見出し画像

情報に溺れる社会【155】

みなさんは、この記事を何のデバイスで見ていますか?

1、スマートフォンやタブレット端末

2、パソコン

3、スマートフォン以外の携帯電話


私の考えでは、1・2・3の順に数が少なくなっていくはずです。でも、3つに共通していることが1つあります。それは、、、

インターネットに接続が可能であるということです(でないとこのページは見られません)。私たちの生活において、インターネットというものは21世紀に入って破竹の勢いで普及し、今ではほとんどの人が日常で使うものとなりました。総務省の調査によると、平成29年度現在、その普及率は日本の人口の83.5%だそうです。

(出典)総務省「通信利用動向調査」

確かに、インターネットって、ひじょ~~~に便利です。でも、便利すぎることには必ず裏があります。

1、ものを調べるとき

例えば、ものを調べる時に皆さんはどうやって情報を得ようとしますか? ありがちな答えは、まとめサイトを見るだとか、調べて一番上から見ていくとか…。

それで得られたことに満足して、その情報を正しいものとして受け取っていませんか? でも、その情報が100%正しい保証ってどこにもありませんよね。宇宙に出ればありますか?んなこたーない!(タモリ)

だからこそ、色んな情報を比較して見極めることが必要なんです。数Ⅰ・Aの集合の分野で、円が重なって、全部が重なっている部分を「∩」と表しましたよね? まさにこの部分です!でも、それこそが「確実に、絶対に」正しいとは言えませんが、その確率は上がりますよね。

ただでこそ、デマ情報で満たされているインターネットの世界ですから、この能力は必要になってくることです。

でも、これから先は「逆の立場」になる人が増えると思います。FacebookやTwitterをはじめとするSNSの普及で、自らインターネットに情報を残すことも容易になってきました。そうなると、発信者側である私たちが、常に正しい情報をアップするということが重要になってきます。この点に関しては、責任も伴ってくるため、注意を払う必要があります。

2、デジタル・デバイド

上に出ていた、総務省のグラフからも分かるように、インターネットの普及率は大変向上しました。でも残りの十数%の方々は一体どんな人なのでしょうか?そのほとんどは、お年寄りと子供です。子供はいいんです。その親が情報を得ることができるので。問題はお年寄りです。例えば、山間部に住んでいるお年寄りの方々。そこに、インターネット環境はあるでしょうか?すべての地域にないとは言えませんが、ない地域は多いでしょう。そういった人々と、都心部で暮らす私たちの間には、確実に「情報」の差があります。これをかっこよく言うと「デジタル・デバイド」と言い換えられます。

では、なんでインターネット環境が地方には広がりにくいのでしょうか?一番はやはり、そのコストでしょう。回線を引くのはタダじゃありません。それなりのお金はかかります。あと考えられるのは、そもそもお年寄りは情報端末を持っていないことであったり、理由はいくつか出てくると思います。

じゃあ、どうすればそれを解消できるでしょうか?やはりこれは国家の問題ですから、国がちゃんと様々な面でサポートをするということでしょう。これから情報を無くして生きてゆくことは不可能に近くなってきます。ですから、これ以上に格差を生まないためにも、今から手立てを打っておくことは非常に大切です。

3、まとめ

ダラダラと書きましたけれども、何が言いたいかといえば、「インターネットを使うんだったら十分に頭を使いましょう」ということです。これに尽きます。このことを頭の端っこの方にちょこんとおいてもらえると、嬉しいです。

こんな記事ですが、最後まで読んでくれた皆さん、もしくは途中はすっ飛ばしたけどここだけでも見てくれた皆さん、あいがとさげもした。

※写真:noteのみんなのフォトギャラリー、もしくはphoto AC より

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?