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結婚10年。出会って20年だから妻自慢をしてみようかと思う

出会って10年目の記念日にプロポーズをしてから、早くもまた10年の年月が流れた。

高校時代に、妻と出会ってから早20年。

妻とは、人生の半分以上を一緒に過ごしている。

こんな話をすると、よく「一途ですね」とか「素敵ですね」なんて言ってもらえるけれど、実は、僕のせいで何度も節目があった。

自分で言うのも変だけれど、僕は20代の頃に、けっこうモテたからだ。

妻には、「元サヤに戻る」という経験を何度もさせてもらった。情けない。

でも、“そのおかげで”なんて言ったら失礼すぎるけれど、今は、僕にとって妻以上のいい女はいないと確信している。

だから、僕の人生は、妻と出会えた時点で、すでに成功したとすら思っている。

ん?のろけすぎだろうか?

でも、本音だから仕方ない。

うっかりこの記事を開いてしまったあなたには、もう少しだけお付き合いいただきたい。笑

今から、こんな機会でもない限り、なかなかできない「妻自慢」に挑戦してみようかと思うので、どうか最後まで見守ってやってください。

でも、うまく書けるかな。ちょっと不安。

書きたいことをなんでも書けちゃうnoteの優しさに甘えつつ、言葉にしてみようかと思う。

出会いは高校時代

妻は1つ年上。高校時代に、生徒会で出会った。

初めて出会った瞬間から、ビビッと来るものがあって、いわゆる一目惚れってやつだった。

(ちなみに、妻は僕に一目惚れをしてくれなかったらしいw)

1年間。生徒会で一緒に過ごすうちに、ますます彼女に惹かれていった。

ちなみに、妻は当時「吹奏楽」部員だった。真剣に部活に取り組んではいたが、この吹奏楽部が、びっくりするほど下手で。

僕の記憶が正しければ、たしか15年以上連続で、地区大会で最下位の銅賞だった気がする。

あまりに下手だったから、学校側が外部の指導者を雇って、本腰を入れはじめたタイミングだった。

その際、「部員が足りない問題」が発生したと聞いた僕は、妻に近づきたいという下心エネルギーから、率先して友だちをスカウトしまくり、僕を含めて4人くらいを入部させた。

そして、妻に良いところを見せたい一心で、猛烈に練習に取り組んだ。

その結果、なんと入部4ヶ月後には、僕が入部させた吹奏楽未経験の男子4人組は、地区大会で金賞をもらってしまった。

我ながら、恋の力はすごいと思う。笑

あれは、なかなか良い思い出だ。

あのできごとで「絆を深めることができた!」と確信した僕は、妻に告白をし、なんとか彼氏の座を確保した。

あの日から、もう20年の年月が流れたわけだ。

人生って、本当に長いけれど、濃い(=恋)記憶はいつまでも色褪せることはない。

結婚とは「熟成」を楽しむものだと思う

「20年間、一緒に過ごしている」という話をすると、パートナーシップについての相談をされることがよくある。

先日は、若くして結婚し、離婚した経験がある友人から「元嫁との再婚を考えているんだけど、どう思う?」なんて相談をされた。

僕的には、戻りたいなら戻ってみたら良いと思う。戻りたいと思える人がいることが、すでに幸せなことだし、その経験が二人の人生を深めることに繋がると思うから。

たしかに、長い年月を一緒に過ごすということは、リスクを伴うことだと思う。

若かりし日の美貌は衰えるし、人生の目的地は変わるものだからだ。

僕だって、妻と出会った頃はまだ高校生で、将来の夢や、なりたい職業すら決まっていなかった。でも、高校生なりに「君を一生幸せにするよ」なんてほざく、ませガキだった。笑

ちなみに、うちの妻は安定思考の持ち主で、社会に出てからは、同じ職場でず〜〜っと働いている。

でも、一方の僕は、メジャーデビューを目指して売れないミュージシャンをしてみたり、一念発起して突然会社員を辞め、独立してみたりと、なかなかに不安定な人生を歩んできている。

そんな将来の保証が何一つない僕に、妻はよくついて来てくれていると思う。感謝しかないし、心から尊敬する。脱帽だ。

▼僕のヘンテコ人生の詳細はこちら

だから、この「僕らの人生」を波あり谷ありにしている張本人である僕が、こんなことを言うのはおこがましすぎる話だけれど、

「結婚」とは「熟成」を楽しむものなんじゃないかな?と思う。

お互いに老けていく姿や、趣味趣向が変わる様子、子どもたちとの思い出なんかも全てひっくるめて、その「変化」を味わえることが、「結婚」の醍醐味だと僕は考えている。

今の時代は、情報過多で、即席・簡単な方が好まれる世の中だけれど、「結婚」に関しては、ワインのように「熟成」を楽しんで良いと思うんだよな。

渋みが出ることもあれば、気候によっては、酸味が強くて酸っぱくなることだってあるだろう。

でも、そういうことを乗り越えていく度に、「深み」が出るんじゃないのかなと。

ちなみに、これはただののろけだけれど、僕からすると、妻はこの20年で今が一番キレイだし、可愛いと思う。

きっとこれから先の人生でも、そう思い続けられるという自信があるし、そうにしか、僕には見えないはずだ。

だって、何があっても僕を信じ続けてくれている妻のことを、僕は人間として最も尊敬しているし、愛しているから。一緒に過ごした年月の数だけ、益々「美しさ」は深まっていくばかりなんだ。

僕は、これから先の人生も、妻と一緒に熟成させていけることが、楽しみで仕方ない。

最愛の妻へ

僕の妻は、僕のこういう発信活動に、あまり興味がない?のか、見てくれないタイプの人だ。(寂しい)

でも、もしもたまたま何かの機会に、うっかりこの記事を見てしまうかもしれないから、最後に妻へのメッセージを書いておこうかと思う。


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妻へ。

20年間。一緒にいてくれて、本当にありがとう。

これから先も迷惑をかけるかもしれないけど、引き続き一緒に笑っていてください。

君をもっともっと幸せにすることを、ここに誓います。

2024年、吉日。

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…あんまりこう言うことを言わないから、変に気張りすぎて、まるで選手宣誓みたいなメッセージになっちゃった。ごめんね笑

こういうメッセージを送れる相手がいる時点で、やっぱり僕は幸せ者だ。


最後になりましたが、僕ののろけだらけの記事を読んでくださったあなたへ。深く深く、頭が地面にめり込むくらいの気持ちでお辞儀をしながら、最大限の感謝の気持ちを込めて、この言葉を送ります。

貴重な時間を使って、最後まで読んでくださって、本当に本当にありがとうございました!!!

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