青木 優

あおき・ゆう 音楽ジャーナリスト。洋邦のロック/ポップスが専門。インタビュー、トーク、…

青木 優

あおき・ゆう 音楽ジャーナリスト。洋邦のロック/ポップスが専門。インタビュー、トーク、選曲、DJ。音楽と人、昭和40年男、BillboardJAPAN、リアルサウンド、BARKS、DI:GAonline等。Twitter→@you_aoki you11aoki@gmail.com

最近の記事

【年齢のうた】ゆらゆら帝国●謎めいた「19か20」

そういえば! 毎週観ている『ヒロシのぼっちキャンプ』のキャンプ地が島根でした。同県出身としてはうれしいことでした。 スーパーで買ったおでんとそばを温めて食べて、「出汁(だし)なんだね、島根は」と言ってたヒロシ。うーんと、そうかな。そこまで思ったことはなかった。 しかし松江のあんな場所に無人島というか中州があって、そこにキャンプ場があるのですね。番組としては何かの紹介とか、誰かの招待で行ったのかしら。 そしてヒロシ、出雲空港(~出雲大社)から松江市のキャンプ場への移動の最中、

    • 【年齢のうた】優河●家族に向けたリアルソング「28」

      連休明けはいかがお過ごしでしょうか。何かと疲れますよね。わたくしも頑張っております。髪を切りに行ったり(←べつに頑張ることではない)。 昨日は、えんぷていというバンドを観てきました。期待株。 バンド名にははっぴいえんどとゆらゆら帝国の『空洞です』からの影響があるらしく、ライヴで見た感じだとレディオヘッドやフィッシュマンズの要素も感じました。まだ、まだ何かありそう。名古屋で結成されたバンドです。 名古屋は僕の第2の故郷です。カミさんの地元。 と、第2の故郷とか言うと、S

      • 【年齢のうた】THE YELLOW MONKEY その2●「フリージアの少年」は17才の吉井の自叙伝

        ゴールデンウィーク中でも、ちょこちょこ仕事が入っていたり、それ以外の連絡事項があったりで、わりと働いています。遅れている案件もあって、すみません(ここでは伝わらないのでメールで知らせないと)。 それでも、まあまあ出かけていてですね。たとえば家族でベルーナドームに野球観戦に行ったり(5/3、ライオンズvsホークス/なかなか渋い展開の試合)。 昨日の5/4はEVIL LINE RECORDSのイベントを観覧し、アニメ&声優界隈の盛り上がりに圧倒されたり。あ、ドレスコーズや特撮

        • 【年齢のうた】ザ・コレクターズ その4●30代は悲しいかい?「ロバになる前に」

          GWに入りましたな。こちらはお天気が良くて快適であります。まあ今のところ、格別どこにも出かけていませんが。 そんな中、前回はTHE YELLOW MONKEYのことを書きましたけれども、 直後に、彼らの東京ドーム公演を観てきました。 いやぁ、とんでもなかった! 5万人を相手に、本当にすさまじいパフォーマンスを見せてくれました。感動。 近日中に、僕が書いたライヴレポートの記事が公開される運びとなっています。はい。 それからこの25時間後には、motoki tanaka

        【年齢のうた】ゆらゆら帝国●謎めいた「19か20」

        • 【年齢のうた】優河●家族に向けたリアルソング「28」

        • 【年齢のうた】THE YELLOW MONKEY その2●「フリージアの少年」は17才の吉井の自叙伝

        • 【年齢のうた】ザ・コレクターズ その4●30代は悲しいかい?「ロバになる前に」

          【年齢のうた】THE YELLOW MONKEY その1●19才のせつない心、「カナリヤ」

          このところは、「ALFA55」の関係者向けコンベンションにお邪魔したり…… そこでは流線形あらためRYUSENKEIのパフォーマンスと、リンダ・キャリエールのリリース発表で盛り上がりました。 そしてそして、日曜は羊文学の横浜アリーナ公演に行きました。こちらには感動! 3人とも良かったね。 あとはもう、ひたすら仕事をしております。 日程の関係で(GWも若干影響?)、前倒しで入ってきている仕事もあったりで、ヒーヒー言っております……! しかし僕、実は5月にロンドンに行く話も

