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本当にどうだっていいシリーズ

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割と意味がないエッセイのまとめ。失恋話、性的な話、メンタル凹んでる話が多いです。ご了承ください。
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記事一覧

飛んだり・跳ねたり・泣いたり・切ったり。(本当にどうだっていいシリーズ)

押し並べて、私の生活は、20代後半の女性にしては「普通」な物になってきてしまった。 家出をした。 6/13に、ボストンバッグにとりあえずの衣類と生活雑貨を詰め込んで、私は家出をした。その前々日の夕飯時、母親とふたりの食卓で、箸を持ったまま私は泣いた。家を出たいと泣いた。ただ、家を出たいと言ってもそんなに本格的な家出でもない。週に1度2度、実家にふらりと戻る家出だ。家を出たあと1度既に実家に帰っているし、なんならこの原稿の大半を私は今実家のパソコンで書いているのだが、家を出

「恋の始まりに絶望し、恋の終わりに安堵出来たら。」(本当にどうだっていいシリーズ)

「人を好きになる事は、希望のスタートか、はたまた新たな絶望の序章なのか」  私は常に後者だと唄っているのだが、中々どうも世間がその意見にキャッチアップしてくれなくて頭を抱えている。私はこう言う人間だからこそ「巷にはびこるキュレーションサイトでバズる明るい記事書くの夢なんだけど」と言う素っ頓狂な事を言えるのではないかと最近自覚してきた。嘗て教育業界で生きて行きたい半面に「丸の内OLやりたいんだけど」とほざき続けてきたのと、理屈としては同じ。明らかに自分の現在手元にあるものと真

「境界が付かない特性」と共存する第一歩(本当にどうだっていいシリーズ)

「みるくさん、何処まで私みるくさんと近づいていいのかわかんなくなるよ」 ディズニー帰りの客でごった返す舞浜のサイゼリアで、3歳年下の友達に言われた一言が衝撃的だった。  彼女は、僕が、僕の元あいかたの身にあった出来事をなにかしら知る度、「じゃああの時何で僕が一声かけられなかったんだ」なんて考えこんだり思いこんだりしている僕の姿を見ていると、如何していいのか分からなくなるそうだ。あいつが不安定な事を僕自身の不安定と置き変えて、端的に言えば同一視と言うか鏡合わせの存在として僕

ノーサイド(本当にどうだっていいシリーズ)

覚え書き程度にでも書く事をしなくなると、書く為の脳が衰えていく。然し書くことを続けたところで得るものとか、あるのかどうかとか、思ってしまい、そもそも論目先の意味の有無に捕らわれてナントカするようなものでも無い筈だ。書くことって。

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僕はどこにでも飛べない。(本当にどうだっていいシリーズ)

いなくなった君について。

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事務職に向かない人日記(本当にどうだっていいシリーズ)

どうにもこうにも事務職に向かない。 書類一枚でモノと金を動かすことの重みを日々日々ずっしりと感じており、とにかく焦ってやった気になってしまうくせに、考え過ぎな私には、どうも不適当な仕事である。 「あ、忘れました。」の一言で人を呆れされるのが得意で、本当に忘れたじゃ済まない事ばかりで、余計に自分で自分を苦しめる。ミスも一回二回じゃない。それ三回目だよ、みたいなのが多くて、他の人にも迷惑をかけているし、ほぼ毎日夢で会社の人(あるいは取引先の人)に叱られている夢を見る。 お陰で

法律とカラダと、こころ。(本当にどうだっていいシリーズ)

僕は女の人特有の感情に対して、理論的になりたがるからタチが悪いみたいだ。 男女の関係なんて最終的に性欲で片付けてしまうのがとてもラクだし、間違いでもないと思っている。結婚する理由なんて「なんだかんだタダでヤれる関係性手にしたいからに尽きない?最後は。」と言われても、私はそんなに傷つかなかった。 寧ろ私にとっても、結婚する理由の1つに「ヤってても不自然じゃない関係性」を手にするために、ってのがあって、だから私も私で「この人とこれからもセックスしたいから結婚する。」みたいな事

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旅の締め、感情の処分祭。(本当にどうだっていいシリーズ)

