「人生で大切なことは、すべて『書店』で買える。」
「人生で大切なことは、すべて『書店』で買える。」千田琢哉
タイトルから共感しかなくて、内容も首がもげそうになるほど頷きながら読んでしまった。
私は小さい頃から絵本を手当たり次第に読んでいた。小学校に入ってからは休み時間は図書室にいることが多かったし、今でも片道1時間半の通学電車の中でひたすら本を読んでいるというくらいの本好きだ。
教科書や経験よりも本から学ぶことは多い。本当に。
この本を読んで、今までの読書体験はとても大切なことだったのだなと再確認できたし、これからもっとたくさんの本を読んでいきたいと思った。
私は読みたい本は図書館で借りて、ずっと読み返したいと思ったり手元に置いておきたい本だけ買うようにしている。だから私の本棚は、数はそんなに多くはないけれどお気に入りばかりで眺めるのが楽しい。確かに私の人生に影響を与えてくれた本ばかりかも。
Xで #本棚晒す みたいなポストを見るのも大好き。
本当にこれはそうだなぁと思う。
私の周りには本を読んでいる人があんまりいなくて。いても私ほど読んでなかったりして、本について話してもいまいちピントが合わない感じになってしまう。
けれどXの読書垢の方と何人かお会いして、本の話ができて、すごく嬉しかった。この本が面白かったとか、こういうことを思ったとか、会話というより意見交換みたいな感じで面白かったし知的刺激をたくさんもらった。やっぱり読書家には読書家の世界があるのだなと思った。どの分野においても言えることだと思うけれど。
恋人も、できれば本を読む人がいいなと思う。深い話や難しい話を一緒に考えられる人がほしい。
私は1ヶ月に1回くらい無気力になる時期があって。何もかも嫌になってネガティブになってしまう…。でも最近、そんな時に読む本を決めてみた。エッセイ系の本。落ち込んだときにその本の存在を思い出してページを捲る。すると言葉の力が私の心の疲れを癒してくれて、また頑張ろうと思えた。うまくいかないときにこそ、出逢える言葉がある。もう病むことすら楽しみになりそう笑。
noteやXの投稿ではよく書いているけど、リアルではあんまり言ったことないな…いつかそれが言える人に出逢いたい。
綺麗な風景や美味しい食べ物と同じかそれ以上に、素敵な言葉を教えてもらえたら嬉しい。そんな関係に憧れる。
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