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ファミコンで遊ぼう(ゲーム史の授業)

学年末、ゲーム科1年生の授業もあと1回。

ゲーム業界を志すプログラマー&プランナー志望の学生に、ゲームやゲーム業界について学ぶ授業を担当して4年目に突入致しました。

本年度の1年生も入学当初の「ゲームプレイ楽しい」から「ゲーム作るの楽しい」になってきたかな…と。

シラバスでは授業3・4回目で、ゲーム史を学ぶようにしてます。

そもそもの出発点は、学生の作品をみた時に、え~これ要するに○○じゃない(三面筐体、水棲生物モチーフのあの名作)? と思ったこと。

これまでどのようなゲームがでたのか? 流行したのか? 

を知らないと新しいゲームは作れないなぁと感じたのが原点です。

ゲーム会社就職後自社IPをてがけることもあるでしょう。

また新入生たちが最初に触れたゲーム機が余裕で64とかPSで昔のゲームはプレイしたことがないんですね(ファミコンはおじいちゃんの家にあったとかそういう世代ですもうすでに)。

実際のゲームプレイを交えつつPONGから妖怪ウォッチまで。

全員PCが配布されていますが、この授業の時はPCは閉じてもらい、デジタルゲームがなかった状況を想像しつつ始めるのが授業の定番。

ハードの変化と共に、プレイする場所やユーザーを広げ成長してきたゲームの歴史を資料とゲームプレイを交えて解説します。

今年は、

「パックマン」「ゼビウス」「スーパーマリオブラザーズ」

「テトリス」「ドラクエ」

をプレイ。

できる限り当初のハードでプレイできるようにファミコンのカセットも用意。

ファミコンのUIデザイン、得られるUXについて説明しつつ、実際に「マリオ」「ドラクエ」を起動すると皆楽しそうにプレイしてくれます。

ゲームって楽しい!は、やはり大きなモチベーションになるなぁと感じています。







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