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嵐"Record of Memories"

11月26日。
今日全国公開のRecord of Memoriesを見てきた。

記事を開いていただきありがとうございます。
私は20歳の嵐ファンです。
18歳の誕生日に、嵐の活動休止が発表されました。
これは私がRecord of Memoriesを見てきた感想になります。


〜〜


映画館にはたくさんの嵐のファンがいて、それはもう年代も幅広く、小さな子からお姉様方まで、嵐の現場だな……という感じを実感。

中継が始まるまでも(これは翔くんの移動の関係)、中継が終わってから本編が始まるまでも、思ったより時間が空いたけど謎の緊張で気が気じゃなかった。

いよいよ始まった、と思ったら気づいたら終わっていて。

確かに嵐は私の原点であり、頂点だ、と実感した。

大学生の私は小学生の頃から嵐を見てきていて、いつから好きだったかなんて明確には分からない。

でもいつだってすぐそばに嵐がいて、初めてWALKMANを買ってもらい、嵐のCDを入れてから、いつだって私のテストや、部活の試合の日の朝の目覚ましはファイトソングだった。

そんな嵐が、立ち止まってそろそろ1年が経つ。

嵐は姿を消しても嵐の曲は私の日常で、メンバーの誕生日に更新されるSNSに、継続しているファンクラブに、慰められていた。


11月26日という日に公開してくれて、観られて、本当に幸せだったと思う。

メンバーがパフォーマンスしながら楽しそうに笑うのが好きだ。
そんなところを映画館の大スクリーンで観られた。

114台のカメラというだけあって、本当にたくさんの角度から切り取ってくれていて、どの瞬間だって私たちの観たい映像だった。
嵐だけじゃなくて、観客を、そして嵐の背中を写し出してくれて、それ越しに見た客席はほんとうに綺麗で、私はこのライブフィルムに、嵐、というか嵐の作り出したひとつの空間を見に行っていたんだと感じた。

嵐のコンサートは、本当に始まった瞬間からテーマパークに1歩足を踏み入れたかのような感覚でわくわくさせてくれる。
この演出は本当に、ほかの色々なアイドルのコンサートを見てきても唯一無二で、嵐をいちばんよく知っていて、そしていつだって見たものを何かに還元しようと弛まぬ努力を続けてくれる松潤だからこそできる演出なんだろう。


2019年1月27日の発表から約2年、今の状況を思うと、嵐が、休む前にこうやって有観客のコンサートができていたことを本当に幸運だったと思う。
でも、できることなら12月31日まで、ファンの振るペンライトを眺めていてほしかったな。

泣きそうなタイミングはたくさんあったけど、なんとか耐え抜けそうだった。
でも5×20はダメで、涙が止まらなくなった。
正直言うと、泣いてしまうのでコンサート以外のところでは私はあまり聴けていない。

"皆で見た景色は 今でもちゃんと動くよ"
"僕らが大事に守って来た 想いはこれからもずっと"

すべての歌詞に希望を探してしまう。
嵐が過去になりませんように。
そこに未来がありますように。
ただの思い出にしてしまうのはあまりにも惜しく、わたしたちにとって欠けるものが大きすぎる。

大野さんの歌声と、ダンスが好きだ。
わたしは色々なアイドルを見るようになって、色々なダンスを見てきたけど、素人の私でも大野さんは類稀なる才能とフィジカルをもっているんだろうなと思う。
たくさんのものを持っている大野さんはきっと、アイドルにならなくったってプータローじゃなく素敵な人生を送っていたんだろうな。
でもそれでもアイドルになってくれてありがとう。
またステージの上で見たいです。
ライブフィルムを見て改めて、嵐をまた生で見ないことには私は死んでも死にきれない。

私の記憶でいちばん古い嵐の背中はもっと華奢で、でも5×20で見た嵐の背中は比べることも出来ないくらい厚い。
色々な局面を越えて厚くなったんだろう背中、"無駄な物はなかった"と言ってくれてありがとう。
20年間をわたしたちに見せてくれてありがとう。


どんなに時間がかかっても、心からの笑顔で嵐が帰ってくる日が来ますように。
嵐と一緒に未来を見れる日が来ますように。

Love, love for you.

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