戸場

詩と小説。本が好きな気まぐれな人間

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最近の記事

鬱蝉

ある夏の夜にございました、私は6畳程の部屋で今にも眠りそうな感覚を覚えてるていました お恥ずかしい話、私という人間は人よりも病を多めに持つらしく、人里離れた田舎の平屋で生きていたのです。出入りは多くなく余り人と関わらずに毎日を過ごすのです、理由は病というか人嫌いというか あまりに声が聞こえすぎて心を読みそうな程耳が良くて、なるべくひとりで生きていたのです。 さて今夜は風も程強く無く月の光が美しい 生命の伊吹という蝉の合唱もよく聞こえて益々ひとりで居ることを思い知らされた時

    なりきりと距離感

    タイトルにあるようになりきりがTwitterに存在する なりきりとは、キャラクターになりきって文章交流をすること。要は投影型オタクと呼ぶらしい 目的は様々で暇つぶしからお相手探しまでにのぼるのだ。SNSらしき変わった文化である 私も実はやっていた、ハマった程に面白く 生身でSNSに浸かるよりは全然不安は無かった。 暇つぶしという人あればなりきりの背後、つまりは書き手側を晒し仲良くなったキャラと交流または 書き手同士で交流を持つ人も少なくない キャラクター愛が強い人は背後を明

    なりきりと距離感

    小学生の毒を見た

    道徳は必要なんだと確信した。 ブックオフからの帰りに私は母に運転を任せて購入した商品の開封を自宅でするのを楽しみに帰っていた。 その途中、小学生の帰宅時間なのか1年生が集団下校しているのをなんとなく眺めていた しかしながらぼんやりするのはここまで。 信号が赤になっても渡る男の子、道路にはみ出して追いかけっこをする子供たち。 身の危険はないのかと次の瞬間、クラクションが鳴り響く。駐車場からでて間もなかったため大人も居たが誰しも笑ってその様子をみていた クラクションを鳴らした車

    小学生の毒を見た

    アナログ絵2

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    女の子

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