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シティリーグ矢向ベスト4構築 ムゲンダイナデッキ解説

みなさんお久しぶりです。みやびーぬです。コロナやら受験やらで昨年の2月からほとんど大会に出場できていなかったのですが、この度久しぶりにシティリーグに出場してきました。一応そこそこの結果だったので記録として記事を書こうと思います。暇な時にどうぞご覧ください。

1.環境予想、デッキ選択経緯        2.デッキレシピ              3.採用カード解説             4.採用候補カード解説           5.各デッキへの立ち回り          6.当日のマッチ              7.シティを終えての感想          8.最後に


1.環境予想、デッキ選択経緯

tier1.黒馬バドレックス、ムゲンダイナ  tier2.三神ザシアン、連撃ウーラオス、悪パーフェクション、白馬バドレックス      tier3.インテレオン、ドラパルト、ジュナイパー、草パーフェクション

直前あたりは大まかに考えてこのような予想をしていました。場が揃ったときの制圧感が強く、前環境で流行していたウーラオス、ミュウミュウに強く出れる黒馬バドレックス、またそれに強く単純なデッキパワーが高いムゲンダイナが多いだろうと予想をしました。自分が使う候補としてはムゲンダイナ、連撃ウーラオス、レッドパーフェクションの3つだったのですが、連撃ウーラオスは自分の練度が足りない上に黒馬が厳しそう、レッドパーフェクションは自分が回してて安定感をかけらも感じなかったので自然とムゲンダイナを握ることになりました。ムゲンダイナは闘タイプが厳しいものの、それ以外にだったらほとんどに有利を取ることができる、また弱点をつける黒馬の流行によりウーラオスが減少気味、また当日予想外のデッキと当たっても高いデッキパワーを押し付けていけば勝てるのではないかと思い、このデッキを選択しました。

2.デッキレシピ 

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今回のデッキは「シンプルに、やりたいことを確実に通せるような構築」というコンセプトのもと作りました。特定のデッキに対するメタはなるべくせず、自分の強い動きを安定して通せるよう意識しました。

3.採用カード解説

《ポケモン》

ムゲンダイナライン4ー4

このラインはvmaxを削ろうか迷いましたが、2ターン目には絶対進化したい、盤面に複数立ててダメージ負ったダイナを入れ替えでスイッチしながら戦っていくこともしたかったのでフル投入にしました。実際4枚で困る場面は無かったです。

