ぜんばやし(シンプルライフ研究所)

2011年7月東京→京都市。服飾(帽子・革小物・鞄)作家。「自分が教えて欲しいところだ…

ぜんばやし(シンプルライフ研究所)

2011年7月東京→京都市。服飾(帽子・革小物・鞄)作家。「自分が教えて欲しいところだけ効率良く教える」洋裁教室コモノ運営。2009年妊娠出産を契機としてオーガニック・野口整体の勉強を始める。シンプルライフ研究所http://zisoku.com 代表。雪柳庵プロジェクト企画。

マガジン

  • 服飾作家ぜんばやしの贅沢な自給自足的生活

    シンプルライフ研究所HP内の同名のブログ記事をアーガイブ。2018年夏至スタートのプロジェクト「雪柳庵」企画について、子育て、自給的な生活や整体やオーガニックライフの話など雑多に記述。バックアップファイルです。

  • ウメちゃんファーム洛西自然農園・畑ラボ通信

    都市部に住みながら、安全な野菜を自給するにはどうしたらいいのか? そう考える人の為に京都西京区の「ウメちゃんファーム洛西自然農園」にお邪魔しながら、畑暦に合わせた具体的農作業内容をリポート。 数年前IT企業の社長から自然農法農家兼八百屋に転身した、梅原さん。 安心な野菜作りにこだわるきっかけは、2011年の原発事故だったそう。趣味ではなく営農・自給自足のための自然農法による野菜作りとは?を聞き出して記述していきます。

最近の記事

故・染織作家・河口三千子先生のこと

連日バイトの合間に、善林ひろみ裂織創作展の展示計画。パネル作成にうなりつつ取り掛かる。今回はこの展示プロデュースが私の作品、という位置づけです(注・善林ひろみは私の実の母)。 「裂織」って言っても、殆どの人が知らないものね。その説明で客対応が終わってもと思うので、書いて表示したほうがいいかなと。織物自体がどういうふうに作られているかなんて、一般的には知られては居ない。 今や食べものも衣服も、工場で作られて大量に売られて当たり前のもの、です。ほんの100年ほど前までは女達が

    • 2020/1/24-26善林ひろみ裂織創作展・開催(丸太町寺町・Bonjour! 現代文明)

      現代の衣服ーーその殆どが、極端に着る人との関係性を排除したものと言えないだろうか。 「裂織」は刺し子と並び 、約百年前に東北地方を中心に行われたボロ布の利用方法の一つである。 ほんの少し前まで一寸四方の布あれば棄てるな、と言い伝え、女達が家族の衣服を整えていた時代があった。裂織の技法も、布そのものが手に入らない時代の貧しさと共に語られることが多い。しかし今残された布たちを見ると、純粋に「モノ」としての存在感に圧倒されるのは何故だろう。 「モノにはイノチがある」。かつて布

      • つなぐ京都ー福山和人さんを囲む会に参加して来ました

        めっちゃピチピチの予定を連日こなしているんですが、、昨夜行って参りました、福山和人弁護士を囲む会。 知ってる人は知ってる、前の京都知事選に立候補されてた方。次の京都市長選にも挑戦されるらしい。非常に魅力的な方なのを、前の選挙動画で拝見。一度お会いしたいと思ってたんですよ。 会には色んな角度から、現市政に疑問を感じてる方が参加しておられました。特に大型事業の進め方にかなり問題があるようで、ここに作って果たして採算合うのか?という場所のホテル建設計画を推し進めてたりとか、充分

        • 開発協力事業(プロサバンナ)の名の元に行われる小農からの農地収奪に、日本が関与している話。

          今日、京都ファーマーズマーケットさん主催のイベントに参加して来ました。→今アフリカで起こっていること タイトルにあるとおり日本のODAの事業の一環として行われている「発展途上国支援」であるプロサバンナ。良いことをしている風に一般には思われているが実際はモザンビークの伝統的な豊かな生活を破壊し、現地の人を貧困に陥れているという、驚くべき現在進行形の話。 このニュース、私も以前何かの報道で目にした記憶があるのですが、実際昨年(一昨年だったか?)世界的に問題視され、人権問題とし

        故・染織作家・河口三千子先生のこと

        マガジン

        • 服飾作家ぜんばやしの贅沢な自給自足的生活
          53本
        • ウメちゃんファーム洛西自然農園・畑ラボ通信
          6本

