【素敵な人】

天才子役と言われ
16歳の芦田愛菜あしだまなちゃんが語った
「信じる」ということ

Q：「信じる」とはどういうことだと思いますか？

芦田愛菜さんの話：

「その人のことを信じようと思います」
っていう言葉って
けっこう使うと思うんですけど、
それは、どういう意味なんだろう？って考えたときに
その人自身を信じているのではなくて、
自分が理想像とする
その人の人物像みたいなものに
期待してしまっている事なのかな、と感じて。

だから人は「裏切られた」とか
「期待していた」とか言うけれど、
別にそれは、その人が裏切ったというわけではなくて、
その人の見えなかった部分が見えただけであって、
その言えなかった部分が見えたときに、
それもその人なんだ、と受け止められる、
揺るがない自分がいる、というのが
信じられることなのかな、って思ったんですけど。

でも、その揺るがない自分軸を持つのは
すごく難しいじゃないですか。

だからこそ、人は「信じる」って口に出して、
不安な自分がいるからこそ、
成功した自分だったりとか
理想の人物像だったりに
すがりたいんじゃないかと思いました。

＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　


この感性と本質を見抜く力
やはり只者ではないですね。


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それから
先日の記事「心は鏡のように」をSNSに投稿したら
マサさんから素敵なコメントをいただきました。

”信じるとは根拠がなくてもそうなると思うこと”

このコメントを読んで、
何か理由があるから信じるのではなく
「信じる」ことには
「覚悟」を伴う気がしました。

例えば
誰かを「好き」になるのって
理屈じゃなくて、心が動くからだと思うんです。

私が誰かを信じるとき
その人のことが好きだからです。

いったん自分が信じたことが
仮に思ったことと違ったとしても
それは私が勝手に思い込んでいただけかもしれない。

人は勝手に期待して
それが違うと、勝手に裏切られたと勘違いする。

でも、自分が信じたことに対しては
予想通りだとしても予想外だとしても
自分が決めたこととして
相手のせいにしないこと。

この覚悟があれば
何があっても、振り回されないのではないかと思いました。

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愛菜さんは
その揺るがない自分軸を持つのは難しいと言います。
人間は弱い生き物
だからこそ、人は「信じたい」と願い
理想にすがるのではないかと言っています。

思わず、唸りました。


１６歳とは思えない・・・
人間に対して慈愛に満ちた言葉
汚れなき崇高な魂
尊敬します。🍀

🌈Special thanks to TOMOさん
（表紙イラスト・クリエイター）