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30代半ばの僕が、若者に勝っているところ

SASUKEの予選会開催まで、半年を切った。
そろそろ本腰を入れて予選会対策を始めようと思う。

もちろん、これまで何の準備もしていなかったわけではない。
ここからの半年はより負荷を上げて、能力を伸ばしていく。そうしないと勝てない。

最近、若手の伸びが本当に怖い。
トレーニング仲間に10代もたくさんいるんだけど、彼らの成長スピードはハンパじゃない。
ボーっとしてたら、あっという間に遠くに行ってしまいそうな。それぐらいの異常なスピードで進化していく。

なんといっても、彼らには体力と時間がある。
睡眠時間が少なくてもなんだかんだ動けるし、無理なトレーニングをしても怪我をするリスクが少ない。怪我をしたとしても、治りだって早い。
普通に考えたら、34歳で伸び代が少ない僕は抜かれていくだけだ。

でも、そういうわけにはいかない。
彼らが自分を抜き去っていくのを、指を咥えて見ているわけにはいかないのだ。
何でも良いから、彼らに勝っているところを探せ。

そう考えた時に、僕は気付いた。
彼らに勝っていることが、ひとつある。

“危機感”だ。

戸愚呂(弟)も警鐘を鳴らす、危機感の大切さ

多分、彼ら若者は「明日の自分は今日と同じように動ける」と信じている。
普通にやっていれば、能力は順調に伸びていく。
そして、時間もまだまだたっぷりあると思っているはず。

でも、34歳の僕は違う。
明日の自分は、もう今日と同じようには動けないかもしれない。
徐々に身体が動かなくなっていくかもしれない。
そんな不安と、常に戦っている。
自分に残された時間は、もう僅かしかない。
その自覚もある。

でも、だからこそ。
若者より一分一秒を大切にして、モチベーションを上げることができる。
サボることなく、できることを全てやろうと思える。

この考え方こそが、若者にない僕の武器だ。

やめない、諦めない、サボらない。
不屈の意思で、10月までに強くなってやる。

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