imaya_0467

テンポスホールディングス発行の 全国誌スマイラーに掲載中のコラム お題「江戸の知恵✖️飲…

imaya_0467

テンポスホールディングス発行の 全国誌スマイラーに掲載中のコラム お題「江戸の知恵✖️飲食話✖️下ネタ」 原稿メモです。 あと少し日記。 https://imaya.info/

最近の記事

【漢意-からごころ】

にっぽんが育んできた生活や習慣、言葉や心の働きを易々と捨て、他国の習慣など無意識に受け入れ喜ぶ人達を軽蔑する時に使う、江戸時代の国学者 本居宣長の言葉。対義語「大和魂」 こりゃ〜メリケンの流行りモンでェ? いきちょんセレブがどーしたこーしたァ? なぁにぬかしゃがんで、べらんめェ! 粗塩で脳味噌もみ洗ってきやがれってんだ!! なんでもかんでもアチラさんに首っ丈になりやがって、すっこんでろって唐変木! こないだウチの定食屋のトンチキ職人ヤローが、やっぱりお洒落なイタ飯屋で

    • 2024 4/8月 

      4時半起床。 富山旅行2日目。旅館の朝。 妻と早起きがすぎてしまう。まだ暗い夜空にキラキラする星を眺めて2度寝に挑む。 6時過ぎ再び起床。 朝の露天風呂に入る。 7時半、妻と旅館の朝食広間へ。 地の食材を使用した朝ごはん。 普段は朝食を食べないので遠慮がちにいただく。 部屋に戻ると眠くなる。 ベッドに横たわり、読みかけの本を開く。 今回の旅先、富山県黒部の昭和初期トンネル貫通工事、その作業中に起きた記録文学。衝撃の連続。事実は小説より奇なり。 9時、妻の朝のお化粧

      • 花ノ便リ。

        また春でございますねえ。 月日の経つのはまことに早いものでございます。 春は新しい出会いの季節なんて申しやすが、 何も人様だけじゃねぇ、おめぇさんの心の中にある新しいものに出会うのも春かもしれません。 ここんとこ、御自身のコトで新しく発見した事なんぞ、ありますでしょうか? さてさて、べべん、べん。 これは、うららかな春の山道を、とあるウンコ愛好会で知り会った若い男女が散歩する話でこってす。 まだ初々しい2人。恥ずかしがって互いの苗字をさん付けなんぞで呼び合いながら、春

        • ハルカゼ御用心

          【おっこち】 -江戸時代の色事のこと。惚れるという意味にも用いる。色恋の相手や、惚れた相手の意味もあり、その場合は男女の別なく用いる- 浮気や不倫。 スリルと股関に人格が支配されてしまい、 誰もが一度や二度はしたことがあると思います。 勝負師ぶって、浮気ラインのギリギリ攻めても結局は己の欲望に沼り、ボロが出ちゃいますよね。 自宅でやたらスマホにロックをかけるようになった知人は、奥さんから怪しまれているとも知らず、家族で行った焼肉で楽しく酒を飲まされて、帰宅後に良い気分

        【漢意-からごころ】

          2024/1/4木

          6時半起床。 早くも正月休み最終日。 正月休み中は自宅の片付け、掃除や空手の練習をしたり。 今年高3になる息子は進路を自分なりに決めて元気にやっていたし。 妻とは一緒に初日の出を拝み、吾妻山に登って秘密の道を発見したり。 二人三脚で歩むいまやの未来のビジョンも共有できた。 おかげ様で穏やかに一年の英気を養う休暇になった。 元旦の能登半島の震災、羽田空港の事故 気持ちが悪くなる残酷な現実。 備えられる事は備え、今の日本に住む意識をしっかりと持たないと何ひとつ守れないと

          目の寄るところへタマ

          巷で話題の「テンポスな人たち」として 『江戸の知恵✖️飲食話✖️下ネタ』 と言うお題に毎月挑戦させていただき、まる2年経ちました。 甚だお目汚しな文章ではございますが、 来年はスマイラーも100号台に突入する記念すべき辰年。 まさに天に昇る龍の如く、朝にそびえる起棒の様な新シーズンの始まり。 公衆便所の秀逸な落書き以上のユーモアと機知に富んだコラムを寄稿できるよう、益々イチモツに気合を入れて書かせていただきたい所存であります。 さて 師走の飲食店は一年の締めくくり。

          目の寄るところへタマ

          2023/11/28火

          6時半起床。 夜の稽古に備えて昼寝をする前提の早起き。 入浴からのストレッチ。 掃除機をさっとかけて読書時間。 『教育に携わるものとして、最も重要な行為は「人の心に火を点ける」こと。一旦、魂に点火すれば後は止めても止まらない』 教育とは、100歳の少年少女を生み出す事であって、訳知り顔の10歳老人を生み出す事では無い 携帯電話より糸電話が優先される年齢があるはずだ。 と続く巻頭言。 人間的な色彩を失った、頼りになる大人が全く居なくなる未来を憂い、師を越える弟子、突

          2023/11/28火

          2023/11/7火

          8時起床。 休日の朝。 昨夜は深夜2時頃から目が覚めてしまいウトウトするが寝つけず。 ボヤっとしながら起床後、朝風呂に浸かり、軽くストレッチした後、読書タイム。 ◾️最近読みかけの本 ・人間というもの 司馬遼太郎 ・虐殺のスイッチ 森達也 ・首 北野武 ・地霊を訪ねる 猪木武徳 ・東京の下町 吉村昭 ・生きたか指南 幸田文 ・弾丸メシ 堂場瞬一 •トレインスポッティング0 アーヴィン•ウェルシュ ・西郷隆盛の謎 ・人間臨終図鑑 山田風太郎 ・これを食べてはいけない 郡