          【年齢のうた】THE YELLOW MONKEY その1●19才のせつない心、「カナリヤ」

          【年齢のうた】村下孝蔵 その2●故郷の母を思う「19の秋」

          ここのところは……連休前もあっての多忙さにアタフタしてます。大変。 それでもエルヴィス・コステロを浅草公会堂で観たり、 ザ・コレクターズを日比谷野音で観たりで、 どちらも心に深く残るライヴでした。 コステロがパフォーマンスした浅草公会堂はずいぶんひさしぶりに行ったけど、いつかのタイミングで改装されてますよね。かなりキレイだった。ビルの1階に休み処が造ってあったり、会場内の2階にも大きな休憩スペースがあったり。昔はもっとレトロな雰囲気だったけど、今回は今回で居心地良かっ

          【年齢のうた】村下孝蔵 その2●故郷の母を思う「19の秋」

          【年齢のうた】村下孝蔵 その1●少年の心に寄り添う「16才」

          こないだ、少しばかり驚いたことがありました。少し、ですが。 スピッツの草野マサムネくんが、彼自身のラジオ番組の中で、僕の名前を出したということを伝え聞いたんです。TOKYO FM系の『ロック大陸漫遊記』で。 3月24日の放送回だったらしいですが、僕がこのことを知ったのが2週間もあとだったので、radicoでも聞けていません。なので、内容をしっかりとは把握していないんですけど。 これが【夢・ドリームで漫遊記】というタイトルの回で、伝聞によると、草野くんは夢というテーマにつ

          【年齢のうた】村下孝蔵 その1●少年の心に寄り添う「16才」

          【年齢のうた】My Hair is Bad その2●青春時代の恋の別れ、「18歳よ」

          おばんです。 先日からは、AJICOの3年ぶりのツアーを観に行ったり、 東京ドームに巨人vs阪神戦を観に行ったり、 取材のために、超ひさびさに阿佐ヶ谷に行ったりしていました。 あ、阿佐ヶ谷の写真が何もないな。 かわりに、その日に買った日清の旭川しょうゆラーメンの画を。 それから、僕もたくさん原稿を書いた『TV Bros.特別編集 BPM ブロス・プラス・ミュージック』Vol.2、特集「俳優の音楽、女優の歌」の号が発売中です。 梶芽衣子と石橋凌のインタビュー、松下洸

          【年齢のうた】My Hair is Bad その2●青春時代の恋の別れ、「18歳よ」

          【年齢のうた】My Hair is Bad その1●20代に別れを告げる「花びらの中に」の美しさ

          今日は3月30日。ようやく、あたたかい日でした。 午前中の外出は冬の上着を着てたので、ちょっと汗かきましたね。 先だっては音楽系のドキュメンタリー映画の試写に行きました。 『シド・バレット 独りぼっちの狂気』です。 ヒプノシスのストーム・トーガソン(彼は2013年に逝去)が生前から制作していた作品。ロジャー・ウォーターズをはじめとしたピンク・フロイドのメンバーはもちろん、シド・バレットの元カノ数人にまで取材していたのは、なかなかの突っ込みぶりでした。 精神を病んでしまった

          【年齢のうた】My Hair is Bad その1●20代に別れを告げる「花びらの中に」の美しさ

          【年齢のうた】アンジェラ・アキ●「手紙~拝啓 十五の君へ~」は自分との往復書簡

          アルパカに会ってきました。 接近遭遇。 駅長帽も素敵。 近いです。 このイベントでした。 実は、神楽坂にアルパカがいるんですね。 ここの2頭が出張のような形で、市ヶ谷駅に来たんです。 おとなしくて、いい子たち。そしてエサを見ると、すごい勢いで食していました。 かわいかった。 では今回は、アンジェラ・アキの歌について。 前回に続いて、またまた15歳に関係した曲です。 「手紙~拝啓 十五の君へ~」は、この季節になると、よく耳にすることがある曲です。 15歳の「

          【年齢のうた】アンジェラ・アキ●「手紙~拝啓 十五の君へ~」は自分との往復書簡

          【年齢のうた】Creepy Nuts●30才の俺を見る「15才」のお前

          2月から3月に入り、この週末までは忙しかったです。やっと少し落ち着きました。ふぅー。 行く予定のライヴがあまりなかったのが幸い。いくつか断念したけど。 そして仕事がきつくなると、私生活に支障が表れてしまい、周囲(家族)に迷惑をかけがちになる。ということを続けて、生きております。すまない。 それにしてもこの春は、あたたかくなってきたと思ったら、晴れていても風が強くて、それで寒い。強風は油断できないですね。いろいろ飛ばされそうで。 そんな中で買い物や図書館には行っています。あ

