数学で考える「努力」 ~ベクトルと座標変換を用いて~
1 はじめに 少し前になりますが、東進ハイスクールの林修先生が、「ぼくは日常生活で数学の考え方を使っている。例えば座標軸」という話をされていました。何か物事を始めるとき、図1のような座標平面を使って考えるらしいです。
これを使って、勉強のような「嫌いだけど、役に立つ」こととの向き合い方が大切だと説かれました。
この話を聞いて、他に数学の考え方で、日常生活に使えることはないか考えてみました。
2 努力をベクトルで考える 高校数学で、ベクトルは大きさと向きをもった量と学び