2014/11/01 リアルテキスト塾同窓会に向かうべく、京都へ。 「結局俺ら、メンヘラは治らないね。」 俺ら、の、ら、ってなんだよ。 この一言を引っ提げ、私は家を出発する。 ◆ 福岡の方々がリア充だった。 東京の我々は眼鏡だった。 私は私で京都入りした後、前職の仕事で仲良くなった友達との再会を楽しんでから会場に向かったのもあり、あまりきちんとお話ができず、悪かったなあと思う。 飲み会の席では、「みるくちゃんの顔見て安心して疲れた。」と言われて、「あははは知ってます

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気持ちの無駄遣い。(本当にどうだっていいシリーズ)

 人よりも気を遣っても、気の遣い方がずれてて、気を遣えないひとみたいになっている。気がする。  明日の洋服からなにから、気を遣う必要なんてそんなに無いはずなんだけど。普通にしていればいいって言うけど、普通にしてきた結果、今までの人生うまく行ったことないんだから、普通にしてたらダメなんだろうなあ。困った。ひとは自分のことそんなに細かく見ていないだろうし、気にしすぎてるのもわかるけど。ああ嫌だな。裏で何を言われているかわからない。変な人だと思われている。協調性の無い人だと思われ

面白くない人生(本当にどうだっていいシリーズ)

 入社してまだ1か月もたたないけれど、仕事は別にそんなに面白くない。かといって、他にやりたい仕事も今のところあまりない。どんな仕事に就いたって、結局何をどうしても無い物ねだりになってしまうのなら、今置かれているところで咲くのがいいんだろう。あ、まだ、あの本読んでないね。「置かれた場所で咲きなさい。」をね・・・。そもそも1か月もたたないのに、此れから先も面白くない、と決めてしまうのも早い。事務職は事務職でも、一応のこと専門性がないことはない事務なので、やっておいて損をする事はま

よそはよそうちはうち(本当にどうだっていいシリーズ)

 4年と半年勤めた職場を辞めた。3年目に差しかかっている~3年以上みている生徒には突然で悪いなと思った。教室にも負担を相当掛けた。最後の日、最初にお世話になったし迷惑もかけたし今でもたまに飲み会に誘う元上司が、私と話したいと言っていたらしいが、まだ身分も安定しなかったので断ってしまった。そろそろこちらから電話をしないといけないし、それを持ってやっと退職手続きが終わる気がする。  前々から告知出来た生徒からは、お手紙を貰った。他にもおかしとロクシタンのハンドクリームを貰った。

恐怖さえ搾取されるような日々へ(本当にどうだっていいシリーズ)

明るい人が苦手なのは、思春期ごろからずっと変わらなくてだ。 同じ学校で 同じ部活で 3年間同じ場所に居たのに、どうしてこうも考え方が違って、行動の仕方も違って、会うだけで私はいつでも劣った気持ちを感じているだけで。もちろん、いや、嫌いじゃないよ、寧ろ今でも合える関係だから大事にしたいよ、だけど、私はそんなに人生を楽しめないよ、年を取る事に寛大になれないよ、目標も持てないよ。そうある必要性は、誰が押し付けたわけでもなく、私が勝手に感じていることだけど、ねえ。高校の友達と言うの

一歩進んで二歩下がる。(本当にどうだっていいシリーズ)

あっ。私、日本語ならまだ、まだましな程度にブラインドタッチできる。 絶賛事務職見習い期間中。全く今月中に仕事先が決まるのかどうかも分からない不安はあるけど、就職活動をしていた頃よりはまだ大分まともな生活を送っていると思う。朝6時に起きて、お弁当作って、8時の電車に乗って、9時半から17時まで研修を受けている。毎日課題が与えられて書類を作るのだけど、それがなかなか早く進まない。終わりが見えない。マイペースにその課題を解くのは楽しいけど、時間に追われて周りのスピードに追い付けな

他の人には言えない、いくつものこと(本当にどうだっていいシリーズ)

先日さくりと呟いたが、転職する。 すると言っても、ここから先また9月中に派遣先を決める面接を受けるので、暫定。めちゃめちゃ不安ですよ。あたし、OLになるんだよ。オフィスカジュアル着て、毎日毎朝総武線に揉まれて、会社行って、パソコンの前に居る人になるんだよ。今までと全然ちがうことするんだよ。 規則正しいカレンダー通りの生活をするんだよ。想像がつかないな。きっと6時半に起きて、12時には寝る。君から来る夜中の1時2時のLINEを翌朝見る。毎朝毎朝、君のうわごとを冷めた目つきで

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