          チン◯万来

          近所の老舗ジンギスカン屋の店頭にこんな貼紙がしてありました。 「オーダーは3回まで、酔っ払い入店お断り。 あと、ジンギスカンは必ず食べること」 全体的に強気。翌日の排便に備えて胃薬飲んででもフツー食べると思いますが。。 他にも、近頃は注意喚起の貼紙が色々な飲食店に貼られています。 「子連れ不可」 「スマホ撮影NG」 「店内待ち合わせ禁止」 「酒を飲まない方NG」 「アルコールの追加がないと即会計」 客サイドは、店のルールを頭に入れ、イエローカードに気をつけなければな

          チン◯万来

          飯屋のシゴト

          宮崎県でタイ料理屋を経営する賭博と女が趣味のロクデナシ中年Tと久々に会い、一杯呑んでいた時のコト、Tが語り始めました 「今年の夏、フジロックに初出店しました、何回か気絶しましたが、いい経験になりました」 それは想像を超える非日常レベルな飲食話でした‥ 『FUJI ROCK FESTIVAL』 音楽好きじゃなくても一度はその名を聞いた事がある日本一の規模を誇る野外音楽フェス フードコートへの出店は毎年10万人近い来場者のライフラインになるだけに審査が厳しく、Tは7年間エ

          飯屋のシゴト

          快食パラダイス

          まだまだこーも暑いと、冷やし○ンタマ饂飩とかキリッと美味いですね。○ンタマは伸び切ってますが、○ンタマはひんやりが都合いい訳です。 さて、私が飯屋を営む大船仲通商店街は あの有名な観光地「鎌倉」の一部。 ですがキラキラした湘南のイメージは全くありません 昭和からず〜っと営業している八百屋、寿司屋、町中華に銭湯など、気合いの入った老舗が軒を連ねる「鎌倉のアメ横」 実に多種多様なモノが謎の安さで売られる にっぽんでも数少ない現役の昭和遺跡。 そんな場所ですから、「生きる伝

          快食パラダイス

          客上手ノススメ

          「気に入らぬ風もあろうに柳かな」 -江戸時代の禅僧・画家 仙厓 義梵- いつもご贔屓にしていただき 毎日の様に来ていただく常連様 本当に有り難く、感謝の極みであります 新規のお客様にすっと席を譲っていただいたり、 店が混んできたら自分の酒や肴を注文するタイミングに気を遣っていただいたりと 客界の黒帯と呼ぶに相応しい 見事なまでの振る舞い 店やスタッフに対するお気遣い 刺身なんかの食材もいいトコ食べてもらいたいし こちらも最高の敬意で接客させていただいたりと、店のテン

          客上手ノススメ

          ウマイの尺度

          『詩人の詩、書家の書、料理人の作った料理』 -江戸時代の歌人・書家 良寛の好まぬもの三つ- エゴといいますか虚飾といいますか 不自然であざとい感でちゃってない? とのコトだと思いますが でも整理整頓されたプロには無い生々しさは 素人モノが匂わすリアリティにムラムラっとあるし ちょっとわかる気がします 実録シリーズなんかは 最たるもんです 団地妻とかNTRとか あくまで芸術性についてですが 刺激されます 時すでに料理人ではなく アルバイトの学生さんや機械が調理する時代

          ウマイの尺度

          アメニモマケズ

          『天国なし地獄なし我もなし ただあるものは人と万物』 ~江戸時代の商人 山片蟠桃~ またひとつ歳を重ね、 俗に言うアラフィフに差し掛かりました 「もう50」と「まだ50」 どう想うかでこれからのメンタル全然違ってくる、みたいな話を ゴルフと会員制スポーツジムで余分に付いた贅肉相手に僅かな汗を流す位しかやる事がない先輩飲食経営者に言われましたが 梅雨シーズン特有の頭痛のせいで半分くらい聞いてませんでした。すいません それにしても、雨の日は調子が悪くなりました。。 背筋ま

          アメニモマケズ

          タイシュウリキ

          世界的ネームバリューの歌舞伎、相撲、浮世絵、寄席。 全て江戸の庶民が楽しみながら発信していった大衆文化なんです。学問や芸事に秀でたお殿様やお姫様からではなく、大衆から広まり世界を魅力していった江戸文化 西欧のオペラやバレエなどは、着飾った特権階級が楽しむ為の娯楽といった感がありますが、江戸の文化は庶民から楽しみだし、噂を嗅ぎつけた武士や奥女中が逆にお忍びで遊びに来ていたらしいです 現代でも私達が親しんでいるのは、庶民が楽しみながら広めていった大衆に馴染み深い文化だからなん

          タイシュウリキ

          食とヘキ。

          寿司、天ぷら、蕎麦など世界的にメジャーな、にっぽんの食文化 これらは江戸時代に手軽なファストフード、屋台メシとして始まりました。 江戸橋には「なん八屋」という何を頼んでも一皿八文の小料理屋もあり江戸の庶民は外食を楽しんだ様です。 ですが〜、 自分はこれらが登場する前、娯楽要素が入り込む前の江戸庶民の食生活にも興味があり、どんな飯食ってたのかな?の疑問が江戸にハマるきっかけでした 生活の為の食に入り込んだ娯楽要素が庶民の心理にどう作用し、現代に繋がっていったのか気になった

          食とヘキ。