もし私が若くして死んだら、サテンで包んで
バラのベッドに寝かせて
夜明けの川に流して
はなむけにはラヴ・ソングを歌って
ウォウ　ウォウ

主よ、私を虹に変えて、お母さんの上に架かるから
きっと私と一緒だから安心だってわかるわ、私の色彩の真下にいるとき
ああ、それから人生ってだいたい思うようにならないものね、うん
でもグレーってわけでもない、だけど彼女は愛娘を葬るの
するどいナイフみたいな短い命
でもね、私はけっこう満足してるの

もし私が若くして死んだら、サテンで包んで
バラのベッドに寝かせて
夜明けの川に流して
はなむけにはラヴ・ソングを歌って

するどいナイフみたいな短い命
でもね、私はけっこう満足してるの

それから私は白装束に身を包んでるかな、神さまの王国に入城するときは
私は真っ青、自分のちっちゃなつめたい指にはめたリングと同じくらいに
私は結局男の人と恋に落ちることもなかったな
でも確かにすてきだった彼が手を繋いでくれたときは
この街にすんでる男の子で、彼は私を永遠に愛してるなんて言うの
誰も思いもしなかったな永遠に離れ離れにされちゃうなんて

するどいナイフみたいな短い命
でもね、私はけっこう満足してるの

そう一番いいのを着るのよ、少年。私も晴れ着を着るわ
そんなの一度も着たことなんかなかったけど

考えてることを教えてよなんて、嫌んなっちゃう、私も安くみられたものね
私の言葉はもっとずっと価値がつく私が故人になった後はね
そしたらたぶん次は私の歌ってた言葉が巷に流れて
愉快ね、死んでからやっとみんなが耳を傾けるなんて

もし私が若くして死んだら、サテンで包んで
バラのベッドに寝かせて
夜明けの川に流して
はなむけにはラヴ・ソングを歌って
ウォウ　ウォウ

鳩のバラードは
安寧と愛とともに
涙は集めて、ポケットにしまっておいて
ほんとうに必要なときまでとっておいて、ね

するどいナイフみたいな短い命
でもね、私はけっこう満足してるの

そう一番いいのを着るのよ、少年。私も晴れ着を着るわ