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台湾へ、自殺寸前だった女の一人旅③1日目台北1/2

こんばんは。
自殺寸前だった私が、台湾へ一人旅し得たものを書きます。始めての方は序章を参照ください。
今回は、1日目の台北編です。

行った場所:
台北(松山空港到着)→科技大楼駅→台湾大学→公館→師範大学→新店→板橋
食べたもの:
カエルタピオカドリンク、八方雲集、豆花、友人ママの作った牛肉麺
体験:
川べりで台湾の友人にひたすらコーチングを受ける、台湾のクレーンゲームの罠、懐かしい場所を巡りセンチメンタリズム

まず、松山空港でSIMカードの差し替え。楽天やアマゾンで事前に買うことも検討しましたが、万が一もあるのでここはケチらず空港にて。相変わらず空港の店員さんがどんな言語の携帯も職業的勘でSIMを差し替えてくれるのはすごい。
MRTでまっすぐ、科技大楼駅へ
ここは私が昔住んでいた駅で、通っていた大学に近いのです。この数年でどれだけ変わったか戦々恐々としていましたが、スタバもマックもスーパーもそのままであまりの変わらなさに驚きました。この駅から大学までは、安い学生向けのお店が並ぶ通りがあり、100元でカレーやイタリア料理、鍋屋などいろいろあります。私は毎日その通りを制覇していたら、数か月で10キロ太りました(えへん)。その通りをいつも一生懸命歩いていたのです。異国での生活、私は一生懸命でした。たくさん食べながら必死でした。あれから結婚もして、別れそうで、また壊れて、そしてまた戻ってきて歩いている。

変わらない道

大学に入ると、相変わらず広くて、休日だったため、学食はやっていませんでしたが、農学部の畑には相変わらず美しい南国の花が咲いていて、鴨ぽいのが寝てて、お坊さんや近所の人、車いすのご老人の散歩ルートになっていて、変わっていませんでした。

色の強い植栽
大学
大学内の大通り



公館という駅は、学生街で、東京でいうと、駒場東大前、みたいな。夜市も有名です。町の作りも通りも変わっていませんでした。
久しぶりの台湾で個人店に入る勇気はなく、チェーン店の八方雲集に行きました。そこで、水餃子と小菜を食べる。

水餃子


そこから歩いて、また師範大学周辺に行き、ここもまた友人とぶらついた路地をぐるぐる回りました。

ずっと不思議な感覚です。
台湾にいるということ、自分の足で歩いているということ、私が選んで歩いている。過去の私と今の私は別であり、そこには距離があり、その感覚が、毎朝苦しみと悩み、過去への後悔と傷の重さに動けなくなっていた私に、今しかないという感覚を鮮明に身をもって教えてくれるのです。
天気はよく、木陰から太陽の強い光が差し込み、路地の花は強い色をしています。
朝起きれず毎日泣きわめき、混乱し、よりそいホットラインに鬼電していた私と、距離ができていきます。
今、そこには少しづつ、力強く歩く、重いリュックを背負いながら歩く私がいたのです。

師範大学のそばには、緑道があり、ベンチで休憩していると
台湾の友人夫妻から連絡があり(相変わらず直前☆)今から新店駅に来れば案内すると。
MRTで一本だったため、懐かしい場所に別れを告げ、新店に向かいます。

長くなったので、2回に分けます。
この後、新店の川べりで、台湾の友人に熱くコーチングを受けることとなります。

読んでくださってありがとうございます。
おやすみなさい。


パチもん天国

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