          【年齢のうた】Creepy Nuts●30才の俺を見る「15才」のお前

          【年齢のうた】安全地帯●18才の頃の笑顔を!「ジョンがくれたGUITAR」

          そろそろあったかくなるかと思いきや、雨や春風でまた寒くなったりの東京です。ん? 雨も春? 春雨? 濡れたら風邪ひきそう。 今日は弟の誕生日でした。Tくんおめでとう。 ちなみにTくんとは、ここであえてイニシャルで呼んでるわけでなく、ふだんからの彼の呼称です。それも昔から。 対する僕は、Mくんです。何でMくんなんでしょうね~。ええ。 このところの僕のインタビュー取材はベテランの方が続いておりますね。まあ、たまに若い人にも会ってますが。はい。お仕事いろいろ、お待ちしています。

          【年齢のうた】安全地帯●18才の頃の笑顔を!「ジョンがくれたGUITAR」

          【年齢のうた】ザ・スターリン●「Fifteen(15才)」に匂う純粋な少年性

          名古屋に行って、とっとと帰ってきましたっ。 カミさんの実家がありまして、そこで親族のちょっとした集まりが開催されましてな。名古屋は自分にとって第2の故郷なんです(SUGIZO風)。4年2ヵ月ぶりでしたけど。 2019年暮れにナゴヤドームでTHE YELLOW MONKEYを観た時は、このカミさんちに泊まらせてもらったものです。翌日、ステーキのあさくまでランチを食べてから帰京しました。で、その2日後(元旦)に、今度は家族揃って名古屋に帰省……インターバル短し。そんな時代もあった

          【年齢のうた】ザ・スターリン●「Fifteen(15才)」に匂う純粋な少年性

          【年齢のうた】ゆず●衝撃だった!彼らの「もうすぐ30才」

          バタバタバタっ! と、してます。このところは。 以下は、僕と直接は関係ないところの話ですけど。 仕事付き合いの相手から「バタバタしていたせいで、連絡できなくてすみません」と謝られて、その言葉に「バタバタしてるからって業務連絡もちゃんとしてくれないなんて悲しい!」と嘆いてる人がいたのです(知り合いのカメラマンだったような記憶)。ただねえ、まあ恋人とか親友ならともかく、仕事の間柄ならちょっとは大目に見てあげてくださいね、と思いました。きっと相当なバタバタでしょうから。 そんなこ

          【年齢のうた】ゆず●衝撃だった!彼らの「もうすぐ30才」

          【年齢のうた】トモフスキー●「歌う36歳」から続行中!リアル年齢更新ソング

          先日から興味深いことがありまして! まずは巷で話題の『不適切にもほどがある!』。宮藤官九郎が、時代性(昭和と令和)による価値観のギャップを鋭くツッコむドラマ(TBS系列)ですが、その前回(第5回/2月16日OA)でのこと。 カラオケで唄われる島津ゆたかの「ホテル」に手厳しい指摘がされるシーン。 「手紙も電話もダメって、モラハラですよね」 「モラハラ男とストーカー女の不倫ソングじゃん!」 続いて、沢田研二の「カサブランカダンディ」に対しては、 「パワハラっていうか、DVじ

          【年齢のうた】トモフスキー●「歌う36歳」から続行中!リアル年齢更新ソング

          【年齢のうた】爆風スランプ●哀愁あふれる「45歳の地図」とその続き

          13日の火曜日、DOMMUNEに出演してきました。 ご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。 よシまるシンさん、ああいう作風で、ああいうキャラなのか……内側というか、脳内に抱えるものが大きそうな人である。物腰は柔らかい、けど、ヤバい。 DOMMUNEに出たのも宇川直宏さんと話したのも初めてでした。スタッフのみなさんにもお世話になりまして、感謝しております! それから、加藤和彦のドキュメンタリー映画の試写会に参加してきました。最近、人間って育ちとか環境ってものすごく

          【年齢のうた】爆風スランプ●哀愁あふれる「45歳の地図」とその続き