よく、「名選手、名監督にあらず」と言われますが
どちらかでも極められれば
すごいことだと思います。

本来、自分のパフォーマンスを最大限に上げることと
自分以外の人の能力を引き出し伸ばすことは
別のものです。

でも、中には両方できちゃう人がいるんですね。

イチローさんは
偉大な選手であると同時に
素人にもわかるように、言語化ができる
もちろんそれをやってみせることもできる
素晴らしい指導者です。

私は昔から運動音痴で
スポーツに関して何も語ることはできません。


でも、人に何かを伝えるために
わかりやすく言語化することが
いかに大事かということを
このイチローさんの動画を見て
強く感じました。

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🌟イチローさんが高校生と向き合う理由

イチローさんは、高校の野球チームも訪れていますが
そのチームに合うアドバイスをしています。

イチローさんは自然体です。

相手がだれであっても
決して偉そうな態度を見せないし、
頭から「こうしろ」と押しつけたりしません。

そして選手の動きの理由を、まず聞きます。
まず受け止めてから
「こうするといいよ」と
さりげなくアドバイスをしています。

イチローさん自身が経験して得たことだから
説得力がある。

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🌟イチローさんの言葉

選手のメンタルを支える言葉もかけています。

・・・うまくいかないときに悩んでしまう
と言った高校生に対しては
「悩んでいい。
　考えて苦しんだ上で結果を出すしか前に進めない。」

・・・文武両道を掲げている超進学校では
徹底的に効率化して、練習も短時間集中。

それは仕方がない。でも、本当は・・・
「無駄なことをできるだけやったほうががいい。
　無駄なことをしないと合理的になれない。」

そして、こう言っています。

「ただの基本を伝えているだけ。
　でも、誰も言ってくれなかった基本。」

イチローさんが子どものころ
毎日素振り練習をしている姿を見て
「プロにでもなるつもりか」と
近所の人に笑われたそうです。

それでも、イチロー少年は
黙々と基本練習を続けた結果
日本でもアメリカでも活躍する選手となりました。

・・・当たり前のようで
誰も言ってくれなかった大事な基本
それを愚直に実行する。

これができる人は（野球に限らず）
きっと何かしら極めることが出来るんだろうなあと
思いました。

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野球だけでなく
ものごとの本質をついた言葉の数々

イチローさんから直接指導を受けた高校生たち
一生忘れないでしょうね。(*^_^*)

🌈Special thanks to  TOMOさん
（表紙イラスト・クリエイター）