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何故、可視化するのか?

可視化することのメリット

例えば、専門家会議なんかが開催される際、それぞれの専門分野や得意分野などがあり、発言に対するイメージ図も違ってくるかと思います。

今でいうと、新型コロナウィルス感染症の拡大防止対策というとらえ方の中でも、医学的に感染拡大しない方法、特効薬の開発、自粛による経済対策、助成金の交付、教育のオンライン化など様々な視点での議論が必要かと思います。

そういった中でも、それぞれの専門知識の「可視化」をすることで、どこにどうお金と時間を使い、人を動員するのかといったことを冷静に分析できるのかなと思います。

グラフィックに関する本の中での意見

この本の最初に「人々が集う複雑な状況の中で、グラフィックによって議論を可視化することの効果に興味を持つようになりました。(中略)グラフィックレコーダーとしての活動の結果、多様性のある議論が生み出す齟齬を解消する手段のひとつとして、グラフィックレコーディングは強力な手段であるという手応えをはっきり感じました。」と著者の清水淳子氏は述べています。

この本では「考えを整理する技術(インプット)と伝える技術(アウトプット)の両面の特徴を持ち、相互理解を正しく深め合うことができるのがグラフィックレコーディングなのです。」と著者の渡邉俊博氏が述べているように、双方向のコミュニケーションにグラレコが生かせるものだと思います。

僕自身の経験から言えること

僕はこの5月でグラレコをはじめてちょうど2年になりますが、グラレコをやってみて、話の要点整理が格段にできるようになったと思います。

「可視化」することによるお互いの齟齬をなくしていく作業というものは、これから事業のオンライン化が進むにつれ、必要になると思います。

対面で話ができない分、要点を如何に簡潔にまとめられるかが必要になってくるのかなと思いますし、それにグラレコが手助けできることがたくさんあると思っています。


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