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資格と四角□

こんにちは!

社会人になって始めての一週間が終わりました。

まだ一週間ですが、色々な方に支えていただきながら楽しんで勉強しながら働いていけそうです。

働き始めた中で、スポーツ心理学の大学院を修了しているということで、スポーツ心理の話などにもなり、実際にチームに対してどのような心理支援をしていくのかなどについてのお話になったりすることが、一週間の中でも何度もありました。

自分自身は大学院生の頃に、スポーツ心理学を学びながら、研究活動を行う傍ら、スポーツメンタルトレーニング指導士という資格の取得を目指し、研鑽を積んできました。

↑詳細はこちら↑

(今回のnoteでは、このSMTの資格については深く触れません)

そのような自身の背景もあり、大学院時代にはどんなことをしてたのか。という話から

「じゃぁ、このような機会にこういうことをやってみてよ」

などと言っていただけることもあったのですが、自分自身はまだSMT指導士の資格は取得しておらず、自分が行うのはちょっと…という感じでしたが、よくよく思うと今までも資格を取得せずに心理的な講習会などは行ってきています(もちろん、大学院の先生方にもサポートしていただきながら)

じゃぁ、資格さえ取得すればすぐに心理的な講習会を行えるのか

という問いが自分の中で、生まれたときに

それもそれで何かが違う

と自分の中での思考が錯綜している中で、大学院時代にお世話になったとある先生がおっしゃっていたことを思い出しました。

資格は四角

ということです。

は?おやじギャグ?というような感じですが

資格を取得するということは、何かをできる証明になるものではなく、何ができないかをより明確にすることができるという意味だとその先生はおっしゃっていました。

とても簡単な図で示すとこんな感じ

資格の種類などにもよるかとは思いますが、資格取得は何かの専門的な知識を身に着けていく過程ではあるものの、学びを続けていくことによって、自分が知らないことを知る(無知の知?)ことができる。

資格を取得するというのは、あくまでそういうことなのかなと個人的には感じました。

もちろん最低限、その資格を取得していなければできないこと(例えば、運転免許や医師免許、弁護士資格など)もあるとは、思いますが資格取得という過程を通して、自身のできること、できないことを明確にしていくという思考も面白いなぁと社会人一週間をとおして、実感しました。

それがあるからこそ、結局はコーチングの世界でよく言われている

学ぶことを辞めれば教えることを辞めなければならない

に行きつくわけですが、手段と目的をしっかりと明確にしながらまた色々と考えていきたいなと思った。という個人的な思考の整理でした。



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