Yocky平本義和/アシュタンガヨガ表現者

アシュタンガヨガの世界を伝える表現者。アシュタンガヨガ指導者。広島でヨガスタジオ『Yo…

Yocky平本義和/アシュタンガヨガ表現者

アシュタンガヨガの世界を伝える表現者。アシュタンガヨガ指導者。広島でヨガスタジオ『YogaDoor』経営。

最近の記事

アシュタンガヨガのマナー その1 初対面の時の練習方法 編

どんな世界にも、その世界ならではのマナーや暗黙のルール、礼儀作法などが存在します。 アシュタンガヨガの世界にも、いくつかそんなモノが存在します。 ルールというほど厳しいモノではなく、マナー、礼儀、敬意、そんなところでしょうか。 おそらく、どのアシュタンガヨガ本にも載ってなく、ネット上でもあまり見かけないモノです。 こういうモノは人から人へ、子が親から食事中のマナーを幼少期に学ぶ様に、基本先生から教わることです。 そもそも先生が知らなければ、知る由もありませんが(笑) で

    • アシュタンガヨガのシステムとは

      アシュタンガヨガのシークエンス(順序・型)は、大きく4つの層に分かれています 第1層 スリヤ・ナマスカラ(太陽礼拝) ↑ AとBがあります。単なるウォーミングアップの体操ではなく、今後実践していく全てのポーズの基礎となります 第2層 スタンディングポーズ(立位のポーズ) ↑ 第3層 第1~第6シリーズの各ポーズ ↑ この層だけが各シリーズごとによって変化していきます。 例えば、第1シリーズは主に前屈と股関節の回旋。 第2シリーズは後屈が前半部分を占めたりと、各シリーズに

      • レッドクラスは追い越し禁止?!

        アシュタンガヨガの練習形態には、前回ご紹介したマイソールクラスと、 今回ご紹介する、レッドクラスがあります。 このクラスは、ティーチャーのカウントに合わせ、全員が一緒に練習を進めていきます。 とてもシンプルな練習方法です。 ちなみにレッドは赤という意味ではなく、リードLead(導く)の受け身形のLed、導かれるという意味。導かれるクラスです。 アシュタンガヨガのワークショップメニューでよく目にする、フルプライマリーレッドクラス。 スタジオのクラスメニューで目にする、ハー

        • マイソールクラスは自由への扉

          アシュタンガヨガのワークショップを主催していると、毎年同じ質問をいただきます。 それはズバリ、マイソールクラス参加への不安のようです。 アシュタンガヨガは先ず、ポーズの順番、型が決まっており、それを日々練習していきます。 つまり同じこと繰り返していくわけです。少しずつ、その型を覚えていきます。 覚えていくと、順番を考えなくともカラダが次へ次へと動いていく様になり、練習が心地良くなってきます。 ティーチャーのカウントに合わせ、全員が一緒に練習を進めていく、もう一つのクラス

        アシュタンガヨガのマナー その1 初対面の時の練習方法 編

          アシュタンガヨガのシャヴァアサナとは

          アシュタンガヨガでは練習後に、この様に仰向けになって休みます。 おそらく他のヨガでも、実践後は同様に仰向けになって休息するのではないでしょうか。 ただ、一つだけ違う点があります。 他のヨガでは、この状態を『シャヴァアサナ』と呼び、アサナ(ポーズ)の一つとして捉えています。 ちなみに、シャヴァアサナのシャヴァは『死体』という意味。ムルタアサナ(ほぼ同様の意味)とも呼ばれます。 つまり、死体のように床に横たわるポーズ、です。 このポーズには、疲労を取り除き、心を落ち着ける効

          アシュタンガヨガのシャヴァアサナとは

          アシュタンガヨガは丸くなる。

          アシュタンガヨガは他のヨガと大きく違うところがあります。 アサナ(ポーズ)を実践している時にバンダという技術を取り入れて行うのは、アシュタンガヨガか、アシュタンガヨガから派生したヨガのみだと言われます。 3つのバンダの内、ほぼ2つのバンダを使ってアサナを実践していきます。 1つ目がムーラバンダ。 根を意味し、身体の底の部分を意識するバンダ。解り易く言うと、骨盤底筋がわずかに引きあがる様な感覚。 2つ目がウディヤーナバンダ。 お臍から指4本下位を内側にわずかに引き込む様

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          アシュタンガヨガとアジャストメント

          『 第1回 アジャストメントのテーマ 』 この私の大好きな2つのキーワードでネット検索すると、意外とあまり出てこない アシュタンガヨガに限らず、ヨガとアジャストメントに関する記述は思いの外少ない なぜだろうか?…  感じてることはあるが、この話を進めていく内に紐解けるかも知れないので、今は書くのを止めておく 個人的にも大きなテーマであり、アシュタンガヨガにとっても大きなテーマだと思うこのアジャストメントは、何度かに分けて書いていくことにしよう アジャストメント【調整・

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