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読書記録

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「ライオンのおやつ」を読んでスポーツも似てるなと思った話

「ライオンのおやつ」を読んでスポーツも似てるなと思った話

皆さんが最後に食べたいおかしはなんですか?

というキャッチフレーズに導かれて購入し、一読した作品

内容としては、33歳という若い年齢で末期のがんを患った女性が、瀬戸内海に位置する孤島のホスピスで安らかな死を迎えるまでの物語で、死に向かう主人公の感情描写がとてもリアルで鮮明なイメージを持ちながら読むことができた作品。

この小説では恐らく、「死」に対する考えが印象に残る方が多いのではないかと思う

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僕×コンビニ人間

僕×コンビニ人間

皆さんこんにちは!

毎日毎日が暑すぎて疲弊してしまうような日が続きますね。

僕自身は今日から久しぶりの二日オフということで趣味のゲームと読書に費やしていこうと思います。

さて今回は趣味である読書の中で最近読んでいろいろ考えさせられた作品である、村田紗耶香さんのコンビニ人間についてストーリーを大まかにまとめたうえで自分なりの考えなどを交えてnoteを書いていければなと思うので今回もよければ最後

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定年ゴジラ

定年ゴジラ

こんにちは!

気づけば、多忙の九月の中盤に差し掛かり、

2022ももうあと4か月もないことに驚きを隠せません。

そんな中で今回は、

重松清さんの著書

「定年ゴジラ」

の読書記録を残しておこうと思います。

普段から、1週間に1冊は読むほど、小説などの読書は行うのですが、(小説家のようなコーチを目指して?)

https://note.com/yuma0509hand/n/n6c1309

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夢をかなえるゾウから成功しない方法論を学ぶ

夢をかなえるゾウから成功しない方法論を学ぶ

ご趣味は?

と聞かれれば「読書ですかね」と答える人は多いものの

では、1番好きな本は?

と聞かれると
すぐに答えることができる人は少ないのではないかなと思います。

僕自身は必ず「夢をかなえるゾウです」と即答します。

かなり売れていて有名な本+映画化やドラマ化などもされているので知らない人の方が少ない本だとは思いますが

今回はnoteで開催されている秋の読書という#に関連付け

自分の一

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あの人は蜘蛛を潰せない

あの人は蜘蛛を潰せない

あらすじドラッグストア店長の梨枝は、28歳になる今も実家暮し。
ある日、バイトの大学生と恋に落ち、ついに家を出た。
が、母の「みっともない女になるな」という“正しさ”が呪縛のように付き纏(まと)う。
突然消えたパート男性、鎮痛剤依存の女性客、ネットに縋る義姉、そして梨枝もまた、かわいそうな自分を抱え、それでも日々を生きていく。

超個人的感想「普通」

大学に進学する理由などは、様々であると思

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ひと

ひと

あらすじ母の故郷の鳥取で店を開くも失敗、
交通事故死した調理師だった父。
女手ひとつ、学食で働きながら一人っ子の僕を
東京の私大に進ませてくれた母。
──その母が急死した。

柏木聖輔かしわぎせいすけは二十歳の秋、たった一人になった。
全財産は百五十万円、奨学金を返せる自信はなく、
大学は中退。
仕事を探さなければと思いつつ、動き出せない日々が続いた。

そんなある日の午後、空腹に負けて吸い寄せら

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