クロバット4

ドローしつつ打点向上に貢献してくれるのでフル投入。スタンプケアのために常に山札に1枚プールしておくのがベスト。

ガラルファイヤー2

ムゲンダイナと合わせて3ー2ー3のサイドプランを押し付けたい、序盤のエネルギーのテンポロスをつけかえと合わせてケアしたいためサイド落ち考慮で2枚。

レパルダス1

ボールから触れるスクラッパー。三神のお守りや適当についてる風船などを割る目的で採用。スタートはしたくないので1枚。

ガラルジグザグマ3

主に三神をドレッドエンド圏内に入れるため採用。あとはザシアンや進化前のvなどの220ラインを210にするためにも使います。4枚は腐る印象だったので3枚。

《トレーナーズ》

クイックボール4

スーパーボール4

ポケモン通信2

個人的に一枚単体で使えないポケモン通信の使い勝手が良くないなと感じたのでこの配分です。これ以上ボール系統を減らすと事故るイメージ。

エネルギーつけかえ2

序盤のエネのテンポロスをケアする目的でファイヤーとセットで採用。一枚だとなかなか上手く使えなかったので2枚にしました。

リセットスタンプ2

先述の通り3ー2ー3のサイドプランを押し付けたいため、リセットスタンプが強く使えると思い採用。試合中一回は絶対に打ちたいので2枚。2回使う試合も多かったです。

ポケモンいれかえ2

主に手負いのムゲンダイナvmaxを下げて別の個体にスイッチする際に使います。2枚だと枚数に余裕がなかったので3枚欲しい。

大きなおまもり2

主にガラルサンダーのらいめいげりを耐えるために必要です。他にも使い道はたくさんあるが詳細は後述。

ふうせん1

常ににげ0をボードに置きたかったため採用。2枚入れても悪くないかも。

博士の研究4

ポケモンを早い段階で揃えて殴りたいため縦引きの枚数を評価してフル投入。

マリィ3

捨てたくないカードを戻したり、相手の妨害に使う。嵩張るので一枚減らしたいが要検討。

ボスの指令3

4枚入れたかったけど枠の都合で一枚減らさざるを得ませんでした。

混沌のうねり2

雪道メタでの採用。2枚だと少ないけど3枚だと嵩張るイメージ。

ナイトシティ1 

入れ替え札を増やしたい、雪道対策でスタジアムをそれなりに積みたいという考えのもと採用。悪くはなかったがあまりしっくりこなかったので3枚目のうねりにしてもいいかも。

《エネルギー》

ハイド悪エネルギー1

エネルギーの枠を削らずに入れ替え手段を増やしたかったので採用。一枚でも良い働きをしてくれた。

ウィークガードエネルギー2

連撃ウーラオスのしっぷうづきのダメージを抑えるために採用。

基本悪7

エネルギーは合計で10枚以上ないと引けない印象だったので残り7枚は基本エネにしました。じゃえんのつばさでもつけれるため少ないと感じることはあまりなかったです。

4.採用候補カード解説

ミカルゲ

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一エネで殴れて火力がそこそこ出ますが準備に時間を要すること、間に挟むアタッカーはファイヤーでいいと判断したため不採用。

マーシャドー

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雪道対策。雪道下だとムゲンゾーンが消えるためこいつを出すことができる。今回は安定感重視のため見送ったが採用してもいいなと感じました。

うねりの扇

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連撃ウーラオスについてるエネルギーを剥がす役割のカード。雑に打っても強いので枠ができたら採用したい。

ツールジャマー

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レパルダスと役割が被るためおまもりに変更。

ビッグパラソル

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ウィークガードと合わせてのガラルサンダー対策、またペイルムーンへの回答にもなる。とは言ってもガラルサンダーとの対面の方がきつく、ウィークガードとの併用が前提なのが弱いと感じたため不採用。

グズマ&ハラ

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使えれば強かったが上手く使うためには複数積まなければダメだったので他に枠を割いた。

キャプチャーエネルギー

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ウィークガードいれないならこっち。元々連撃ウーラオスは厳しいので割り切ってこっちでもいいかもしれない。

5.各デッキへの立ち回り

黒馬バドレックス 有利

基本的には弱点のため順当に回れば勝てると思いますが無作為に突っ込むとガラルサンダーで崩壊するので必ず裏でファイヤーを育てておくこと。このマッチでは終盤のスタンプペイルムーンに備えてなるべくいれかえを温存しておくのが大事です。(これ書いててやっぱいれかえ3欲しいなって思いました笑)型によってはこのタイミングで雪道を貼られることがあるのでうねりを大切に使っていきましょう。

ムゲンダイナミラー 先行.微有利 後攻.微不利

五分と書いてますが実際はエネがついたムゲンダイナvを先に倒せた方がほぼ勝ちます。先行なら二ターン目にエネついたムゲンダイナを落とせるように、後攻なら一体目のたねポケモン→ムゲンダイナvmaxと倒された返しに必ずスタンプを打つ構えを取れるようにすること。ドガースが見えたら不用意にベンチを広げないようにすることを意識し、バッドポイズンをくらったダイナは必ず後ろに下げるのようにしましょう。マニューラ型なら不意のデッドムーンGXへの警戒を怠らずに。途中で失速した方が負けになりがち。

