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noteをはじめて4年になりました。毎日投稿しました。誰か褒めてください。

香水ブランドをローンチする前のこと。知り合いから「お試しでクラウドファンディングをやってみないか?」と勧められた。その知り合いの友人が、航空会社のANAの新規事業であったクラウドファンディングの運営に携わっていて、案件を探している、とのことだった。

香りはオンラインでは伝わないから、クラウドファンディングとすこぶる相性が悪いと思ってはいたものの、当時の私には時間だけはたくさんあったので、ものは試し、と思いとりあえず取り組むことにした。

結果的にそれは大きな成功を収めることになるのだが、その背景に「活動報告」があった。今私がこのnoteでやっているような形でまとまった量の文章をほぼ毎日投稿していたら、それが少しずつ話題になっていったのだ。

クラウドファンディングの成功を引っ提げて、さぁブランドをローンチするぞ!と思ったところでコロナ禍になった。当時私が住んでいたパリは厳しい外出禁止令が出された。家の中では本を読むくらいしかやることがなかったが、ふと思い立って、クラウドファンディング挑戦中に書いていた「活動報告」と同じような感じで、毎日Facebookに文章を投稿することにした。

そんなこんなでロックダウンの2ヶ月間、日々文章を書いていたら、だんだんとそれが楽しくなっていった。それに伴い、せっかく書くならばオープンにして誰でも読めるようにしたい、と思うようになった。そこで、パリのロックダウンが解除された日にnoteを始めることにした。

2020年5月11日のことだった。


ということで、noteをはじめて4年経った。その間1日も投稿を休まなかった。無事にnote連続投稿4年、達成。

こうやってキリのいい数字に辿り着くたびに、「まだたったのこれだけしか継続できていないのか」と感じてしまう。体感はもっと長い。それだけ労力がかかっているのだろう。

今回にしても、まだたったの4年なのだ。この間毎日投稿を継続するのは大変だったものの、「4年」という期間はさして長くない。

そして、文章が劇的にうまくなったのか、と問われても、その自信は皆無だ。毎度書くネタに悩むし、言葉が出てこないことも多々ある。“てにをは”すら迷ってしまうのだ。

そう、4年なんて“そんなもん”なのだ。

“そんなもん”という言葉は、以前も同じコンテクストで使ったことがあるような気がする。まだまだ私は“ペーペー”の域から抜け出せていない。


これはとても正直な気持ちである。毎日書けばもっと文章が上手になるものだとばかり思っていた、昔の私は浅はかだった。私の考える「上手な文章」が書けるようになるには、きっとあと数年は必要なのだろう。

ただ、だからといって落ち込んでいるわけではない。「上手な文章」が書けるようになるまでは少なくとも、私は粛々とnoteを更新し続けるつもりだ。怠惰な私は毎日やると決めないと続けられない。1日でも休んだら途端にサボりだすことだろう。


そんなわけで、この4年間毎日記事を投稿したことに達成感はあまりない。ここはひとつの通過点でしかないのだ。

だから、周りから何らかの形で褒めてもらわないと、私はうまくこの4年間を労うことができない。実感すらあまりないのだ。


ということで、「こいつまぁちょっとは頑張ってるかな」と思ったそこのあなた、この記事にスキをしてあげてください。そういう小さなことが、なんだかんだで励みになるのです。


そして、また明日から、とりあえず5年連続投稿を目指して、記事を書き続けようと思う。「粛々」とか「コツコツ」といった音が聞こえてきそうだが、私にはそういう地味なことしかできない。


さぁ、また日々、粛々と、コツコツと、書いていこう。そしていけるところまでいってみよう。亀みたいにしか歩けないけど、いつか兎に追いつき追いこす日を夢見て。


これからも、読んでね。たまには、スキ、してね。


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