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エッセイ|夢とお金とプライドのはざま

「よし。毎週月曜日は、エッセイなるものに挑戦してみよう」

と決めてから、2本目の投稿になります。

つまり、僕にとって「2歩目のチャレンジ」がこの記事というわけなんです。

僕は、先日35歳になりました。それなりにおじさんです。

だから、こうした「新しいこと」に挑戦しようとすると、照れ臭さや今さら感が出てきて、行動のブレーキが発動することを体感しています。

だって、エッセイにしろ何にしろ、僕よりも圧倒的に早く始めている人はいるものだし、うまい人なんて世の中にゴロゴロいます。

だから、そういう先駆者たちと比較されることを避けて、自分のプライドを守りたくなっちゃうから、「新しいこと」への挑戦を無意識のうちに避ける自分がいるんですよね。

でも、それと同時に、「新しいこと」をしていかないと、人生が停滞することも知っています。

ただ、「新しいこと」の最初の一歩という時期が、どんなに地味で、惨めさを感じるのかも知っている。

冒頭の写真にもある通り、僕は「ギター」を弾くことができます。

高校2年生の頃からやっているから、それなりに弾けます。

でも、ピアノは弾けません。

あと、レコーディングの知識もそんなにありません。

あと、ハーモニカも吹けません。

でも、上記で挙げたすべてのものが「できたら良いのにな〜」と思うときがあります。

「できる」にするためには、当然「①必要なものを用意して→②練習をする」という“めんどくさい”ステップが必要になってくることも知っています。

でもでも、そこに時間と労力をかけたところで、「お金」になるのはずっと先なんだろうな・・・と、想像ができます。

で、ここまで考えたときに、いつも思うんです。

あれ・・・?

僕は「お金」のために生きているのか??

僕は、お金にならなきゃ、「やってみたいこと」をやらないのか?

僕は、「お金」のために生きているのか?

はあ?そんなの嫌だよ。もっとやりたいことやりたいよ!!!

じゃあ、いつやるの??

「今でしょ!?」

と。


自分との対話を経た後に、結局たどり着く答えは、いつも決まっていて。

「やりたいことがあるなら、やったら良いじゃない」

結局ここに、着地します。

ダサくても、へぼくても、今日ここから今すぐに始めていかなきゃ、この人生のうちに「満足」まで辿りつくことはないんじゃないか?と思えてくる。

そして、僕はそんな後悔の残る人生なんて、絶対に歩みたくないんですよ。

やりたいことは全部やりたい。そして、面白い景色を見続けていきたい。

「今が一番幸せ!」って、心の底から言える人生を歩んでいきたい。

欲張りなのかな?

いやいや。僕はこの人生を満喫したいだけだ。

楽して簡単に手に入ってしまうようなインスタントな幸せ味だけじゃ、満足できません。

熟成されて、濃厚になった、味わい深い人生も楽しみたい。

そのためには、今から一歩踏み出していかなくちゃ。

きっと、この今は小さく見える挑戦が積み重なることで、5年後・10年後には、すんごいことになっているはずだから。

このnoteも、何年も続けていきたいな〜。

全部楽しんで生きていたい。

だから、きっと「挑戦」をしようとしたときに毎回出てくる「夢とお金とプライドのはざま」みたいなザワザワ感は、僕の人生を面白くしてくれるためのエッセンスなんだろうなと、思うんですよね。

さあ、そんなことを考えながら買いているうちに、エッセイストとしての僕の2作目みたいな記事が完成しました。

ああ、今日も「書く」が楽しい。

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