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お気をつけあそばせ、ワーママをなめないでいただきたい。


「子どもはすぐ熱出すからな。だから
なかなか仕事任せられないんだよ」

独身アラフィフ部長のひとこと。

この春から育休復帰した同僚。
お子さんはまだ1歳。

もともと営業さんでしたが
外回りだと保育園のお迎えに
間に合わないために
なかなか思ったような以前の仕事はできない
ようです。

久しぶりに同僚自身の獲得した営業先に
行けるか部長と話し合っていたときに
ぽろっと出たのが冒頭のひとこと。


分かり切っていることなのに、
改めて腹が立ちました。


最近、育休から復帰した社員が多く、
みんな保育園からの呼び出し、
感染症からの看病に戦々恐々。


在宅勤務でも看病しながらなんか、
仕事に集中できる訳ありません。




子どもがすぐ熱を出すことくらい、
ワーママはみんなわかって働いて
います。

わざわざ強調して大きい声で言わなくても
みんなもどかしさを抱えながら
働いているんです。


いくら男性育休も普及したとはいえ、
キャリアをスローダウンするのは
まだまだ女性側であるように
感じるのです。


不可避なハンデを背負っている人がいる

障害者もワーママも
「どうしたら働きやすいか」、
その視点で組織を考えてくれたら

誰もが働きやすい環境になるのではないかと
思います。


働くママなんて当たり前のこの社会で、
その力をなめられたら困ります。

ワーママはきっとマルチタスク的な面でも
大きな可能性を秘めているから。


お気をつけあそばせ、
その可能性に気づけない世の中よ。


明日もよき日になりますように。

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