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【TOEIC】900点超勉強法〜リーディングには「手」を出しちゃダメ!!!〜

記事を読んでくださっているみなさまこんにちは、Sakiです!

今回の記事ではPart7を効率よく解く鍵、速読についてお話ししようと思います。

速読がスコアUPの鍵!

TOEICに関する相談を受ける際に聞くセリフ、堂々の第一位、

「最後まで解き終わらない」

これ、本当によく聞きます。

わかります。とっっっってもよくわかります。

私は前回の1月の受験を含め今までに7回受験したのですが、お恥ずかしいことながら最後まで解き終わったのはここ2回だけです。

しかし、最後までしっかりと読んで解き終わった回は両方とも900点を超えているんです!

何が言いたいかというとTOEICの長文問題は配点が高い。恐らく。

そしてそれほど難しくはないパッセージであっても、時間に追われるプレッシャーで実際の5倍くらい難しく見えてしまっている。結果パフォーマンスが下がってしまう。

Part7の問題は700〜800点取れる英語力がある人ならゆっくりと慎重に読み進めれば絶対に理解できるはずのものがほとんどだと思うのです。私もそのくらいの点数の時に解いた模試は、間違えた問題の答え合わせをするとちゃんと理解することができて、「何でこんなの間違えてるの?悔しい〜!!!」と思うことが多々ありました。

上記からわかるように、速読できるようになれば点数大幅アップも夢ではないのです!

そう、SFの父とも呼ばれるフランス人作家ジュール・ヴェルヌも言っていたように「想像できることは実現する」!

まずはTOEICを余裕で時間内に解き終わる自分を想像して〜…はい、想像できた方から次へ進みましょう!

英語脳を作る

英語の長文読解の時、脳内で無意識に和訳してしまう方、多いのではないでしょうか。それって実質同じ文章を2回読んでいることになってしまいますよね。

英語は英語で理解、認識することが速読につながります。日本語で「りんご」という単語を聞いたらりんごの画像を想像するように、「Apple」と聞いたときにもりんごの画像が思い浮かぶようにしたいのです。

これは名詞だけではなく、他の品詞でもできるのが理想です。

知覚動詞を例に挙げてみましょう。例えばperceive(知覚する、気付く)という動詞ですが、私のイメージはこんな感じ↓

英単語の対訳としていくつかの日本語訳が挙げられる単語はその日本語や英単語が使われている文脈などから、単語の「意味」ではなく「イメージ」を掴めるようにしましょう。

慣れるまでは単語を画像検索するのもいいかもしれません。

「手」を出しちゃダメ!!!

長文を読むとき、こんな風に指やペンで文章をなぞりながら読んでいませんか?

私もずっとそうやって読んできました。しかしあるとき英語のネイティブスピーカーの方から"Don't follow the sentences with your finger. Your eyes can read faster."と言われてやっと気がつきました。

試しに日本語の文章を指で辿りながら読んでみましょう。

文庫本の小説1ページは約37文字×16行、セリフがあることも考慮して550文字前後だと仮定します。
あくまでも私の場合ですが、指を使って読むと約20秒かかります。
ところが目だけで読むと約12秒。8秒も時間を短縮することができました。
およそ1.6倍速!!!

英語のペーパーバックでも試してみました。ペーパーバックは1ページ約300語ですが、指で辿った場合約1分20秒、目で追った場合約50秒かかりました。これも1.6倍速ですね。

私の場合のWPM(Word Per Minute)は
指で読むとき約225wpm
目で読むとき約360wpm
になりますね。

この記事を書くにあたって調べてみたところ、リーディングセクションでは6000語前後を読む必要があるようです。私が指で読んだ場合26-7分、目で読んだ場合16-7分は読むことだけに時間を割くことになります。(実際つまづくところもあるのでもう少しかかると思いますが…)

何と指を使わないだけで10分の短縮!!!

TOEICの10分がどれほど大きいかは受験したことのある方ならわかるはず!
リーディングには「手」を出すなというのはこういう物理的なことです。

WPMを上げるためには、とにかくたくさん単語を覚えて、たくさん文章を読む、これに尽きるので「読む」という行為自体にはたくさん手を出してください!

単語を効率よく覚える方法については以前投稿した記事で触れているので参考にしてみてくださいね。

さいごに

今回は速読についてお話しましたが、この記事で紹介した読み方を実践していくと「スキミング」ができるようになります。
速読に慣れてくるとどの単語が重要なのかわかってきます。

よく例に出される英文ランキング1位"This is a pen."で言えば重要な情報って"this"と"pen"くらいです。

速読をマスターしてTOEICの時間の壁を取り払いましょう〜!

大事なことなので最後にもう一度、

リーディングには「手」を出しちゃダメですよ!!!

参考になった、もっと色々な勉強法が知りたい、という方は是非「スキ」やコメントしてくださいね!


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