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24.4.5 今日の練習とメトロノームに頼りすぎも良くない

今日もしばらくご無沙汰していた譜読み途中の楽曲の練習と、現役レパートリーのメンテナンス練習と、充実した練習をすることができました。

今朝たまたまXで「メトロノームをつけっぱなしの練習は良くない」というようなポストを見かけまして、そのポストと自分の経験をもとに、私なりに考察していきます。

確かに複雑なリズムのパッセージの練習や、どうしてもテンポを一定に保てない場合は必要かもしれません。正確なリズムや拍を把握したり、一定のテンポを保つようにしたりするにはメトロノーム練習は有効な手段でしょう。

ただ、あまりにもメトロノームにたよりすぎると、自分の中から自然に湧き上がってくるリズムが失われ、正確には弾けてるのだけどなんか今ひとつ頼りない演奏になってしまいます。

また、メトロノームなしではリズムやテンポを正確に弾けない、という最悪の事態に陥りかねません→メトロノームを本番の演奏に使うわけにはいきませんし。

というのも私自身もここ最近、メトロノームを使いすぎの練習をしていて、先日演奏動画をYouTubeにUPしたところ「演奏が重たい」という言葉をいただきまして。

「メトロノームをきちんと使ってパート練習して…と、正しい練習をしているのになんでだろう」と当初は思ったのですが、他にも原因はありますが「メトロノームをつけっぱなしの練習」が主な理由だったと思います。

思い返せば元々私はメトロノームを使った練習がキライでした→自由人なので、なんか縛られている感じがイヤでした。

ただ、あまりにも自由に弾きすぎて3拍子が3拍子になっていなかったり、テンポを一定に保てないリズムがグチャグチャ、急発進急停止の破茶滅茶な演奏になってしまったり、で、いろんな人のアドバイスをもとにそこからメトロノームをきちんと使うようにはなりました。

そんなメトロノームも使いすぎは良くないということで、今日からは正確なリズムや拍を把握するため、とメトロノームは必要最小限にし、自分の中で自然と湧き上がってくるリズムや拍感を育てていきたいと思います。


今日のストピ演奏

今日はバッハのフランス組曲第1番アルマンドをお届けします。

まだまだですが、メトロノームのリズムではなく、自分の中から自然に湧き上がってくるリズムや拍感を大切に、それらしく演奏してみました。

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