見出し画像

LIVEコマースやってみた!『RONGO LIVE』

皆さん、ライブコマースって知ってますか??
インターネットで買い物するショッピングの事をEコマースと言いますが、
ライブ配信を観ながら買い物することをLIVEコマースって言うみたいです。

今回、私が商いをしている商業施設SOGAWABASEが新しい試みとして、
LIVEコマースにチャレンジしてみましたので、その手応えと可能性について書いてみます。

コロナ禍で外出制限がかかりネットショッピングやUberの利用が増える中、実店舗の必要性が薄れたように感じる人も多くいると思います。
・店舗でお客さんを待っていても来てくれない。
・HPをしっかり作ったのにリーチしてくれない。
・毎日SNSをあげてはみているが反応がイマイチ感じられない

今回はそういった悩みを持っている店舗経営者の方にも少し響く内容になるので、何か心に刺さったのであれば、ご一読くださいませ。


なんでLIVEコマースをしようと思ったのか?

このコロナ禍で多くのお店が潰れました。
外出自粛、感染予防、それに伴うリアル店舗での消費の減少と安い大量生産品の消費拡大。
正直、とてつもない打撃でした。
マクドナルドやケンタッキーのドライブスルーに長蛇の列ができているのを見て、何度ため息をついたかわかりません。

Eコマースで実店舗の売上低下分をなんとか取り返したい!
そう思ってもなかなかうまくいかずにズルズルと状況は悪化。

「準備不足」という言葉で片付けてしまえばそれまでかもしれませんが、ネット販売をするにしても撮影やページ制作など、費用もかかるし時間もかかる。
そもそもオンライン向けの商品開発をするところからスタートするので苦戦してしまいました。
幸い、周りにはプロのカメラマンや広告のプロ、センスの良い仲間がたくさんいたので急ピッチで販売ページを作ることができましたがなかなか売れません。

実店舗では売上の35%も取るヒット商品なのにも関わらず、ネットでは全然売れない。
ちなみにもちもなか源七のページはコチラです。
なぜか???



理由は明確でした。
『商品価値が伝わっていないから』
いくら良いものを作ったところでその良さが伝わらなければ売れない。

ページをご覧いただけたらわかると思いますが、しっかりと文面で想いは書いています。何度も何度も修正を重ねて作ったので手を抜いたわけではありません。
しかしそれでもお客さんには届かないもんなんです。
作ったからといってお客さんが全てを読んでくれるわけではない。
ネット販売の難しさを痛感しました。。。

文章を読んでくれないのなら、話したらどうか・・?
そうして目をつけたのがLIVEコマースです。
双方向でお客さんとコミュニケーションを取りながら販売する。
リアル店舗で売れているのに、ネットで売れないのはコミュニケーションが不足しているからでは?
それを解消すれば実店舗のように売れるのでは??
そう思って調べている矢先、
RONGO LIVEの社長さんとのコンタクトが取れたと言うことを聞き、LIVEコマースにチャレンジすることに繋がりました。


LIVEコマースの仕組み

今回使ってみたプラットフォームは『RONGO LIVE』というものです。
検索かけたらすぐに出てくるので気になった方はダウンロードしてみてください。
買い物しなければお金もかかりません。別にダウンロードしてくれたからといって私には一銭も入らないので、安心してください。

仕組みはとてもシンプルでした。
インスタライブやLINEライブを観たことがある人は想像しやすいと思いますが、あのライブ配信画面とほぼ同じです。
一点違うところは、ライブ配信画面にカート機能が付いているボタンがある。
ユーザーは配信を観て欲しいと思ったらボタンを押せば即購入できる
購入した人がいたら「チリンチリン♪」と気持ちの良い音が鳴る
これがLIVEコマースの仕組みです。

配信者が話しているのを観て商品を気にいるかどうかで購入の判断をするのでしつこく購入を促されても無視していいし、嫌なら即退出しても大丈夫です。
リアルタイムで一緒に配信を観ている人の反応をみながら買い物をするので、
見ず知らずの人と一緒に買い物をしている感覚でいつでも参加できるのがおもしろいところ。
何はともあれ、とってもシンプルに買い物ができるというのがLIVEコマースです。

次はユーザー視点での良いところと悪いところを紹介します。


LIVEコマースの良いところと悪いところ

ユーザー側(買い物をする人)にとってのメリットとデメリットを紹介します。
先程もチラッと紹介しましたが、何より良いところは、
見ず知らずの人と一緒に買い物を楽しめる感覚を味わえることです。
これこそがLIVEコマースの醍醐味ではないでしょうか。

一度の配信で何十人、何百人と同時接続できてしまうのがライブ配信のすごいところです。
小さな店舗だと一度に何人も入れませんし、全員が同じぐらい商品説明を受けることはできません。実店舗だと営業時間に限りがありますし、声の届く範囲には限界もあります。
ライブ配信ならばそこの部分は軽々とクリア。
そうして同時接続したまま、リアルタイムで一斉に接客サービスを受けて買い物をすることができる。
一緒に配信を観ている人が自分の代わりに気になることを質問してくれたり、良いリアクションをしているところをみると、ついつい嬉しくなってしまう。
周りが購入をして、「チリンチリン♪」という音が鳴るとつられて自分も購入してしまう。一緒に買い物をしている感覚が購買動機になるのがLIVEコマースです。

友人と同じ店に入って同じものを注文して共感して嬉しくなっちゃうアレ。
この共感を見ず知らずの人と同時接続したまま楽しめるのがLIVEコマース最大の楽しいところだと思います。

LIVE配信中は気になったことや質問はすぐにコメントで投げることができ、配信者次第ですが即返答してくれるのも良いところ。
実店舗では他のお客さんがいて聞けないようなこともその場で気兼ねなく聞けるもんだから、より深く商品を知ることができて購入しやすくなる
LIVEコマースは共感と共に買い物ができる仕組みです。

良いところはここまでとして、、、悪いところも紹介します。
ショップを見つけてから購入までに時間がかかること
欲しいと思って即ポチるタイプの人にはLIVEコマースは苦手かもしれません。
なんとなく気になったから買ってみた。
みたいなこととは真逆で、LIVE配信は丁寧にコミュニケーションをとるからです。
多くの質問や購入ありがとうございますのリアクションが続くので、早く商品説明してよと思う方もいますよね。
そういう方にとってはわずわらしいかもしれません。

配信者側からすると、この「なんとなく気になったから買ってみた」というのは味気ないものだったりします。
私はまさにこういうのが嫌いなタイプなのですが、1つ1つ商品を作っていると愛情がこもります。できることなら100%感じてほしい。(重い愛・・笑)
私はメンヘラではないですが、この感覚は商品を作っている側には絶対にあります。
一生懸命作ったご飯を食べてもらう時は、こういうところをこだわったんだよーというのを聞いて欲しいもんです。
だから、その愛情を10%ぐらいで判断されて消費されてしまうのは少し切ない。

できる限り伝わるようにしたいから色んな工夫をするのです。


その工夫の1つとして、今回私はLIVEコマースにチャレンジしてみました。


LIVEコマース続けてみようかな・・!

最後に。
毎度毎度なんですけれど、、、こうして文章にまとめると胎落ちします。
自分がなんでやろうと思ったのか?
今後の可能性はあるのか?
やってみてお客さんはどう思ったのか?
文章にすることで振り返りとまとめが同時に進み、結論が出ます。

やっぱり新しい試みはワクワクするし、何よりも今回の第一回目が楽しかった、、、!
今後またやる機会があるので、試しに続けてみようと思います。

気になった方は是非、覗きにきてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?