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【書籍】1995年のエア マックス

本屋さんのビジネス書に紛れて、ひときわ目をひくタイトルが紛れていた。

「このサイズの書籍でスニーカーのことを取り上げているものなんてあるのか。」

目次欄を見ると、どうも95のエアマックスにのみ触れているわけではないようで。
90年代から今に至るまでのスニーカー市場について書かれているような雰囲気があったため、購入した。

筆者の「小澤匡行」さんとは、スニーカー好きの方なら聞いた事もあるであろうストリートファッションのバイブル的雑誌である「BOON」でライターをされていた方らしい。

私はギリギリ「BOON」世代だったりするので、内容に出てくるストリートカルチャーの振り返りに、少々の懐かしさを覚えながら読み進める事ができた。

本書は、上で挙げたように90年代に始まったスニーカーブームから細かく振り返りが始まり、その後の諸外国のスニーカーに対する熱や、現在のスニーカーブームの発端を業界的視点から解説してくれているような内容である。

少しの裏話と、言われてみればそうだろうなと納得させる流行までの導線などが、それこそビジネス書のようなタッチで書かれている。

ビジネス書のようだとは言っても、スニーカー好きな方であれば楽しく読み進められると思います。

そして、今現在進行中のスニーカーブームとSNS、スマートフォンの登場によるマーケットの移り変わりを年代とともに取り上げ、感覚的に理解していた関係性を文章化している点が特に面白いです。

読書感想文としては短い本稿ですが、これから読まれる方もいることを思い、内容にあまり触れるわけにはいかない事がルールでもあるので、これくらいにしておきます。

税込990円です。

執筆のお供BGM:OPHIDIAN

以前にも触れた、GABBAというジャンルのアーティストでしょうか。
HARDCOREという大変広そうな分類にあたるようで。
「HARMONY OF HARDCORE」というフェスでパフォーマンスしているようです。

Tha Playahと同じく、OPHIDIANも元々知っており、LIVEあるかなーと思って検索した次第です。

日本でもこれらのジャンルを取り上げたイベントが催されてはいるのだろうか。

勿論今は無理でしょうけど、もともとあったのかな?と少し思った。

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