「境界が付かない特性」と共存する第一歩(本当にどうだっていいシリーズ)
「みるくさん、何処まで私みるくさんと近づいていいのかわかんなくなるよ」
ディズニー帰りの客でごった返す舞浜のサイゼリアで、3歳年下の友達に言われた一言が衝撃的だった。
彼女は、僕が、僕の元あいかたの身にあった出来事をなにかしら知る度、「じゃああの時何で僕が一声かけられなかったんだ」なんて考えこんだり思いこんだりしている僕の姿を見ていると、如何していいのか分からなくなるそうだ。あいつが不安定な事を僕自身の不安定と置き変えて、端的に言えば同一視と言うか鏡合わせの存在として僕