北海道一周徒歩旅行(第8日目)浦幌〜白糠

6月19日㈰
池田駅始発6時59分の普通列車に乗って7時51分浦幌駅に到着。コンビニで買ったパンを食べてから出発。
1キロほどで浦幌の市街地を抜け、国道38号線に入る。今日は白糠までずっと38号線をたどる。

浦幌から先山間部でトンネルが多い。


午前中は合羽を取り出すか迷うほどの小雨。流石に二桁国道とあって交通量はそこそこ多いが、両サイドは相変わらず原野が広がり、人家はおろか人工の建造物すら見当たらない。

単調な道が続く。白線の外側にははみ出し防止の溝が掘られている。

1キロ毎のキロポストだけを心の支えに、ひたすら無心で歩き続ける。
山間部のためトンネルとアップダウンの連続で、体力的にかなりきつい。

歩道のないトンネルは正直勘弁して欲しい…


20キロ過ぎ、釧路市の飛び地に入り、ようやく平地に。

釧路市直別にあったライダーハウス。廃墟と化している。

やがて旧音別町の市街地に入る。音別駅の待合室を拝借し、しばし休憩。

音別駅。立派な待合室がある
駅やコンビニ、スーパー、飲食店、宿泊施設もある音別市街地。

道はやがて海岸沿いに出る。雨は上がって晴れてきたが海風が入って涼しい。

2キロぐらい先まで見通せる道路


34キロで馬主来沼。ここで白糠町に入る。

馬主来沼。パシクルと読む、北海道を代表する難読地名の一つ。
馬主来沼周辺の商店も全て廃屋

道はまたも細かなアップダウンを繰り返しながら白糠の市街地へ。他の町もそうだが、白糠でも通りに人の姿がほとんど見えず、寂れた印象は拭えない。
17時頃白糠駅に到着。今宵は駅前のホテルに宿泊。

白糠駅。特急全停車の大きな駅。
浦幌〜白糠約50キロの間に駅はたったの2つ!


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