三神ザシアン 先行.有利 後攻.五分〜微不利

この対面はオルタージェネシスの返しに三神を倒せるかでほぼ勝敗が決まります。先行ならある程度余裕がありますが後攻の場合要求が高いためなるべく博士などでデッキを回すことを優先してオルジェネを返せるようにしましょう。もしオルジェネが返せないとわかったら無理にクロバットでドローするのはやめ、場に出たクロバットになるべくおまもりを貼れるようにしてボスで倒されることをケアしましょう。またなるべく手負いのポケモンでは殴らず、常に相手のアルティメットレイorブレイブキャリバーを耐えられるポケモンで戦うことも大事です。オーロラ見えた時点でガラルサンダーへの警戒を忘れないようにするのと、ベンチ展開しすぎるとクチートの火力が上がってしまうため不用意に展開はしないように。先1クチートでクロバット出されるのはケアのしようがないのでじゃんけん勝ちましょう。()

連撃ウーラオス 不利

目標としてはボスでエネついたウーラオスvを落としたりマリィで手札を減らしつつビートしたりするなど、キョダイレンゲキをなるべく撃たせないようにすることが大事です。またしっぷうづきはできるだけウィークガードつきムゲンダイナかファイヤーで受けるようにし、ナゲツケザルが出てきたら早い段階で狩る、しっぷうづき150×2=300+クイックシューター2回の合計340でムゲンダイナが落とされないようおまもりを貼るなど、とにかく負けないようにしつつ、こちらの強い動きを押し付けることも大事です。ただ基本的には厳しいので勝てないと割り切っても良いかもしれません。

悪パーフェクション 有利

ミュウミュウがワンパンできるので基本的には有利ですがエネつきムゲンダイナvmaxにデッドムーンが綺麗に通ると普通に負けるのでやられる前にやることが大事です。なるべく盤面を早期に完成させてデッドムーンをされてもアタッカーが途切れないようにしましょう。余裕があったらボスで序盤から中盤ならマニューラ、終盤ならシルヴァディを狩ると少し楽になります。シルヴァディを狩る場合はスタンプなどでなるべく手札を減らしてから狩れるとなおグッドです。

白馬バドレックス 先行.微有利 後攻.微不利

感覚としてはムゲンダイナミラーに近いイメージ。ただエネトラッシュの都合上ムゲンダイナと比べて息切れしがちなのでリセットスタンプが比較的通りやすいです。先行の場合ならエネつきバドレックスをひたすらボスで狩る、後攻ならなるべくキョダイランスを撃たせるような動き(ベンチを広げるとエンペラーライドでも火力が出てしまうので最初はガラルファイヤーでビートしつつ、中盤からベンチ展開していくなど)をして、サイドが一枚or二枚のときにスタンプを撃てるようにしましょう。最近はインテレオン軸も増えてきているのでうらこうさくでスタンプを解決される可能性があることには注意。また雪道が頻繁に飛んでくるのでうねりを貼ることを忘れずに。

6.当日のマッチアップ

予選

一回戦 白馬バドレックス 後 ○     二回戦 ドラパルト 先 ○        三回戦 三神ザシアン 先 ✖️       四回戦 連撃バシャゼラ 先 ○

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3勝1敗で決勝トナメ新出

トナメ一回戦 ドガスダイナ 後 ○    トナメ二回戦 三神ザシアン 後 ✖️ 

ベスト4

7.シティを終えての感想

•思ったより白馬、三神が多かった。

•三神と二回当たって二回とも負けてしまったので、もう何回か対戦してみてデッキの調整が必要だと感じた。

•ムゲンダイナのデッキパワーが高いため変に事故った相手はパワーで押し切れることやウーラオスがほぼいなかったことを踏まえると、デッキ選択は正解だったと感じた。

8.最後に

久々の大会でしたが、ムゲンダイナで決勝トナメ上がれてほんとに嬉しかったです!今回の大会を機にまた競技ポケカに少しずつ復帰していけたらいいなと思ってます。JCSは予定がなければ出てみたいです!

それではこの辺で。最後まで読んでくださりありがとうございました!!



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