。救うパンあれど拾えないパンもある、むしろ基本的に

      • 2024.5.22 藤井佯さんへ

        藤井佯さんへ いつの間にかすっかり暑いですね。先日外をうろついたら軽い熱中症になっていたようで、夜になってから頭痛に苦しむことになりました。まだ5月なのに…。もう日傘をさした方が良いのかもしれません。 石も良いですよね、私は幼少期から石のことが本当に好きで、幼稚園のとき遠足で山へ行き、拾った石でポケットをパンパンにして帰宅したのを覚えています。そういうわけで私のポケットはよく底に穴が空いていました。海へ行ったときも、海よりも珍しい色や模様の石を拾うことの方が重要でした。休

        • 2024.4.27 藤井佯さんへ

          藤井佯さんへ 本当に4月がおわってしまいますね。世間はゴールデンウィークらしく、でも今年のゴールデンウィークってあまりゴールデンウィーク感がなくないか。と思っています。私個人としてはあまり祝日等が関係ない生活をしているので、人が多くて嫌だなと思う程度です。 ゴールデンウィーク最終日は知人と二三展に行く予定です。亡くなる直前まで描いていた漫画も展示されるとのことで楽しみにしています。 ちょうど今日、井戸のあかつきと詩胎が届きました。手にすっと収まる文庫本サイズが良いですね。

        雑記/2024.6.1

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        記事

          2024.4.11 藤井佯さんへ

          藤井佯さんへ 上の写真は本を発送しにコンビニへ向かう道中で撮ったものです。突然真横に現れた(私の認識としては)ので1mほど飛び退いてしまいました。ふとしたときに人間以外の生き物を見つけるとうれしくなります。 意味の浅い言葉というか、あまり適切ではないけどまあこれで良いかくらいの感じで選ばれた言葉で話しかけられると悲しくなってしまうのですが、言葉選びにエネルギーを割かずに他に割り振るのもその人の選択なので難しいですね。書きたいものを書ける方が大事というのは本当にその通りだと

          2024.4.11 藤井佯さんへ

          2024.3.27 藤井佯さんへ

          私も胎界主のレックスが言う「テレビ見てるやつ」が嫌いなのでわかるな〜…という気持ちになりました。一番絶望したのは私の創作物(漫画に限らず文章などでも)を見た人に「(苗字)さんはすごいよな〜、私は語彙力とかないから無理」と言われたときです。語彙力がないのは文章をやらないからでしかないし、私のこの語彙や思想はそれなりに時間や執念を費やして形成したものであって天から降ってきたわけではないのだが…。こういうことを言う人はそもそも自分でやろうという気がないんですよね、なにか特殊な人たち

          2024.3.27 藤井佯さんへ

          ひふ呼吸

           私の実家は山間部にあったから、海とはとんと縁がなかった。けれどもたった一度だけ、海へ行ったことがある。幼い私に海を見せてやろうとはりきった両親に、海水浴へ連れていかれたのだ。故郷から遠く引き離され、黒く塗られた道を鉄の箱に入れられてがたがたと揺さぶられてようやくたどり着いたその場所は、私の生まれ育った世界とは全てがかけ離れていた。生温い、肌にべったりとまとわりつくような空気。どうにも息がしづらくて、撥ねつけるような日差しと足裏を焼く熱から逃れたくて、青とも緑ともつかない海へ

          ひふ呼吸

          ふるさとについて

           ふるさとには、もう帰れない。ふるさとが無くなってしまったわけではない。あるいは、ふるさととの関係性が悪化したのでもない。むしろ良好なくらいである。ふるさとは何一つ変わらずにそこに在り続け、そして私は今もふるさとに触れ、それを目の当たりにしながら生きている。  けれど、もうふるさとには帰れないのだ。なぜなら、「大人の仕事は、決してふるさとへ帰ることではないから。……」この一節は、坂口安吾『文学のふるさと』からの引用である。私はこれを読み、そして、自分はもうふるさとへ帰ってはな

          ふるさとについて

          2024.3.23 藤井佯さんへ

          藤井佯さんへ 今日は日付がモジモジしていますね。 お手紙を読み返して気がついたのですが、私が引いてきたのは前々回のお手紙の内容でした。記憶が混濁している… 「そのなかでも小説はなんでもできるので好きです。(中略)だからその次に好きなのは詩ですね。詩もわりとなんでもできるので。」の部分を読んで、私には詩の方が自由なように見えていたので意外に思った、という文脈です。少し思ったのは、詩はより無意識や感覚の部分に語りかけ働きかけるものであるがゆえにそれらに強く縛りを受けるのかな、