        記事

          作品制作の話

          最近、「洋裁教室コモノ」の先生業の他に、先月からキッズラインサポーター登録もしたので(ベビーシッターサービスであるが、保育士免許持たないので私は5歳以上対象。実質工作指導のセンセですね)ますます何屋?状態であるが、ショボショボと作品制作もしてます。 自主企画イベント目白押しで予告と報告に追われ、ブログ記述を忘れてましたが、先月やっとオーダー頂いた「がまぐち」納品しましたよ。 材料だけ御指定であとはお任せだったので、ちょっと口開けて中開いた時に又違った形が見えるように一工夫

          2019ゴーゴーワクワクキャンプにボランティア参加してきました

          毎年恒例になりつつある、ゴーワク調理スタッフ参加。子連れになっちゃうので、手伝いなんだかどうなんだかっていう感じではあります。 調理スタッフは、ゴーワクのメインである子ども見守りとは別で、ひたすらキッチンで調理に従事。今年はゴーワクのコアメンバーが今までの様にずっと期間中場所に滞在では無い形での開催という事で、どうなることやらと思いましたが、沢山のボランティアサポーターに支えられて又新しい形での運営となったようです。 今年は約二週間ちょいの開催となったそうですが、私がスタ

          2019ゴーゴーワクワクキャンプにボランティア参加してきました

          「東寺と三十三間堂の仏像を見学する会」報告(雪柳庵企画)

          8/11に行いましたミニイベント・仏像を見る会から。すんませんが雪柳庵HP上で全く告知なしで開催。そもそも板倉が息子達を仏像を見に連れて行くので、友人達も一緒に如何?企画。なぜかFBイベントページを上げたら、妙に注目されてしまい。 連日の猛暑の中、お堂の中も暑くてそうそう長時間佇めないだろうと推察。 仏像の専門家である板倉が、お持ち帰り用の資料を用意して開催。凝りすぎ注意を言ってたんですが、本人としてはサワリの解説文でもやっぱりそれなりの量になってましたね(10ページ)。

          「東寺と三十三間堂の仏像を見学する会」報告(雪柳庵企画)

          8/5-6「お金から現代社会を学ぶワークショップ」開催報告(雪柳庵企画)

          二日間にわたり行った、雪柳庵企画「お金から現代社会を学ぶワークショップ」。今回かなり実験的な試み、どうなることかと思いつつの開催で今終わって本当にホッとしています。内容多いので、ざくっと大枠を紹介報告です。 8/5午前は、大村貴信先生の「お金って何?世界のお金の役割」の講座。 まずは緊張を解く意味で、想念によって指の力の入り具合が変わるという、ちょっとOリングっぽい 面白いワークからの導入(全然変わらない~というこどもも居ましたが)。 大村先生、具体的に紙幣とコインを使い

          8/5-6「お金から現代社会を学ぶワークショップ」開催報告(雪柳庵企画)

          恐怖心から始まる社会的な硬直した構造と、目に見えにくい虐待について

          前回の記事( 奈良少年刑務所 での 社会性涵養プログラム の話)の続きでもあるのですが。 奈良少年刑務所に収容されている犯罪を犯してしまった青年の中には、所謂エリートの家庭で育った子どもも居るという。つい先日、小学生を無差別殺戮した容疑者も、親が養う引きこもり中年だったという。彼らを犯罪に追い込んだ暴力とは、何だったんだろうか? 又ちょっと別の話にもなるが、ずっと日本は政治家がB級でも 官僚が優秀であるから大丈夫と言われていた。しかし2011311に福島原発が爆発して放射

          恐怖心から始まる社会的な硬直した構造と、目に見えにくい虐待について

          あふれでたのはやさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室(寮美千子著)

          FBで知った、奈良少年刑務所で作家の寮美千子さんが9年間行われた「絵本と詩の教室」の報告本(多分、性教育のあいこ先生のシェア)、「あふれでたのはやさしさだった」読了。あまりに凄い内容なので、ここに記述しておこうかと。 彼女が奈良少年刑務所と関るきっかけになったのは、そのレンガ造りの美しい建築に心引かれて訪れたことからだったという。 その後、刑務所内で新しい「社会性涵養プログラム」という、刑務所内でも特にコミュニケーションに問題を抱える青年達対象の更生教育がはじめられることに

          あふれでたのはやさしさだった 奈良少年刑務所 絵本と詩の教室(寮美千子著)

