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自分の「強み」ってなんだろう

今の仕事を始めてから、何十回、何百回と他者に「大切になるよ」と伝えてきた言葉。

でも、本当は自分でも「強み」って何かをわかってはいない。

人よりも優れていることや、負けない部分?つくづく難しい。

そもそも、なんでそんなもの見つけないといけないのかな。社会で働くためには必要になるから、生きていくために必要になるからか?

一般的には強みは「行動」「能力」「意識」の3つの階層で出来ていると言われている。

しかし「行動」以外は目で見えないので自分の強みを考えるときには「行動」の背景にある「能力」と「意識」に目を向けて分析することが大切になり、この部分がその人を形成する強みであると考える。

他者に絶対に負けないこと、自信があること、大好きなこと、ずっと大切にしていることなどを見つけれるかもしれない。

でももっともっと根っこにあるものを考えたい。

なんで私は「強みを見つけることは大切」って言ってきたんだろうか。

何もできない、何も持っていない自分って思うのが(思われるのが)とっても不安だからかな。

強みがない人は、うまく働けない、生きていけないって思うと不安になってくる。

攻撃力?防御力?支援力?コミュニケーション力?全然見えないし。どうやって自分の強みを見れるんだろう。

ゲームみたいにレベルアップ!みたいな仕組みがあれば楽だなぁって思うけどそれもそれでレベルにしがみついて怯える日々を送りそうな気もする。

でも思うことがあって。

周りのみんなも自分の強みというよくわからないものを探していてすごく不安なのかなって思うと少し安心できる自分がいる。

不安でどうしようもないのも自分だけじゃない。自分の強みを探す中で他者の想いを考えていくような気がした。

自分の強みを探していくことは、人と繋がっていくことなんじゃないかな。たくさんの人と触れ合って自分を見つめる。

強みがある人のそばにいくことや、強みがついている状態を一緒に考えてくれる人のそばにいくこと。すごくハードルが高いような気もするけど方法がないわけではなさそうだ。

もしかしたら「私の強みはこれです」という100%完璧な答えは出てこないかもしれないけど、たくさんの人の想いや考えに触れていくことで、何か自分にできることがぼんやりでも見れてくるのかな。

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