目覚めの良い朝

今日は朝早くに目が覚めた。というよりも、前日に夕方まで寝ていた為、寝れなかっただけだ。目覚めではないんだけど、朝7時に家を出て、朝日を浴びながら歩いた。

いつも会社に行く日は6時とかに家を出るから、真っ暗の中出勤して真っ暗になってから帰る毎日だった。やっぱり朝日を浴びるって人間には必要だな。浴びない日々が続くと植物みたいに枯れていくんだなと思い知る。

あとは今日、推しのDVDを受け取りに行く。平日だと退社後は間に合わないから、今日が一番早い日。つまり私にとってはフラゲ日だ。ワクワクしている。

キラキラした推しを見ることが私の生きがいだ。決して華やかとは言えない世界で努力でデビューを掴み取った推し達。意志が強くなければ続かないお仕事だし、個性も必要、年齢が上がるとともに募る焦燥感。

いろんなものを乗り越えてもなお、笑顔で輝き続けてくれる人が目の前にいる。私はそこまでの苦悩や辛さはきっと今後も味わう事がない。知らない人に誹謗中傷されることもなければ、多くの人の目に晒されることもない。

笑顔の推しを見るたびに思う。本人達は何を生きがいに人前に立つ仕事をしているのだろうと。純粋にパフォーマンスをする事が好きかもしれない。この仕事しか知らないから、かもしれない。いずれにしても本人達ひとりひとりがカメラの前だけではなくプライベートでも明るく笑顔でいられていたら良いな、とささやかながら願っている。


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