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土曜丑の悪習に衰退の兆し

土曜丑の悪習に翳りが見えてきた、らしい。ただ生物多様性とか密猟横行の報道が浸透して一般国民の消費行動に影響を及ぼしたような事はほぼほぼ無く、やっぱ日本人全体が貧しくなり価格が高騰し過ぎた鰻を諦める割合が増えた事に依るという最近流行りの実に寂しい理由に依る結果らしい

一時期絶滅危惧種に指定されたとかされそうとかでそういう生き物が依然として大量消費されてる事に違和感や恥の意識しかなかったし、そんな中で喰える内に喰っとけや的な環境省水産庁と各種養鰻業者や密輸ブローカーを含む業界全体がそんな公式見解で早々に終焉を迎えるべき業界という認識だったのでこれを機に斜陽化すればいい

最近は際限がないかのような温暖化の影響で海水温の上昇に伴いうなぎの稚魚は温度が上がれば上がるだけ殖えるらしいwなどという事を楽観的に受け止める向きがあり、殖えたら殖えた分だけ獲ればいいという連中にとって追い風のような状況に辟易していたが、貧しさからの鰻離れの報せを聞いて笑うしかなかった

しかし生物多様性の重要性及び環境配慮に訴えかけるその種の啓蒙的な報道の無力さを痛感する出来事だとも思う。一般消費者の蒙を啓くよりも身に余る贅沢に興じる余裕を奪い吝嗇に邁進させる方が遥かに環境には良いんだと、身も蓋も無いし経済的な発展の伸び代も感じないが、下らん思いつきで広まった悪習を伝統だの文化だのと誇大広告で広め利潤追求に明け暮れるクソゲーム全般やこのクソ世間という地獄の眷属共の蛮行がどれも大概バカバカしいし、もうそれ一辺倒でいいんじゃないかと思う

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