退行催眠

3回目のカウセリングの時に退行催眠を受けた。これは幼い頃の自分に戻ってというやつである

正直いえば本当にかかっていたかどうかは疑問がつくが、それはどうでもいいことである。結果としてはオーライだったのだから


やたら涙が出てきて止まらなかったのは確かである。そして退行催眠を受けて浮かんだ画像は、タイルの床。もっとよくみたら上履き。そう、出てきた画像は、学校の床。見えたうわばきは私の足。


イジメられっ子だった。だから下ばかり見てた。いつもうつむいていた。いじめっ子に見つからないように。やっぱりここに行き着く。




セラピストの方に家でも退行催眠と似たような事はできると言われ、やり方を教わった。(勿論戻る方法も)家で又涙が流れるようなことがあったら試してご覧、みたいな事言われた(ただし無理はしないように、とも言われた)。


そして思い出した。私の鬱々とした状態は、あれが始めてじゃないことも。
中学生の時もあった。家に帰って、寝る時間になり、布団に潜ってしばらくしたら涙が溢れ出て止まらなかった日々が、あった事を。
理由わからなかった。ただ泣いて泣いて興奮して眠れなくなって、一晩中泣き明かして、朝腫れぼったい目で遅刻しつつ登校した時期がしばらくあった事を。アレも今思えば鬱だったんだ。


······で、中学時代の私はといえば、最低最悪の私だった。

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