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友達のおかげで

「そっけない」

「なんか微妙」

「卒業証書貰うだけ」

高校の友達と大学生活について連絡を取っている間に
お互いのやり取りから生まれた言葉たち。

本当にそう。

クラスメイトと大して仲良くなれないし、

完全オンラインの授業はいまだに先生の顔も名前も覚えていないし、

サークルは活動できるのかわからないからそれほど興味持てないし、

自分の通ってるキャンパスのどこに何があるかまったくわかってないし、

定期買うほうが高くつくほど対面授業ないし、

対面授業出たとしても出席確定の課題出さなくちゃならないし

私の偏見もだいぶ含まれてるけど

ほーーーーーんと大学ってよくわからない。

なんだかにゅるんってしてる。

大学ってこういうもん?

それともコロナだから?

誰に聞けばいいのかもわからないし
大学によってさまざまだろうし、

繰り返し繰り返し脳内で出てくる問いにため息が出る。


でも私は今ちゃんと大学に行けている。

それは友達ができたからだと思う。

いや、まぎれもなく友達のおかげだ。

私は浪人したから一個上、そう仲の良い二人に白状しても
なんら態度を変えずに接してくれる。

授業に遅れそうとLINEしたら走れば間に合うと励ましてくれる。

すごくわかり合えたわけではないけど
ふとしたことで笑い合える。

それに距離が縮まって一緒にご飯を食べるときに
初めてマスクを外した顔が見えたら
もっと距離が縮まったと感じられる。

親友、とまでは正直まだ言えない。

でもそれでいいのかもしれない。

いつも考えてるよりもちょっとしたときに思い出せるほうが
お互い自分の時間も大切にできる。

それがいいのかもしれない。

会えてよかった。とあなたはLINEしてくれたけれど
それはこっちのセリフ。

私もあなたに会えてよかった。

いつもありがとう。

あなたがいるから私は大学生活が楽しい。

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