          7/16(火)14:00-大西つねき×せやろがいおじさん対談Youtube Live!!!に注目

          参院選ですね。投票次の日曜やし、と遅まきながら選挙公報など見ても、分かるような分からんような。NHK・・とか、オリーブなんちゃらとか、はじめて知った(汗)。何せTV見ない(持ってない)からな。 う~ん、結局、候補者がそれぞれ喋ってるの聞くのが早いのよね。とにかくコツコツ各候補をチェックし始めてるところ。映像ってほんま怖いくらい。その人の器量などなど、丸裸にしちゃうよね。 参院選の二枚目が悩むね~  そういえば山本太郎が旗揚げした「れいわ新撰組」って、どんなんやろ。 で、

          7/16(火)14:00-大西つねき×せやろがいおじさん対談Youtube Live!!!に注目

          コミュニティ・オーガナイジングの話を聴いて来ました

          昨夜、 同志社大学大学院 総合政策科学研究科 の公開授業に行ってきました。コレ↓ 『 市民の力で、社会は変わる! 』 ~ コミュニティ・オーガナイジング & ちゃぶ台返し女子アクション ~ 私、 総合政策科学研究科 って何?(ソーシャル・イノベーションも?)というレベルですが。准教授の佐野先生にご縁があり、FB経由でこの講座開催の案内をいただいたのです。 上記イベントページにも記述の 「普通の市民が立ち上がり、それぞれが持っている力を結集して、コミュニティの力で社会の仕組

          コミュニティ・オーガナイジングの話を聴いて来ました

          なぜ今、こどもにお金の教育が必要なのか?

          来月開催「お金」イベントの、8/5講義の予告動画の編集がやっと終了! 昨日Youtubeにアップしたので、是非ご覧あれ~! いろいろ調べてたら東京方面では、「お金」をテーマにしたワークショップ はもうさかんに行われているというのが分かって来ましたわ。やっぱ、関西は情報全体に遅めではあるような。。しかも、普通WSだけで二時間5,000円とかだよ。ちょっと我々、安すぎの設定(汗)。 こどもみらい館の会場を押さえたのは、少人数でお話していただくにはあまりにも勿体無い、と思ったか

          なぜ今、こどもにお金の教育が必要なのか?

          7/18(木)悩みシェア会「私学に行ったらいくらかかる?」をやります(雪柳庵おやこ悩み相談室企画)

          自分の子どもも、あっという間に小学生高学年。早いもんです。私自身は田舎育ちで、自分の子どもに関して全く私学進学とか考えていなかったのですが。 なんやしらんが、自分の子どもが何物かに挑戦するというモードは無くなるな。今の教育環境を継続して続けると。 というのがハッキリ見えたので、この稼ぎが悪い中、かなり無謀ともいえますが、中学受験を視野に入れることに。 イマイチ推薦入試、というのが良く分からなかったので、そこらへん専門の板倉(かなこ先生)に雪柳庵おやこ悩み相談室のコラム記

          7/18(木)悩みシェア会「私学に行ったらいくらかかる?」をやります(雪柳庵おやこ悩み相談室企画)

          「もの」の値段は、どうやって決まっているか。知っていますか?

          近況含めの記事。来月の雪柳庵企画のWSで扱う内容にも、関連する話。 一応私も服飾の作家業をしてるわけで。時々色々なご依頼の受け答えの中で、う~ん、何故その値段で頼めると思ったのだろうか? と思うことも、よくある(実は昨日もあった)。 これって、基本中の基本。実質時給1,000円以下になる仕事を依頼されても無理である。どないしようもないですわ。生活出来無いので。 ・・単純に「商品」の代金がどうやって決まっているか、を知らない人があまりにも多いのに驚く。身内の話でなんですが、

          「もの」の値段は、どうやって決まっているか。知っていますか?

          8/5・6「お金から現代社会を学ぶワークショップ」金融教育の講義とWS、申込受付中です(雪柳庵企画・その3)

          暫くブログ記述も、8月企画の金融教育WSネタが続きます(勿論宣伝ですよ)。何せ、内容ありすぎで簡単に書ききれんですわ。。 大村先生との打ち合わせ、現代社会の全体の構造を知ろうとする時「税金」がキーワードになるのではないかという話も。講座はそこからの話になる可能性大。 まぁ、今現在がどないなことになってるかは、社会人なら知っておきたいところ。さて、今回の記事のアイキャッチの本、またしても板倉が大量に買い込んでる本から。子どもの社会科の勉強の副読本としてもいいね~ そのうち雪

          8/5・6「お金から現代社会を学ぶワークショップ」金融教育の講義とWS、申込受付中です(雪柳庵企画・その3)