ミニマルな暮らし、出来ません。
急になに!?
以前チラッとこちらに書いたこともある気がしますが。
少しのお気に入りを長く愛用する美しいライフスタイル。
常にお気に入りの物に囲まれて、テンションを上げて生きていこう。
これが、私には出来ないという話です。
理由は、その時々でお気に入りが変わるから。
変わりづらい物はたしかにあり、これは長く付きあっていけるでしょう。
ただ、この変わりづらい物自体に対する興味が驚異的にある場合はお気に入りがいくつもいくつも増えていきます。
私の例で言えば「5ポケットのデニムパンツ」。
Levi'sもあれば、Leeもあるし、たった1本には選べない。
しかも興味があるから、どこかへ出かけて目にする度に物としてどうだろうと試さずにはいられなくなる。
私の例で言えば「靴」。
このブランドの革靴は履いたことないけど、どんな物だろう。
こんなに安く売られているのは捨て置けぬ!試してみよう!
私の例を2つほど挙げてみました。
興味のある物に対する情熱が、自身の新しい試みのハードルをピョーンと飛び越えてくる。
上記の2つは身に纏うものなので、人にどう見られるかという意識を改善すれば解決するのではないか?
こう思うことも出来るかもしれませんが。
現時点で既に、私は人にどう見られるかというベクトルより、自分がどう感じるかという実験的なベクトルでファッションと触れ合っているところが、実に厄介である。
もはや、自分ごとでしかない。
だいたい自分の中で、この実験が終了すると手放すこともあるので、物量の絶対数は意外と安定している。
ある意味、決まった数量で生活するというミニマリズムには則しているかもしれない。
しかし。
こんなことを続けていては、いつまで経っても貯金なんて出来ない。
世のミニマリストたる書籍を十冊以上は読んだが、決定的に記述されていない最大の問題点がある。
・休みの日に何するの?
たまたま出会えていない可能性もある。
そもそも私が休みの日は出かけたい性質だということもある。
それぞれ、お気に入りの1点を各ジャンルごとに決めることは、なんとかやろうと思えば出来る。
例えば、デニムならこれ!スニーカーはこれ!ブーツはこれ!
自身の興味のあるものをこのように各1点に選別することは出来なくはない。
(※スニーカーとブーツでジャンルを分けている時点でお察しあれ。)
そうしたところで、休みの日にショッピングモールなり、アウトレットなり、リサイクルショップなり。
どこかこういった所へ出向いた際、イイ!って思ってしまう物に出会ったら、やっぱり私は買うんです。
「今履いているお気に入りがあるでしょ?」
もちろんこの問いは脳内でされています。
この問いで踏みとどまれるものも多くあります。
ただ、これくらいの問いでは到底敵わないものとの遭遇だってあります。
だからね。
ファッション好きの人が、マジでミニマリストや、お気に入りの物だけに囲まれた生活を実現するのであれば。
いま興味のあることを見直さないと治らんわ。
という結論が現時点での私の答えです。
私を例に言うのであれば、
・ファッションに興味があり、休日は何かしら出かけてしまい、良い出会いがあれば購入してしまう。
→ 源泉掛け流しの秘湯を求めて、秩父あたりを毎週しらべてまわる
→ 現在開催されている美術展にアンテナを張り、毎週出向く
→ バイクを買ってツーリングを始める
まあ言い出したらキリがないが、とにかく出かけたい人が物欲をそそるような所に行くのさえ避けられれば、第一段階はクリア出来るだろうという話。
しかも100%それの事ばかり考えて仕方がない思考回路を作って望む前提で!
しかし、このようにしても、行った先のお土産屋で下駄とかが売っていたら、ファッションに結びつけて買ってしまうとかいう可能性も孕んではいる・・・。
ブーツカットに下駄とかいいよね〜と言いかねない。
だからね、なかなか自分の場合は難しいですね。
何度も同じこと書いてしまっていますけど。
「ミニマリストです!わたし!」って書籍を出している方々は休みの日に、何をしているの?
おうちのサボテンに水をあげて1日を終えているの?
お気に入りのAladdinのトースターを1日かけて磨いているの?
座禅を組んだり、ヨガをしたり、なんかこうそういう感じでいるの?
わからない!否定はしない!いいと思う!
でも私には出来ないんだ!!
結構、勢いをもって書き連ねてしまいましたが。
挫折とかそういう感じではなく、単純に気づいたことを書きました。
そして、私には私にあったライフスタイルを模索しようと思います。
そういうはなしです。
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