あと1週間でnoteの毎日投稿を開始して丸4年となる。毎回それなりの質と量の文章を書くことを、私なりに心がけてきた。もちろん全ての記事においてそれができたとは全く思わないが、ただ単に連続投稿をするのとは違った何かが得られていることを信じている。

連続投稿をするにあたっての一番のハードルはやはりネタ探しだ。ネタさえ見つかればあとは時間をかければある程度のボリューム及びクオリティは担保されるが、ネタがなければ書き始めることすらできない。

そして私のように特定のテーマではなくその時に書きたいことをただ書いているような場合は、ネタの“供給”が非常に不安定になりがちだ。書きたいことがある時は記事のストックができる場合もあるが、実際のところそういったケースは稀で、だいたいにおいてネタの“不漁”に頭を悩ますこととなる。

きっとそれはみなさまの想像にも難くないのだろう、こうも性懲りも無くnoteを続けている私を見て、「ネタってどうやって探しているの？」と尋ねてくる人は案外多い。

実際のところ、ネタはどこかしらに「落ちている」。だからそれをうろうろしながら拾うというのが感覚的に近い。

もちろん「落ちている」や「拾う」というのはメタファーで、頭の中でここ最近の出来事や気になっていたことなんかをつらつらと思い出すという作業を通してネタを探すことになる。朝noteを書く際、ネタがまだ見つかっていない時は、パソコンの白い画面を見つめながら考え事をしたり、新聞のコラムを読んだり、Instagram等でくだらない画像や動画を見たりしながら、頭の中を散歩しながら足元に落ちているであろうネタを追い求めるのだ。

今朝もいつも通り4時半に起きた。昨日書いたnoteも道端に落ちていた普段なら見落としてしまいそうなものをかろうじて見つけてどうにかこうにか膨らませたものだ。正直納得できるものが書けたかと言われるとかなり怪しいが、とりあえずまたひとつ記事を投稿することができたことにホッとした。

ホッとしたのも束の間、今朝書く記事のネタがまだ見つかっていない。例によって私は頭の中の散歩を始めた。朝日新聞の一面を読み（SNS規制に関する朝日新聞独自のアンケートと為替介入に関する記事だった）、Instagramで動画を見て（私は陸上のハードル選手のハードリングや三段跳の動画が好きだ）、それでも飽き足らずにYouTubeで（もちろん『有隣堂しか知らない世界』の）動画まで観てしまった。それに伴い、時刻は5時、6時、7時と過ぎていった。

8時になった時、とうとう諦めて朝ごはんを食べることにした。ここ最近の出張やら会食やらで冷蔵庫の中には卵とザーサイくらいしかなかったので、とりあえずそれらで簡単なスープを作り、あとはローソンで「食物繊維が摂れる　ネバネバご飯(もち麦入りご飯)」を購入した。お弁当を買う際についついカロリー表示を見るようになった私は、ダイエッターとしての自身の成長を実感した。

それでも、どこにもネタは落ちていなかった。

今日は10時からのミーティングの後、あれこれ予定が入っている。今日これ以上記事を書く時間は取れそうにない。

「背に腹は代えられない」とはこういうことを指すのだろう。9時になって私はnoteのタイトル欄に、「ネタは落ちている」と書いた。しばし考えて、そこに「、はず」と付け加えることにした。

今は9時半。なんとか、書き上げることができた…ホッと、一安心。

ほぼ4年noteを毎日書き続けても、結局私はこんな感じ。もう少し楽に書けるようになるといいんだけどなぁ。

noteの神様！お願いです、とりあえずあと1週間、丸4年の連続投稿を達成するまでは、私の通る道にいつもより少しだけ多めにネタを落としておいてください…！お願いします…！

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