【REDWING】わたしとBECKMAN

わたしはREDWINGだと、US7.5を基本的に履いています。
しかし、縁があって異なるサイズが手元にくることがあります。
US7~8を自身のサイズ圏内として、見ている為です。

そこで、過去に履いてきたBECKMANのサイズ感を記録しておきます。
足の実寸25.3cm。

・US7(日本サイズ 25cm)

捨て寸が限りなく少ないサイズ感。
つま先の位置が靴の先端に程近く、キツくは無いが靴内の余裕は少ない印象。
厚手の靴下を履くと窮屈さを感じる。
紐を閉めた際の羽根の開き方も広めであり、靴全体のボリュームも抑え気味。
履く上では問題ないが、パンツとの相性を考えると細身のパンツ以外にはボリュームが足りない印象。

・US7.5(日本サイズ 25.5cm)

捨て寸1cmは確保出来ている状態で、見た目のボリューム感といい申し分ない。
紐も馴染んできたらトップまで通して履けるサイズ感。
踵は多少浮くが、これも馴染めばついてくる感じ。
足の甲部分に入るシワの位置も悪くない。

・US8(日本サイズ 26cm)

捨て寸1.5cm程の感覚で、つま先が余っているとわかる。
ボリュームとしてはUS7.5と、さほど変わらない印象で、太めのパンツとの相性は良い。
インソールを入れない場合は、トップまで紐を通して履かないと踵の浮きが気になるが、足首で靴を支えている状態になる為、血管を締め付けて足が疲れやすい。
ということから、インソールを入れてトップから1つあけた位置で紐を締めて履くのが理想。
US7を履くのであれば、US8の方を選んだ方がサイズ感、ボリュームともに対処法があるという感想。

・US8.5(日本サイズ 26.5cm)

一番初めにBECKMANを買った際はこのサイズだった。
自身の足のサイズを把握していない為、スニーカーのサイズ選びから1cm減らすという簡単な発想で購入した記憶。
当時はスニーカーのサイズ自体も大きかったのだろう。
履いている感覚は、初めての為、こういうものだろうと思っており、一番長く愛用していた。きっと大きかった。
もちろん見た目にもサイズは大きかっただろうと思えるが、履いている本人は走っても問題ないくらいに思っていた。
結局自分の足に馴染んでしまえば1cmくらいの誤差は大差ないのだろう。


BECKMANに限ったことではないが、年代によって革の厚さに違いはある。
見てきた感想で言えば、2010〜2014年あたりは同様の革の厚さ。
2016年以降は薄い印象。
もっと顕著な違いを言えば、BLACK CHERRYという赤系のカラーがわかりやすい。
2010〜2014年は赤みが強く、色褪せれば茶系の色味が感じられる傾向。
2016年以降は限りなく紫に近い色味。
フェザーストーンの革自体が変わったのだろうと思う。
どちらが良いということもなく、自分がカッコいいと思ったものを選べばよいと思う。
わたしは足の甲に入るシワの厚みが革の厚い時代の方が好みなので、古い方を選んでいるが、加水分解するアウトソールが採用されている、残念な世代でもある。

よく言われていることですが、REDWINGはどのモデルも踵が基本的に大きい。
革靴を選ぶ際のサイズ基準をもって、サイズ選びを行うと一生しっくりくるサイズ感に出会えないと言ってよいと思います。
結局はワークブーツとすれば、前後0.5cm程度のサイズは誤差の範囲内として選ぶことを勧めます。
ローカットモデルであれば多少小さめなサイズを選んでもよいと思いますが、BECKMANのような6インチほどの高さのあるブーツは、足首で固定することも出来る為、多少大きいサイズ感は慣れてしまえば問題ありません。

重要なのは履いて自分に馴染ませること。

履き心地において、これに勝るものはありません。
中底の沈み込み具合により、インソールで調整することは出来るし、靴下の厚さによってもまた、サイズ感は変わります。

おまけとして、BECKMANに採用されているロウ引きの靴紐。
わたしは苦手です。
ベタベタするから。
しかし、正規で売られている平紐はすぐに解けてしまう為、これも使用していない。
結局、ロウ引きの靴紐を使用しているが、脱着&履きごこちにおいて、最も優れているのはおそらく丸紐だろうと思う。

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