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相手の良いところを吸収できる、体質作り

今日は人材育成についての内容です。


ロープレ

各店舗ロープレ(ロールプレイング)が始まりまして、オープンに向けて段々と具体的な課題も見つかってきた感じです。

もちもなか源七のロープレはまだなんですが、今日見ていて色々と気づきました。
勉強になります、、!

ロープレって、
つまりは仮想実践営業なわけで、
実際の営業を仮に想定してやることです。


しかし、今回出店するSOGAWA BASEでは2つの意味合いでロープレをしています。

①仮想実践営業
②テナント全員が店舗のこだわりを知る

②はなかなかやらないことです。
大きなモールなんかは接客のコンテストをやったりしてスタッフ力を見たりするものですが、
他店の魅力を知る機会として、ロープレを行っています。

教育レベルや規模感、
そういったものはもちろん大切ですが、同じ商業施設の仲間に目をむけることはもっと大事なように感じました。

実際、声を大にして伝えたい、魅力に溢れる店舗が揃ってます。
自分自身も1人のお客さんとしてファンになっちゃう店舗ばかりです。
今日もスペシャリティコーヒーにゾッコンになることが決まったプレゼンをしてもらいました。
魚をさばく姿に興奮して、
見たことない南インドカレーのドーサに仰天しました。

気づけば自分のことのようにドヤ顔して魅力を伝えたくなる店舗ばかり。
詳細はSOGAWA BASEのHPにてチェック。


話が逸れました。
人材育成についてです。

各店舗の色を見る

さて。
店舗のこだわりを知ると、メッセージを拾うことがあります。
大切にしていることだったり、想いの部分です。

・人に対して
・サービスに対して
・志に対して

店主がどんなことを大切にし、どんな想いでやっているのか?
そこに目を向けると心が惹かれます。
パクりたいものがいっぱいでてきます。

抽象的な解釈ですが、僕は店舗の色を絵具に置き換えて考えてたりします。

・元気にしたい→黄色
・優しくしたい→ピンク
・ワクワクさせたい→オレンジ

ホントになんとなくなんですが、話を聞いたり、動きを見る中で色分けをしています。
お店の色っていうのを感覚的に色で分類しているんですね。共感、、できるかなー。。


店舗の色のパクり方

この色分けした中から自分にとって響いたところを吸収していってます。
言い方は雑ですが、パクってます。

表面的なスキルやテクニックをパクることはしません。
あくまでもをパクります。
そして、パクる際には、その色を構成する要素を分解してパクります。

例えば
元気(黄色)→あいさつが心地良い→目を見てくれる→名前を呼んでくれる→動きが軽快→一体感がある→だから元気を感じた。

この色味をどうやって抽出するか?
どこが足りなくて、どこを重視するか?
全てをパクるわけにはいかないので、要素に分けて考える。

・店舗の色味を抽出して、分解して、パクる
良いとこどりをする為に観察と検証をしていきます。

パクり方指南

・あいさつの仕方をパクる
・業務内容をパクる
これではただのパクりです。全く同じ業種ならばスライドさせていけばいいだけですが、他業種からパクるにはやり方があります。


元気(黄色)にも種類がありますよね。

→ガソリンスタンドみたいに大きな声と、軽快な動きが要素となっている黄色。

→引越し屋さんみたいにテンポ良く、軽快な動きが要素となっている黄色。

書き出すとどこに惹かれたのかがわかってきます。ガソリンスタンドと引越し屋、
共通しているのは[軽快な動き]です。

つまり、僕は元気→[軽快な動き]に注目していることになります。

では、軽快な動きはどこで感じたのか?
ここを言語化することで、やっとパクれます。

まとめ
パクる為に必要なこと。
・観察
・検証
・抽出
・言語化
以上の4つのステップを踏んでます。

こうして今日も良いところをパクらせていただきました。



吸収体質に必要な編集能力

吸収しようとする心構えを持つことから全ては始まる。
相手から気づかされるのを待ってちゃいけない。
同じ時間でも密度が人によって大きく異なる。


良いところを見る。

良いところを感じる。

良いところを編集する。

そして、自分の言葉にする。

自分の言葉に変え、行動する。

このループを自分に染みつかせることによって吸収スピードが倍速に変化。
自分の言葉にするところが最も難しい。
難しいけど、編集能力を身につければ応用が効いてくる。

学習にはステップがある。

①見たまま、聞いたままを記憶する
②相手の立場になって、同化する
③自分の立場で、応用する
記憶→同化→応用

記憶法として自分は色に置き換えている。
同化する方法は抽出作業。
応用法は言語化。

ロープレを通して、応用することでまた一歩自分に新しい色が加わるわけです。
多くの人に会い、学びを得る。
その為に編集力を伸ばすことをオススメしています。


自分の色と水の容量を増やす

最後に1つ。
相手から得る色に染まりすぎは注意。

全ての色は混ざり合うと黒に染まる。
黒は他の色を引き立てる無彩色。
色んな色を混ぜて黒になってしまえば他の色を際立たせる引き立て役で落ち着いてしまう。

そうならない為に、自分の器を広げる
いろんな相手の色を抽出しても黒に染まらないだけの水を入れれる器をつくる。

器の広げ方も様々ですが、
心がけていることがあります。

・視野を広げる
・視座を変える
・視点を変える
この3つの見方です。

視野→見る範囲
視座→見る位置
視点→見る場所
同じものでも見方を変える、考え方を変えるだけで随分と様子がちがってきます。
詳しくはまた次回。


柔軟な頭は見方で変化する。
そして、柔軟であれば器の形が変化しやすい。
器を広げて、容量を増やし、黒に染まらず、いろんな色を混ぜていく。
これが僕なりの人間成長の考えです。
そして、その考えの元に人材育成をしていきます。

・同じ経験でも吸収の仕方が違う
・同じものでも見方が違えば考えも違う
その多様性の集合体がチームであり、チームからまた学び、自分の色をつくる
これがもちもなか源七のチームビルディング。

こっからどう変化してどう色づいていくのか?
それはまた現場で感じてください。
7/17SOGAWA BASE
もちもなか源七OPENです!


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