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高1を3時間でプロの販売員にするには#1

富山県立富山商業高校。
甲子園常連の富山の商業高校、通称"富商"。
この学校は独自の教育として年に一回、TOMISHOPという学生が企業の商品を販売する学校行事を行っています。
商業高校ならではの学園祭という感じでしょうか。

県内企業に声をかけ、生徒が創意工夫をもって販売代行をする。
ただ販売代行をするのでは商業高校としてはダメらしく、、、
おもしろいことに、「模擬株式会社」として、しっかり収支計算もしています。

決算書、財務諸表、貸借対照表、、
企業が行うデータ管理も23年分しっかり取っているところに商業高校の本気を感じます。
学園祭のキャッキャしている空気感とは全然違います。
コロナ前は7500人の来客。
驚異的な集客力と、売上。
大人も本気で取り組む、商業高校の本気の学園祭。
それがTOMISHOPなのです。

そんな一大行事にちいさな餅屋が協力企業として選ばれました。
コレは燃えます。燃えざるをえません。
何せ、与えられた時間はたったの3時間。
HRの時間に約20名の生徒に販売のイロハを教えなければならない。
更に、まだ商業高校に入学してから間もない1年生が僕の担当。
難易度はS級。

果たして僕の受け持った1年1組の生徒さんは本番でプロの販売員になれるのだろうか…??!

せっかくなので、これから僕が生徒に何を伝え、どう成長させられるかを書き残しておこうと思います。
TOMISHOP当日に、僕のクラスがお客さんを感動させられるかどうか、その結果は実際に足を運んだ方の目でお確かめください。
それでは次回をお楽しみに!

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