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20代最後の日に思うこと。

20代最後の日になった。今日は、4月30日。明日、5月1日で私は30歳になる。歳を重ねれば重ねるほど、楽しい感じがするから、30歳になることに対して悲観的な感情は全くない。全くないけれど、20代最後なんだなあ、とふと感じる。

20代最後の日、ざっくり20代の出来事を振り返ってみようと思います。(本当にざっくり)

①大学生時代(19歳-22歳)
第一希望、第二希望落ちて、第三希望の大学に行った。専門は社会福祉学部。はじめは本当に行きたくなかったのが正直なところだったけど、行ったら行ったでめちゃくちゃ楽しくて、全力で頑張った&楽しんだ大学時代。先生にもたくさんお世話になった。先生のお家にもゼミのみんなで遊びに行ったり、泊まらせてもらって家族ぐるみで仲良くさせてもらって、恵まれた環境で学ばせてもらっていました。卒業して7年経った今でも、お世話になった先生に会いに行って近況報告をします。大好きなお世話になった先生がいっぱいいます。もう1回、大学に行きたいと思うくらい最高に楽しかった。この頃に、ボランティアで東北にも通い、大学卒業後に宮城県に移住しようと決めます。

②社会人時代(22歳-24歳)
大学卒業後に、京都府から宮城県へ移住を決めた時期。初めての一人暮らし、初めての社会人。希望に溢れて仕事に就くものの、仕事内容が自分に合わず、5ヶ月で退職。頑張ろうと意志を持って移住した分、自分のできなさに打ちひしがれる。この頃、対人関係もうまくいかず、20代で一番つらかった時だった。ご飯を食べても味がせず、5キロくらい痩せて、適応障害と診断され、休職もした。自分の傲慢さ、不安、嫉妬、承認欲求、色々な負の感情に徹底的に向き合った時期。投げ出さずによく頑張ったし、本当に周りに支えてもらった。この時に、向き合い続けた結果、自分は何者でもない、と悟り、生きやすくなった。

③ニート時代(24歳と半年)
一旦「肩書き」を全て捨てて、何にもないありのままの「原田優香」で過ごしてみようと、ニートに。バイトもせず、本当に何もしない時期。この時に、いろんな人に会いに行こうと、旅にも出た。オランダ、フィンランドに行き、外の世界に触れ、こんなにも世界は広いんだ、自分は日本というちっぽけな基準の中で苦しまなくて良いんだ、と思えて今の自分を好きになれたのもこの時期。

④東京時代(24歳-26歳)
旅から帰ってきて、少しずつ自分のやりたいこと、得意なことが見えてきた気がして、転職活動を始める。とはいえ最初は、新卒時代の失敗を思い出しては「次もうまくいかなかったらどうしよう」と不安になって足踏み。なかなか前に一歩踏み出せなかったけど、良いご縁があって、3社目に転職。約8ヶ月ぶりの社会人スタート。試行錯誤しながら人との関係性も築いていったな。

⑤独立時代(26歳-28歳)
3社目の会社が自分の性にピッタリと合い、初めて1年以上継続できた。(私にとっては会社に所属して1年続くということは初めてのこと)とっても楽しくて結果も出せて軌道に乗っていた頃にコロナになって、私が担当していた事業が停止に。この時も落ち込んだなあ。これからのキャリアどうしよう…と考えた結果、独立するという選択をとることに。フリーランスになって、特に1年目は、とにかくきたボールは全て打ち返すという経験をしました。秘書、アプリ開発、コワーキングスペーススタッフ、イベント企画、プロマネ、営業、マニュアルづくり、ファシリテーター、オンボーディング、採用、新規事業開発…..とにかくなんでもやりすぎて、充実はめちゃくちゃしているけど私は何を専門にやっていきたいんだろう、とキャリア迷子に。

⑥会社設立&大学院時代(28歳-29歳)
「自分の軸をブラさずに仕事をしたい」という気持ちが強くなり、次なるストレッチゾーンへ行こうと会社を設立することに決める。会社をつくるとなると、軸となる事業を作り、VMVを作り、という「型」をつくる作業になるため、自分軸をつくるには良いと思ったのだった。(安直)結論、設立してよかった、と思うけど、よくやってきたなとも思う。(現在2期目)と同時に、もっと力をつけたい、できることを増やしたいと大学院の進学も決意。28歳、29歳はなかなかハードな決断を2つもした時期。流石にオーバーワークで1週間倒れました。(休んで復活)

とまあ、こんな20代でした。相変わらずジェットコースターみたいな人生な訳ですが、まあ効率よく戦略的に生きることのできる性格でもないし、想定外で溢れた20代で、これでよかったのだろうなと。

よく本とかで、20代でやっておいた方が良いこと、とか30代でやっておいた方が良いこと、とかあるけれど、何歳になったってやりたいことがあったらやったら良いじゃないか、と思う。

だから、20代だったらできたことが30代になったらできなくなったなあ、とかそういうのは言わないでおこう、とだけ思っている。逆に、20代でできなかったことが、30代でできるようになった、ということをどんどん増やしていくのだ。

20代だって、30代だって、40代だって、自分が思うやりたいことをいつまでもやっていたいし、私は挑戦し続ける。自分だけの人生だもん。

10年間、ありがとう20代。これから、よろしくね。30代。

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