          2024.3.23 藤井佯さんへ

          2024.3.21 藤井佯さんへ

          藤井佯さんへ 年月日が4.3.2.1になっており、おっ、と思いました。 漫画において重要度の低い部分に関しては、どこをどう切り取るかは完全に好きにやっていると言いますか、感覚的に必要だと思ったら描くし、黒くしたければ一面ベタ塗りにするなどしてしまうのですが、流れそのものについては見たものをそのまま再現せねばならない、見えてしまった以上はそう描かねばならないという制約はあります。原稿を描くとき、描いている私は完全に道具であり翻訳するための装置であるような感覚だったなと記憶し

          2024.3.21 藤井佯さんへ

          2024.3.16 藤井佯さんへ

          藤井佯さんへ ブックオフに行けるような友人が一番良いじゃん、と思います。住んでいる場所からはブックオフよりも古本市場の方が近いためたまに出向くのですが、面白い範囲が徐々に削られ他に侵食されていくのを感じます。廃れないでほしいと祈りながら過ごしています。 友達と文学をするとはどういうことか、具体的に明確に言語化せよと言われると困りますが感覚として楽しそうだしそれこそ最高じゃん、と思います。藤井さんが参加されていた戯曲キャンプなどはぶんだなと思いました。他人と文学をしたければそ

          2024.3.16 藤井佯さんへ

          2024.3.8 藤井佯さんへ

          藤井佯さんへ お名前を入力する際、いつも「よう」からの変換だとなかなか見つからないので「いつわる」から変換して送り仮名を削除し「藤井佯さん」としているのですが、名前を「いつわるさん」と入力するのはなんだか悪いような面白いような気持ちになります。 藤井さんが以前ツイートされていた「ぶんぶくちゃがま(友人とすると良いとされること)」がまさに言い得て妙だと思い気に入っているのですが、ちゃ、がま、ぶんぶく の順に共有する難易度が高く、また本質的な重要度、求めている度合いも高くなる

          2024.3.8 藤井佯さんへ

          2024.2.29 藤井佯さんへ

          藤井佯さんへ 仰る通り、「よ」です。某、とか名無し、くらいの意味合いで付けたのですが、最近は余剰の余かもしれないと思い始めました。SNS等への投稿には、“私”からこぼれ落ちた余剰分のようなイメージがあります。 手紙のお返事に関してはお気になさらないでください。むしろお忙しいタイミングに手紙というタスクを上乗せしてしまい申し訳ない気持ちです。手紙は無理をして書くようなものでもないと思いますし、それこそ余剰と言いますか、何かが余っているときに書くのがちょうど良いのではないかと

          2024.2.29 藤井佯さんへ

          2024.2.23 藤井佯さんへ

          藤井佯さんへ こんばんは。リプライでも申しましたが、故郷喪失アンソロジーの収録作公募ツイートで藤井さんを知りました。 『応募資格 広義の故郷喪失者であること。故郷を喪失したと自認している方。』の部分に何か切実なもの、“私がそれを求めているから、それが必要だからやるのだ”という信念…決意…真に迫るものを感じ、強く惹かれました。「“本当”の言葉を読みたい」とのこと、強く共感します。アンソロジーの実現を切に願っております。 “故郷”というもの、私には“ふるさと”という表現が一番

          2024.2.23 藤井佯さんへ

          雑記/本が欲しい 2024.2.20

          本が欲しい。 欲しい。この意味不明なSF小説が。Twitterの読了タグで見かけて、直感的に惚れた。普段SFは全く読まない。『あたらよ 創刊号』でSFを読んでびっくりした(へえこれがSF。) 同作者のこれも欲しい。ペンらしいから。ペンのことは好きだ。装丁もかわいい。 これは買った。文字が好きなので。まだ読んでない。 これも欲しい。きのこのことも好きだ。明らかに『あたらよ 創刊号』に載っていた、『うきうきキノコ帝国』の影響。キノコの話が読みたい。変な気分になりたい。ちょ

          雑記/本が欲しい 2024.2.20

          対岸の花 10作目

          対岸の花 10作目